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夏の季語「蝉(せみ)」の解説
蝉(セミ)は、樹木などに夏にへばりついて鳴声がうるさい虫のことをいいます。蝉は、約1600種が世界にはおり、日本には約30種がいます。
夏の季語「蝉(せみ)」の子季語・関連季語・傍題・類語など
蝉時雨(せみしぐれ)/唖蝉(おしぜみ)/にいにい蝉(にいにいぜみ)/油蝉(あぶらぜみ)/みんみん蝉(みんみんぜみ)/深山蝉(みやまぜみ)/熊蝉(くまぜみ)/蝦夷蝉(えぞぜみ)/姫春蝉(ひめはるぜみ)/初蝉(はつぜみ)/朝蝉(あさぜみ)/夕蝉(ゆうぜみ)/蝉涼し(せみすずし)/蝉捕り(せみとり)
夏の季語「蝉(せみ)」を使った俳句一覧
- 深山木に雲ゆく蝉の奏べかな / 飯田蛇笏
- 桟《カケハシ》や荒瀬をこむる蝉しぐれ / 飯田蛇笏
- 神甕酒満てり蝉しぐれする川社 / 飯田蛇笏
- 蝉鳴くや瀬にながれ出しところてん / 飯田蛇笏
- 初蝉や河原はあつき湯を湛ふ / 石橋辰之助
- 蝉時雨野川のひかり木がくれに / 石橋辰之助
- 蝉時雨子は担送車に追ひつけず / 石橋秀野
- 棕櫚の葉に蝉はひとつか清見寺 / 岩田涼菟
- 蝉時雨山坊巒気とざしたり / 臼田亞浪
- 山蝉や霧降る樹々の秋に似て / 臼田亞浪
- 山蝉やかちりかちりと竹を伐る / 臼田亞浪
- 草蝉のあはれは硫気草あふつ / 臼田亞浪
- 沖は白浪島蝉声を絶ちにけり / 臼田亞浪
- 雲悠かなれや五月の蝉の声 / 臼田亞浪
- 忍べとのらす御声のくらし蝉しぐれ / 臼田亞浪
- 降りかけの雲慌し昼の蝉 / 臼田亞浪
- 蝉や時雨れむ高津乙女が衣濯ぐ / 臼田亞浪
- 山蝉や雄阿寒雲を呼んで聳つ / 臼田亞浪
- 山蝉の声澄み徹り散る葉あり / 臼田亞浪
- 法師蝉啼く日となりて妻は亡し / 臼田亞浪
- 蝉なくや草の中なる力石 / 尾崎放哉
- 初蝉はどの木ともなし聞ばかり / 加賀千代女
- 初蝉や松の雫も絶えし時 / 加賀千代女
- 松風もをのがのにして蝉の声 / 加賀千代女
- 滝の音も細るや峰に蝉の声 / 加賀千代女
- かざしてや扇にへだつ蝉の声 / 各務支考
- 人の気も動かぬ昼や蝉の声 / 哥川
- 蝉啼てくるしや蓑のむらかはき / 加舎白雄
- 降晴て杉の香高し蝉の声 / 加舎白雄
- 蝉の空松籟塵を漲らし / 川端茅舍
- 芭蕉葉に水晶の蝉羽を合せ / 川端茅舍
- 渓流を掃けばすぐ澄む蝉時雨 / 川端茅舍
- 心頭の蝉みんみんといさぎよし / 川端茅舍
- 石枕してわれ蝉か泣き時雨 / 川端茅舍
- 法師蝉しみじみ耳のうしろかな / 川端茅舍
- きのふけふ法師蝉絶え澄む日かな / 川端茅舍
- 蝉涼し朴の広葉に風の吹く / 河東碧梧桐
- 蛍来しあとや蝉飛ぶ端納涼 / 河東碧梧桐
- 紫陽花の雨褪せや芝に蝉落ちて / 河東碧梧桐
- 頭上に鳴く蝉鳴かずまだをる / 河東碧梧桐
- 蚊帳に来た蝉の裾のべに一鳴きす / 河東碧梧桐
- 初蝉は雑賀踊りのささらかな / 久保田春耕
- 蝉なくやこれをみやげの水中花 / 久保田万太郎