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新年の季語「若菜(わかな)」の解説
若菜は、七種粥に使う精気に満ちて香りが強い菜の総称のことをいいます。七草粥は、健やかに一年を過ごそうというものです。
新年の季語「若菜(わかな)」の子季語・関連季語・傍題・類語など
若菜摘(わかなつみ)/初若菜(はつわかな)/若菜舟(わかなぶね)/若菜の日(わかなのひ)
新年の季語「若菜(わかな)」を使った俳句一覧
- 雪の戸や若菜ばかりの道一つ / 池西言水
- かへるさも野に名残なき若菜哉 / 加賀千代女
- ここらかと雪にこと問若菜かな / 加賀千代女
- ひとつ家も摘出す雪の若菜哉 / 加賀千代女
- 手の跡を雪のうけとる若菜かな / 加賀千代女
- 人音を鶴もしたふて若菜哉 / 加賀千代女
- 白い手の雪間につもる若菜哉 / 加賀千代女
- 大雪の旦若菜をもらひけり / 加舎白雄