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新年の季語「去年(こぞ/きょねん)」の解説
去年は、年が改まってから振り返る古い年のことをいいます。去年の季語は、過ぎ去った年を惜しむものでもあります。
新年の季語「去年(こぞ/きょねん)」の子季語・関連季語・傍題・類語など
去歳(きょさい)/旧年(きゅうねん)/旧臘(きゅうろう)/旧冬(きゅうとう)/古年(ふるとし)/初昔(はつむかし)/宵の年(よいのとし)/去年今年(こぞことし)
新年の季語「去年(こぞ/きょねん)」を使った俳句一覧
- 樹も氷る池は去年より凍てにける / 石橋辰之助
- 中垣や梅にしらける去年の空 / 上島鬼貫
- 軒うらに去年の蚊うごく桃の花 / 上島鬼貫
- わかみづや流るるうちに去年ことし / 加賀千代女
- 去年よりことし仏のわかれ哉 / 加舎白雄
- 樟の香の去年を栞の清水かな / 加舎白雄
- 去年の月のこせる空のくらさかな / 久保田万太郎