俳句の作り方 - 俳句入門 「お~いお茶新俳句」入選を目指して 俳句大学
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キゴサーチ(秋)
最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」(秋)
キゴサーチ(秋)
最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」(秋)
2021.09.06
2021.11.05
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目次
ア行
ア
あかいはね「赤い羽根(秋)行事」
あかいはね「赤い羽根(秋)行事」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.6
ひざまづき挿してもらひぬ赤い羽根 金子敦「シーグラス(2021)ふらんす堂」 赤い羽根は、毎年十月一日から一ヶ月間行われる共同募金。街頭で、募金した人の胸に赤い羽根がつけられます...
あき「秋(時候)」
あき「秋(時候)」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.8
会をしに出てゆく秋の体たち 鴇田智哉「エレメンツ(2020)素粒社」 日本語としては意味がつながっていますし、難しい言葉が使われている訳でもありません。なのにわからない。何の会だろ...
あき「秋 時候」
あき「秋 時候」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.10
一力の話など出て京は秋 星野椿「遥か(2021)鎌倉虚子立子記念館/玉藻社」 九十一歳の軌跡として出版された句集。「私には何時も大きな虚子が目の前に居た」と記しているように、虚子...
あきかぜ「秋風(秋)」
あきかぜ「秋風(秋)」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.11
秋風やわが名の印の売れし穴 石井清吾「水運ぶ船(2020.12.10)本阿弥書店」 押印廃止の風潮が広まって、こんな光景も過去のものになるかもしれません。お役所でしょうか。銀行でし...
あきぞら「秋空(秋)天文」
あきぞら「秋空(秋)天文」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.12
秋空のラの音高きさようなら 塩見恵介「隣の駅が見える駅(2021)朔出版」 そう言われればアキゾラにはラの音があります。ハルゾラ、ナツゾラ、フユゾラ。それぞれにラの音はありますが...
あきのちょう「秋の蝶(秋)動物」
あきのちょう「秋の蝶(秋)動物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.16
秋の蝶ちひろ画集に呼び戻す 広渡敬雄「間取図(2016)角川文化振興財団」 季語は秋の蝶。ちひろとは「岩崎ちひろ(1918-1974」」のことでしょうか。画家、絵本作家で「花の童...
あきのの「秋の野(秋)地理」
あきのの「秋の野(秋)地理」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.18
秋の野に大きな車輪まわりゆく 五味太郎「俳句はいかが(1994)岩崎書店」 句集ではなく絵本からの一句です。絵本作家・五味太郎さんの絵と様々な人の俳句が散りばめられています。絵も素...
あさがお「朝顔(秋)植物」
あさがお「朝顔(秋)植物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.19
あさがほのかたちで空を支へあふ 小津夜景「フラワーズ・カンフー(2016)ふらんす堂」 朝顔、もちろんご存知ですよね。あの花が空を支えているというメタファーが素敵な一句。ですが「あ...
あさざむ「朝寒(秋)時候」
あさざむ「朝寒(秋)時候」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.20
朝寒やフレーク浸る乳の色 高柳克弘「寒林(2016)ふらんす堂」 朝寒は晩秋の季語。「晩秋になると朝は著しく気温が下がり、手足の冷たさを覚える。いよいよ冬の近いことが感じられる」...
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いちやうちる「銀杏散る(秋)植物」
いちやうちる「銀杏散る(秋)植物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.22
いちやうちるひかりをつちにかへすため 蜂谷一人「青でなくブルー(2016)」 「銀杏は晩秋、一斉に黄金色の葉を落とす。青空を背景に輝きながら散り、秋の終わりを象徴する美しさである...
いねかり「稲刈り(秋)生活」
いねかり「稲刈り(秋)生活」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.24
稲刈つて顎を最後に立ち上がる 西山ゆりこ「ゴールデンウィーク(2017)朔出版」 稲刈りの後の動作を精密に写生しています。まず、腰をかがめて稲を刈っています。よっこらしょと立ち上...
