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冬の季語「咳(せき)」の解説
咳は、風邪や寒さなどによって、刺激を気管や喉に受けて強くて短い息が起きることをいいます。咳としては、乾いたものや湿ったものなどいろいろなものがあります。
冬の季語「咳(せき)」の子季語・関連季語・傍題・類語など
しわぶき
冬の季語「咳(せき)」を使った俳句一覧
- 日中に咳はく牛や花葵 / 飯田蛇笏
- 柳絮(りうじよ)とぶや夜に日に咳いてあはれなり / 石橋秀野
- 咳入るや涙にくもるシクラメン / 臼田亞浪
- 丑満の雪に覚めゐて咳殺す / 臼田亞浪
- 咳呼んで牀頭月のさし来り / 臼田亞浪
- 雪屋根の眉に迫れり咳をのむ / 臼田亞浪
- 帰り咲く木のあり尼僧咳秘むる / 臼田亞浪
- 瓦礫なか麦の芽生えて咳きこゆ / 臼田亞浪
- 咳をしても一人 / 尾崎放哉
- 月夜風ある一人咳して / 尾崎放哉
- 咳苦し朧よし寝もねらめやも / 川端茅舍
- 大木の中 咳きながら抜けて行く / 川端茅舍
- 咳きながらポストへ今日も林行く / 川端茅舍
- 五重塔の下に来りて咳き入りぬ / 川端茅舍
- わが咳や塔の五重をとびこゆる / 川端茅舍
- 寒林を咳へうへうとかけめぐる / 川端茅舍
- 咳止めば我ぬけがらのごとくなり / 川端茅舍
- 咳き込めば谺返しや杉襖 / 川端茅舍
- 火の玉の如くに咳きて隠れ栖む / 川端茅舍
- 咳我をはなれて森をかけめぐる / 川端茅舍
- 我が咳に伽藍の扇垂木撥ね / 川端茅舍
- 昇天の竜の如くに咳く時に / 川端茅舍
- 竜の如く咳飛び去りて我悲し / 川端茅舍
- 咳き込めば夜半の松籟又乱れ / 川端茅舍
- 咳止んでわれ洞然とありにけり / 川端茅舍
- 咳かすかかすか喀血とくとくと / 川端茅舍
- そと咳くも且つ脱落す身の組織 / 川端茅舍
- 金柑は咳の妙薬とて甘く / 川端茅舍
- 普門品よみをれば咳いでざりき / 川端茅舍