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夏の季語「麦(むぎ)」の解説
麦(ムギ)は、黄金色に初夏に実る五穀の一つで、小麦、ライ麦、大麦、燕麦などの種類があります。パン、焼酎、ビール、醤油などの原料になります。
夏の季語「麦(むぎ)」の子季語・関連季語・傍題・類語など
穂麦(ほむぎ)/麦の穂(むぎのほ)/大麦(おおむぎ)/小麦(こむぎ)/皮麦(かわむぎ)/裸麦(はだかむぎ)/燕麦(えんばく)/オート麦(おーとむぎ)/ライ麦(らいむぎ)/黒麦(くろむぎ)/麦畑(むぎばたけ)/麦生(むぎう)/麦の波(むぎのなみ)/痩麦(やせむぎ)/早麦(わせむぎ)
夏の季語「麦(むぎ)」を使った俳句一覧
- 藷掘て麦の用意や片山家 / 青木月斗
- 風光る穂麦の果や煤ぐもり / 芥川龍之介
- 地上三尺霧とぶ笠や麦を蒔く / 飯田蛇笏
- 行水の裸に麦の夕日影 / 飯田蛇笏
- 夏海へ燈台径の穂麦かな / 飯田蛇笏
- 葡萄棚ふかく麦うつ小家かな / 飯田蛇笏
- 麦畠や奈良の小鍛冶が古簾 / 飯田蛇笏
- 麦畑に芥子のとび咲く籬落かな / 飯田蛇笏
- 麦の穂にかる/″\とまる雀かな / 飯田蛇笏
- 麦刈て近江の海の碧(あお)さかな / 石井露月
- きさらぎの雪とけがたし麦は生ふ / 石橋辰之助
- 雑魚掬ふ童もゆきて麦熟れぬ / 石橋辰之助
- 麦蒔の日は笠寺に静也 / 岩田涼菟
- 曙や麦の葉末の春の霜 / 上島鬼貫
- 遠里の麦や菜種や朝がすみ / 上島鬼貫
- ひとへもの径の麦に刺されたり / 臼田亞浪
- 鳩啼いてひとり旅なる山の麦 / 臼田亞浪
- 山の月雨なき麦を照らしけり / 臼田亞浪
- するが野や大きな富士が麦の上 / 臼田亞浪
- 浪の音島山の麦熟れにけり / 臼田亞浪
- 浅間猛る日々を黄ばめり山の麦 / 臼田亞浪
- 帰還兵病めり熟れゐる山の麦 / 臼田亞浪
- 墓掃いて穂麦の風にむせびけり / 臼田亞浪
- 穂麦原日は光輪を懸けにけり / 臼田亞浪
- 雹の音こころに昏く麦ありぬ / 臼田亞浪
- 初風の十勝国原麦は黄に / 臼田亞浪
- 瓦礫なか麦の芽生えて咳きこゆ / 臼田亞浪
- 麦まいてしまひ風吹く日ばかり / 尾崎放哉
- 山畑麦が青くなる一本松 / 尾崎放哉
- 初雪や麦の葉先きを仕舞かね / 加賀千代女
- 麦からにひよこの遊ぶあふひかな / 各務支考
- 麦時や三弦ひきに鉢ひらき / 各務支考
- 出ばやな籬の野べの麦踏に / 加舎白雄
- 砂ふるへあさまの砂を麦うづら / 加舎白雄
- 麦埃赤光の星森を出づ / 川端茅舍
- 神苑の四方より麦を打つこだま / 川端茅舍
- 麦やせをおろそかに畑薊かな / 河東碧梧桐
- 里心麦にふかれて戻るなり / 河東碧梧桐
- 元日や山ふところの麦ばたけ / 久保田万太郎
- 春の灯の麦の畑越しみゆるかな / 久保田万太郎
- 麦畑に暑き日となる祭かな / 久保田万太郎
- 麦の穂によせて哀しきおもひかな / 久保田万太郎
- 砂みちのどこまでつづく穂麦かな / 久保田万太郎
- 浪すこし高くなりぬる穂麦かな / 久保田万太郎
- ふく風の雨氣にまけし穂麦かな / 久保田万太郎
- 麦熟るる風の舟橋わたりけり / 久保田万太郎
- あまぐものまたたゆたひて麦の穂や / 久保田万太郎
- 麦刈るやまた一しきり通り雨 / 久保田万太郎
- 麦笛や山のぼるときくだるとき / 久保田万太郎