いのしし「猪(秋)動物」
いのしし「猪(秋)動物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.25
猪の腹裂く青空を一度見て 杉浦圭祐「異地(2021)現代俳句協会」 猪は秋の季語。歳時記には「晩秋になると、夜 山から里へ下りてきて田や畑を荒す。芋・豆などを食い荒したり、土を掘...
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おどり「踊(秋)生活」
おどり「踊(秋)生活」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.26
白き指灯に咲かせゆく踊りかな 長嶺千晶「雁の雫(2015)文學の森」 踊りは盆踊りのこと。「本来先祖のためのものだったが娯楽になり、浴衣がけの男女が音頭にあわせて夜の更けるのも忘...
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かぼちゃ「南瓜(秋)植物」
かぼちゃ「南瓜(秋)植物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.27
包丁をくわつと銜へし南瓜かな 益岡茱萸「汽水(2015)ふらんす堂」 料理する人の実感でしょう。丸ごとの南瓜に包丁を入れる場面です。思いの外固く、途中で刃が止まります。押しても...
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きく「菊(秋)植物」
きく「菊(秋)植物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.9.29
香水瓶の菊は雪岱菊の頃 佐藤文香「菊は雪(2021)左右社」 雪岱は小村雪岱(こむら・せったい)のこと。大正から昭和初期にかけて活躍した日本画家です。二十二歳で泉鏡花の名作「日本橋...
きくのきせわた「菊の被綿(秋)行事」
きくのきせわた「菊の被綿(秋)行事」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.1
奥座敷菊の被綿なるを手に 岸本葉子「つちふる(2021)角川書店」 エッセイストで小説家、NHK俳句第二週の司会もつとめる作者の第一句集。菊の被綿とは古風な季語。平安時代、重陽...
きりぎりす「螽斯(秋)動物」
きりぎりす「螽斯(秋)動物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.1
地下道にゐる人間ときりぎりす 茅根知子「赤い金魚(2021)本阿弥書店」 季語はきりぎりす。イナゴに似ていて、チョンギースと鳴くアレです。秋の虫の仲間ではありますが、蟋蟀や鈴虫の...
きつつき「啄木鳥(秋)動物」
きつつき「啄木鳥(秋)動物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.2
きつつきや缶のかたちのコンビーフ 藤田哲史「天の川銀河発電所(2017)左右社」 「天の川銀河発電所」は1968年以降生まれの作家たちの作品を集めたアンソロジー句集。俳人の佐藤文...
ぎんかん「銀漢(秋)天文」
ぎんかん「銀漢(秋)天文」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.3
サラダバー横歩きして銀漢へ 森山いほこ「サラダバー(2016)朔出版」 句集のタイトルとなった一句。銀漢とは天の川のこと。ただし天の川とは少々趣が異なります。銀漢が一粒一粒の星...
ぎんかん「銀漢(秋)天文」
ぎんかん「銀漢(秋)天文」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.4
三角のボタンを押して銀漢へ 茅根知子「赤い金魚(2021)本阿弥書店」 季語は銀漢。天の川のことです。古代中国では、長江の支流である漢水の気が天に昇り銀河となったと考えられていま...
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けんじき「健次忌(秋)行事」
けんじき「健次忌(秋)行事」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.6
健次忌や夜雨に爆ぜる鳳仙花 堀本裕樹「熊野曼陀羅(2012)文學の森」 健次忌は作家・中上健次の命日。8月12日です。中上は、郷里である熊野の風土と、錯綜する血縁関係をもつ人々の...
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こすもす「コスモス(秋)植物」
こすもす「コスモス(秋)植物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.7
そらりすの光を曲げてこすもすは 小津夜景「フラワーズ・カンフー(2016)ふらんす堂」 コスモスはご存知ですよね。メキシコ原産のキク科の一年草。校庭や公園によく植えられていて、...
