俳句の用語
俳句の用語の記事一覧
松尾芭蕉の俳諧紀行作品の1つです。なんと没後の宝永6年(1709年)になってから刊行されたものです。 貞享4年(1687年)秋冬から翌4月の間の、江戸を出立して尾張、故郷伊賀の国上野、大和、伊勢、須磨、明石へ趣く旅を綴ったものとして有名です。尾張を経るのは芭蕉門人の杜国を訪ねるためでした。 『笈の小文』に記された俳句の...
松尾芭蕉とは 松尾芭蕉は江戸時代前半の俳諧師です。 俳諧という俳句の元になったものを発展させて、芸術として俳句を完成しました。 松尾芭蕉が有名なのは俳句のみでなく、紀行文の「奥の細道」などもあります。 全国をいろいろ旅して詠んだ歌は、いろいろなところの石碑などにも刻まれています。 俳句は、俳諧という江戸時代に栄えていた...
西山宗因は、江戸時代前期の連歌師で俳人です。談林派の祖といわれます。 慶長10年(1605年)に、肥後国熊本で生まれたとされています。 西山宗因の父は、加藤清正の家臣である西山次郎左衛門です。西山宗因の本名は豊一です。通称は次郎作といいました。宗因とは連歌名で、俳号のほうは、一幽といったといいます。 西山豊一は加藤清正...
松永貞徳は、江戸時代前期の俳人です。 元亀2年(1571年)に京都で生まれたとされています。 松永貞徳の父松永永種は、松永久秀の子かはたまた入江政重の子かといわれる人物でした。松永貞徳の母方は藤原惺窩(せいか)の姉にあたります。藤原惺窩は冷泉為純(ためずみ)の子で、冷泉為純は、戦国時代から安土桃山時代にかけての公卿かつ...
里村紹巴は戦国時代の連歌師です。 大永5年(1525年)に奈良で生まれ、慶長7年4月14日(1602年6月2日)に亡くなりました。号を臨江斎・宝珠庵といいます。 連歌を周桂(しゅうけい)から学び、周桂の死後には里村昌休(しょうきゅう)から学び、里村家を継ぐに至りました。 織田信長や豊臣秀吉、細川幽斎、島津義久、最上義光...
貞門派とは、江戸時代にかけて活躍した歌人で俳諧師でもあった松永貞徳によって確立された俳諧の派閥のことです。 貞門派では、俳諧を連歌を詠むときの原則の1つとするようになり、俗語を使用することもありました。 そんな貞門派とともに江戸時代の連歌を彩るようになったのが連歌師の西山宗因率いる談林派です。 談林派には、浮世草子を著...
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