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秋の季語「芒(すすき)」の解説
芒(すすき)は、月見のおそなえとして代表的な秋の植物で、イネ科の多年草のことをいいます。芒は、秋の七草の一つです。
秋の季語「芒(すすき)」の子季語・関連季語・傍題・類語など
薄(すすき)/尾花(おばな)/芒野(すすきの)/芒原(すすきはら)/花芒(はなすすき)/穂芒(ほすすき)/芒散る(すすきちる)/糸芒(いとすすき)/鬼芒(おにすすき)/真赭の芒(ますおのすすき)/まそほの芒(まそほのすすき)/真赭の糸(ますおのいと)/一叢芒(ひとむらすすき)/一本芒(ひともとすすき)
秋の季語「芒(すすき)」を使った俳句一覧
- 折りとりてはらりとおもき芒かな / 飯田蛇笏
- 洞穴を水迸る芒かな / 筏井竹の門
- 迎火の燃えうつりたる芒かな / 臼田亞浪
- 影富士の消えゆくさびしさ花芒 / 臼田亞浪
- 雨細き暁の芒に対ひけり / 臼田亞浪
- 苦渋いよいよ深し霖雨の芒荒れ / 臼田亞浪
- 恋心四十にして穂芒 / 尾崎放哉
- 青芒日照雨鎬をけづり来る / 川端茅舍
- 芒枯れ細りきつたる麗かさ / 川端茅舍
- 青嵐や芒の中の花薊 / 川端茅舍
- 万筋の芒流るる蛍かな / 川端茅舍
- 武蔵野を舗道はしれり青芒 / 川端茅舍
- 水底に見ゆ踏石や青芒 / 川端茅舍
- 月の道捨てし芒の穂先より / 川端茅舍
- 渦巻いて芒は雪を被り居り / 川端茅舍
- うちなびき音こそなけれ枯芒 / 川端茅舍
- 枯芒脚下に樅の梢かな / 川端茅舍
- この道の富士になりゆく芒かな / 河東碧梧桐
- この道の富士になり行く芒かな / 河東碧梧桐
- 九面は芒の里やむらむらと / 河東碧梧桐
- むら芒草花のある始めかな / 河東碧梧桐
- 鰯引く外浦に出るや芒山 / 河東碧梧桐
- 馬を見に行く野の芒野菊かな / 河東碧梧桐
- 水筋の横瀬に落つやむら芒 / 河東碧梧桐
- 遊園に囲ひし山の芒かな / 河東碧梧桐
- 芒四方に高し渋とる家の空 / 河東碧梧桐
- 海を隔てゝ見し方に来ぬ花芒 / 河東碧梧桐
- 一葉一葉摘む桑の阿武隈芒 / 河東碧梧桐
- 牧場から来た女の穂芒に吹かれ行く / 河東碧梧桐
- 諏訪神社並木の松は芒萱原 / 河東碧梧桐
- 芒絶て茅の穂交り花野かな / 河東碧梧桐
- 芒谷下りて果なき花野かな / 河東碧梧桐
- 江ノ島に茫々として芒かな / 河東碧梧桐
- 穂芒の上飛ぶ月の狐かな / 河東碧梧桐
- 公園にやすみ日南の犬の芒枯れ / 河東碧梧桐
- 海鳴りのはるけき芒折りにけり / 木下夕爾
- けふもまたつづく天気や青芒 / 久保田万太郎
- なつかしき甲斐ヶ嶺なりや青芒 / 久保田万太郎
- ふけそめし灯かげ淋しや青芒 / 久保田万太郎
- 門内に月ひそめける芒かな / 久保田万太郎
- 枯いろは芒穂をぬく草の中 / 久保田万太郎
- 芒の穂海の濃青をふくみけり / 久保田万太郎
- 猫八に二代目ありし芒かな / 久保田万太郎
- 萩にふり芒にそゝぐ雨とこそ / 久保田万太郎
- 八つ橋のなごりをかしき芒かな / 久保田万太郎
- 芒の穂ばかりに夕日残りけり / 久保田万太郎
- お十夜に穂の間にあひし芒かな / 久保田万太郎
- 海の荒れこゝまでとゞく芒かな / 久保田万太郎
- あきかぜの地にみつるとは芒かな / 久保田万太郎
- 夕月へ色うつりゆく芒かな / 久保田万太郎
- 芒、穂にいでゝ恵那いま雲の中 / 久保田万太郎
- たよるたはたよらるゝとは芒かな / 久保田万太郎
- わすれめや芒月夜のうしろかげ / 久保田万太郎
- 何ごともむかしとなりし芒かな / 久保田万太郎
- またあとにとりのこされし芒かな / 久保田万太郎
- また道の芒のなかとなりしかな / 久保田万太郎
- むだにまた一日すぎし芒かな / 久保田万太郎