サ行
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さいかくき「西鶴忌(秋)生活」
さいかくき「西鶴忌(秋)生活」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.8
男てふ別の生き物西鶴忌 吉田林檎「スカラ座(2019)ふらんす堂」 西鶴忌は旧暦8月10日。元禄時代の作家 井原西鶴(1642〜93)の忌日です。大阪の町人で初め俳諧を学びます。...
シ
しゅうかいどう「秋海棠(秋)植物」
しゅうかいどう「秋海棠(秋)植物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.9
律のこゑ秋海棠の花のこゑ 小島一慶「入り口のやうに出口のやうに(2019)ふらんす堂」 TBSアナウンサーとして、後にフリーアナウンサーとして活躍された一慶さんが、病を得て亡くな...
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すすき「すすき(秋)」
すすき「すすき(秋)」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.10
壜にさすすすき電気のとほる家 鴇田智哉「エレメンツ(2020)素粒社」 透明なガラス壜。光を受けるすすき。電気のとほる家には灯りが。光、光、光。そして透明感。一見意表をつくとりあ...
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せきれい「鶺鴒(秋)動物」
せきれい「鶺鴒(秋)動物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.11
鶺鴒がとぶぱつと白ぱつと白 村上鞆彦「遅日の岸(2015)ふらんす堂」 鶺鴒は長い尾を持ち、尾を上下に振って石や地面を叩くように見えるところから「石たたき」とも呼ばれる鳥。いくつ...
タ行
タ
たいふう「台風(秋)天文」
たいふう「台風(秋)天文」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.13
台風の夜の佐野洋子の絵本 藤井あかり「封緘(2015)文學の森」 固有名詞が抜群の効果をあげている作品です。佐野洋子の代表作は「百万回生きた猫」。主人公の猫は、ある時は一国の王...
たかわたる「鷹渡る(秋)」
最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」(秋)
2021.9.6
ア行 ア あかいはね「赤い羽根(秋)行事」 https://jhaiku.com/haikudaigaku/archives/7980 あき「秋(時候)」 https://jhai...
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つき「月(秋)天文」
つき「月(秋)天文」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.16
月とペンそして一羽の鸚鵡あれば 高柳克弘「寒林(2016)ふらんす堂」 月とペンは一体何を表しているのでしょうか。今回は句の解釈ではなく、私の妄想を記してみましょう。この句が謎に...
つき「月(秋)天文」
つき「月(秋)天文」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.17
つぶあん派こしあん派ゐて月を待つ 金子敦「音符(2017)ふらんす堂」 お月見の一コマでしょうか。月の出を待っているのですが、手持ち無沙汰です。酒には早いし、俳句は月を見てから作...
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とうがらし「唐辛子(秋)」
とうがらし「唐辛子(秋)」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.20
唐辛子売るや辛さを詫びながら 小池康生「奎星(2020)飯塚書店」 東京の縁日では七味売りをよく見かけます。屋台では威勢が大事ですから、口上を手慣れたもの。「辛くてごめんね」な...
とりわたる「鳥渡る(秋)」
とりわたる「鳥渡る(秋)」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.22
ふたたびとなきあをぞらを鳥渡る 日下野由季「馥郁(2018.9.25」 同じ空はひとつとしてない。俳人の宇多喜代子さんは、よくそうおっしゃいます。地球が生まれて45億年。その...
とんぼ「蜻蛉(秋)動物」
とんぼ「蜻蛉(秋)動物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.23
上のとんぼ下のとんぼと入れかはる 上田信治「リボン(2017)邑書林」 いつか見た光景ですが、この句を読むまで忘れていました。そんなこともあったなあと思い出されます。あれはいつだっ...
ナ行
ナ
なし「梨(秋)」
なし「梨(秋)」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.24
梨剝く手サラリーマンを続けよと 小川軽舟「朝晩(2019)ふらんす堂」 誰が梨を剝いているのでしょうか。「サラリーマンを続けよ」と言っているのですから、作者の妻。「続けよ」という...
なんきん「南瓜(秋)植物」
なんきん「南瓜(秋)植物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.25
なんきんとかぼちゃどっちが好きですか 坪内捻典「ヤツとオレ(2015)角川書店」 ネンテンさんらしい、一筋縄ではいかない一句。本当はトシノリさんというらしいのですが、誰もそう呼び...
