俳句を作ったことがある高校生も多くいるのではないでしょうか。
しかし、高校生が俳句を作るのは結構難しいでしょう。
高校生が俳句を作るときは、5・7・5の17音にする、季語を俳句の中に含めるという決まりをしっかり守りましょう。
ここでは、高校生の俳句の作り方についてご紹介します。
高校生が上手く俳句を作りたいときは、ぜひ参考にしてください。
目次
俳句自動作成
- 俳句自動作成
- 春の俳句自動作成(上の句)
- 春の俳句自動作成(中の句)
- 春の俳句自動作成(下の句)
- 夏の俳句自動作成(上の句)
- 夏の俳句自動作成(中の句)
- 夏の俳句自動作成(下の句)
- 秋の俳句自動作成(上の句)
- 秋の俳句自動作成(中の句)
- 秋の俳句自動作成(下の句)
- 冬の俳句自動作成(上の句)
- 冬の俳句自動作成(中の句)
- 冬の俳句自動作成(下の句)
俳句のテーマを決める
俳句を作るときは、テーマをまず決めましょう。
高校生活で発生したことやイベント、普段の生活において見つけたことや思ったことなど、俳句のテーマとして1つ大きなものを決めましょう。
例えば、高校の修学旅行や体育祭、散歩しているときに見つけたことや思ったこと、ショッピングに行ったときの出来事など、テーマとしては俳句に自分が詠みたいと思ったものがおすすめです。
そして、テーマについての季語を考えたり、調べたりしましょう。
季語を調べるときは歳時記などを利用して、テーマに沿ったものを考えます。
例えば、夏に体育祭が開催されたのであれば、季語としては「汗」「猛暑」「熱中症」などが多く出てくるでしょう。
俳句を作るときは、テーマに適した季語や使いたい季語を探してみましょう。
シーンや気持ちを切り取る
季語が決まると、俳句のテーマについて思い出したり、考えたりしてシーンを拡大しましょう。
例えば、紙の中央に俳句のテーマを書いて、シーンや気持ちをどんどん周りに繋げていきます。
そのときは寒かったか、暑かったか、どのようなことをしたか、自分は楽しかったか、楽しくなったかなどの気持ちを書いて、連想をどんどん拡大していきます。
イベントであれば思い出すために友達と話をしたり、そのときの写真を見たりするのもいいでしょうし、普段の生活であればそのところに行ったりするのもいいでしょう。
可能な限り具体的に細かく書きましょう。
メインに伝えたいものを決める
思い出したことがいくつかあれば、この中から最も自分が伝えたいものを決めます。
テーマをそのままメインに伝えたいものするのもいいでしょうが、メインに伝えたいものを自分の気持ちにすれば深みが俳句に出てきます。
また、そのような情景を自分が見てどのように感じたか、思ったかは、俳句を作るときに非常に大切な要素になります。
例えば、悲しかった、嬉しかった、悔しかった、寂しかったとかなどというように、人は物事をいろいろな感情を持って判断します。
自分がどのように思っていたか、どのような気持ちであったかということを思い出して、メインに伝えたいものにしてみましょう。
5・7・5の17音で詠む
メインに伝えたいものが決まれば、次に5・7・5の17音で詠んでみましょう。
先に考えた季語と最も自分が伝えたいシーンや気持ちを使って、5・7・5の17音にしましょう。
このときは、きちんとテーマに沿っているか、メインに伝えたいものが伝わるかを考えましょう。
5・7・5の17音にすれば、声を出して一度読んでみましょう。
俳句は「音」であるため、考え方としては書くものより読むものが大切になります。
読んだときに違和感がないか、季語は含まれているか、きちんと自分が伝えたいもののシーンが描かれているか、などについても、読みながら確認しましょう。
言葉がもしあまりにも5・7・5より多かったり、少なかったりするときは、意味が同じような他の言葉に変えてみましょう。
「字足らず」「字余り」を使う
言葉を5・7・5の17音の中に収めようとしたときに、言葉が少なかったり、多かったりするにも関わらず、読んでも違和感がないときもあるでしょう。
このようなときは、「字足らず」「字余り」ということで、印象的な俳句にするために使用される一つの技法です。
意図的に俳句を作る人が使用しているときも多くあり、決まりに違反しているということでは決してありません。
俳句は、リズムを崩すことによって目に付くようになります。
そのため、感動も引き立つようになります。
もし俳句に目に付かないような言葉があるときなどは、「字足らず」「字余り」を使うのもいいでしょう。
しかし、「字足らず」「字余り」は、扱いが非常に難しいため注意しましょう
必要以上に間が伸びたり、リズムが壊れたりするときもあるため、よほど上手く「字足らず」「字余り」は使わなければ仕上がりが見苦しいものになってしまいます。
そのため、「字足らず」「字余り」は、俳句を作ったことがないときや俳句を作り方始めたばかりの高校生のときは使わないようにして、俳句が上手くなってから使うようにしましょう。