星野麦人の俳句

真黒な蝶の行方を知らぬかな

碧天に雪のはつ不二かゞやける

しら露や蟹透けてゆく草のひま

鹿ぞ鳴く山と聞いたる紅葉かな

不二ハ湖秋晴れの空うつりけり

乞ひたりし水はくれずて麦湯哉

壜に入れて麦湯冷やすや水の中

若水に天地きはまりなかりけり

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