目次
夏の俳句自動作成
夏の俳句自動作成(上の句)
夏の俳句自動作成(中の句)
夏の俳句自動作成(下の句)
夏の季語「蛍(ほたる)」の解説
蛍(ホタル)は、夏の夜に冷たい光を明滅しながら水辺で集団で飛び交っている昆虫のことをいいます。蛍は、午後の八時頃から午後九時頃によく飛びます。
夏の季語「蛍(ほたる)」の子季語・関連季語・傍題・類語など
蛍合戦(ほたるがっせん)/平家蛍(へいけぼたる)/源氏蛍(げんじぼたる)/姫蛍(ひめぼたる)/宇治蛍(うじぼたる)/石山蛍(いしやまぼたる)/守山蛍(もりやまぼたる)/蛍採(ほたるとり)/蛍火(ほたるび)/初蛍(はつぼたる)/朝の蛍(あさのほたる)/昼の蛍(ひるのほたる)/夕蛍(ゆうぼたる)/宵蛍(よいぼたる)/雨の蛍(あめのほたる)/草蛍(くさぼたる)/大蛍(おおぼたる)/ほうたる
夏の季語「蛍(ほたる)」を使った俳句一覧
- 殪《オ》つさまにひかりもぞする蛍かな / 飯田蛇笏
- かざむきにまひおつ芋の蛍かな / 飯田蛇笏
- 牛部屋に昼見る草の蛍哉 / 池西言水
- 蛍呼ぶ子の首丈けの磧草 / 臼田亞浪
- 山霧に蛍きりきり吹かれたり / 臼田亞浪
- 籠蛍ほのに照らせる薔薇白し / 臼田亞浪
- 蛍光らない堅くなつてゐる / 尾崎放哉
- 蛍とぶ門が嬉しき帰省かな / 尾崎放哉
- がまの穂にとぼしつけたる蛍哉 / 加賀千代女
- つまづいて消つまづいて飛蛍 / 加賀千代女
- ひるは手に子供もとらぬ蛍かな / 加賀千代女
- 蚊帳つりの草や蛍のともしすて / 加賀千代女
- 窓に寝て雲をたのしむ蛍哉 / 各務支考
- 梨壺の五匁膳や飛ぶ蛍 / 各務支考
- さそふ水あらばあらばと蛍かな / 哥川
- 万筋の芒流るる蛍かな / 川端茅舍
- 明滅のいづれ悲しき蛍かな / 川端茅舍
- 月光に蛍雫のごとくなり / 川端茅舍
- 蛍高し筑紫次郎は闇にひそみ / 川端茅舍
- 苗代と共にそだつる蛍かな / 河東碧梧桐
- すべり落つる薄の中の蛍かな / 河東碧梧桐
- 馬独り忽と戻りぬ飛ぶ蛍 / 河東碧梧桐
- 灯あかき紙端に落る蛍かな / 河東碧梧桐
- 蛍来しあとや蝉飛ぶ端納涼 / 河東碧梧桐
- 蛍籠樒売る家に吊しけり / 河東碧梧桐
- 葭村に落る流れや飛ぶ蛍 / 河東碧梧桐
- 蛍飛ぶ庭流れ益田乙女恋ふ / 河東碧梧桐
- 実桑所望蛍見に来し午の雨に / 河東碧梧桐
- 行く蛍白雲洞の道を照らす / 河東碧梧桐
- ふりしきる雨となりけり蛍籠 / 久保田万太郎
- 親一人子一人蛍光りけり / 久保田万太郎
- 人亡せし家と見過ぎぬ蛍籠 / 久保田万太郎
- さびしさや箪笥のうへの蛍籠 / 久保田万太郎
- 若きひと死んで哀しき蛍かな / 久保田万太郎
- 瀬の音のうすくきこゆる蛍かな / 久保田万太郎
- 帯解きていでしつかれや蛍かご / 久保田万太郎
- 海のかたへ消えてゆきたる蛍かな / 久保田万太郎
- 逢へばまた逢つた気になり蛍籠 / 久保田万太郎
- 親一人あとにのこりし蛍かな / 久保田万太郎
- ねがへりのらくにうてたる蛍かな / 久保田万太郎
- さらさらと夜のものかるき蛍かな / 久保田万太郎
- 蛍とび夫婦おろかに老いしかな / 久保田万太郎