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にしのきょしき「西の虚子忌(秋)行事」
にしのきょしき「西の虚子忌(秋)行事」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.27
会ひたくて来たのに会へず西虚子忌 星野椿「早春(2018)玉藻社」 西の虚子忌とは、10月14日に比叡山横川の虚子之塔で行われる法要のこと。虚子は比叡山を度々訪れ、虚子之塔を建立...
ハ行
ハ
はげいとう「葉鶏頭(秋)植物」
はげいとう「葉鶏頭(秋)植物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.28
葉鶏頭喉を削つてうたふ歌 成田一子「トマトの花(2021)朔出版」 葉鶏頭は熱帯アジア原産のヒユ科の一年草。葉の形が鶏頭に似ていることから、そう呼ばれます。美しいのですが鋭い葉が...
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ぼんおどり「盆踊(秋)生活」
ぼんおどり「盆踊(秋)生活」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.29
盆踊りを睨むヤンキー 又吉直樹「蕎麦湯が来ない(2020)マガジンハウス」 「カキフライが無いなら来なかった」「まさかジープで来るとは」に続くシリーズ第三作です。有季定型ではな...
マ行
ミ
みずすむ「水澄む(秋)地理」
みずすむ「水澄む(秋)地理」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.30
タレースの万物は水澄みにけり 有馬朗人「黙示(2017)角川書店」 「トルコ紀行十九句」という前書きがついている連作の一句です。タレースはトルコに生まれた哲学者。紀元前6世紀に活...
みずのあき「水の秋(秋)地理」
みずのあき「水の秋(秋)地理」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.10.31
両の手は太古の器水の秋 木暮陶句郎「薫陶(2021)ふらんす堂」 「秋の水は透明で美しい。その曇りのないさまは、研ぎすました刀の譬えにも使われる。水の秋は水の美しい秋を湛えていう...
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むかえがね「迎鐘(秋)行事」
むかえがね「迎鐘(秋)行事」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.11.1
人影をとほすひとかげ迎鐘 井上弘美「汀(2008)角川SSコミュニケーションズ」 迎鐘は「六道参(ろくどうまいり)」の傍題。八月の七日から十日までの間に、京都の珍皇寺(ちんのうじ...
むしのね「虫の音(秋)動物」
むしのね「虫の音(秋)動物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.11.2
虫の音や私も入れて私たち 野口る理「しやりり(2013)ふらんす堂」 虫は秋鳴く虫の総称。「虫の音色にはそれぞれ風情があり、鳴いている所・時・数によって趣も違う。その声を聞くと秋...
モ
もも「桃(秋)植物」
もも「桃(秋)植物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.11.3
岡山へ行きたし桃を五つ食べ 西村麒麟「鴨(2017)文學の森」 よく言ってくれました。桃と言えば岡山。他県の方の不興をかってしまうかも知れませんが、岡山と桃のえにしは深いのです。...
ヤ行
ヤ
やちぐさ「八千草(秋)植物」
やちぐさ「八千草(秋)植物」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.11.4
首都を出てすぐ八千草の国となる 高山れおな「冬の旅、夏の夢(2018)朔出版」 八千草とは、秋の七草を初め秋に咲くさまざまな花のこと。日本ならば吾亦紅や刈萱、竜胆などが頭に浮かび...
ユ
ゆずぼう「柚子坊(秋)」
ゆずぼう「柚子坊(秋)」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
2021.11.5
柚子坊のたつぷり食べてよきみどり 片山由美子「飛英(2019)角川書店」 アゲハ蝶は柚子などの柑橘に卵を産みます。その幼虫の芋虫は柚子坊と呼ばれ、柑橘の葉を食べて成長します。確...
あかいはね「赤い羽根(秋)行事」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
あき「秋(時候)」【最近の句集から選ぶ歳時記「キゴサーチ」/蜂谷一人】
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