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新年の季語「歯朶(しだ)」の解説
歯朶は、鏡餅や注連飾に添える新年の飾り物の一つのことをいいます。歯朶は、常緑であるために子孫が繁栄するとされています。
新年の季語「歯朶(しだ)」の子季語・関連季語・傍題・類語など
裏白(うらじろ)/諸向(もろむき)/歯朶飾る(しだかざる)
新年の季語「歯朶(しだ)」を使った俳句一覧
- やまびとや採りもつ歯朶も一とたばね / 飯田蛇笏
- 夏蝶や歯朶ゆりて又雨来る / 飯田蛇笏
- 歯朶の葉の七荷は誰を小殿ばら / 池西言水
- 国栖魚に日覆ふ歯朶の折葉哉 / 池西言水
- 岩魚釣歯朶の葉揺れに沈み去る / 石橋辰之助
- 真日あびて行きゆく原に歯朶の青 / 石橋辰之助
- かぐはしや時雨すぎたる歯朶の谷 / 川端茅舍
- 蓬莱や海老かさ高に歯朶隠れ / 河東碧梧桐