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夏の季語「夕焼（ゆうやけ）」の解説
夕焼けは、西の空に太陽が沈んだ後も空がしばらくの間に茜色になることをいいます。特に、夏の夕焼は、壮大で大地を焼き尽くすほどです。
夏の季語「夕焼（ゆうやけ）」の子季語・関連季語・傍題・類語など
ゆやけ／夕焼雲（ゆうやけぐも）
夏の季語「夕焼（ゆうやけ）」を使った俳句一覧
- 茨の実や大夕焼も野渡の景 ／ 飯田蛇笏
- 岸にうつ泳ぎの波や大夕焼 ／ 飯田蛇笏
- 挿木舟はや夕焼けて浮びけり ／ 飯田蛇笏
- 野菊折るやうちみる早瀬夕焼けて ／ 飯田蛇笏
- 凩や雲裏の雲夕焼くる ／ 臼田亞浪
- 蟻の列いま粛然と夕焼けぬ ／ 川端茅舍
- 稲妻や雲の薬袋夕焼けぬ ／ 川端茅舍
- 夕焼のうつりあまれる植田かな ／ 木下夕爾
- 夕焼も海の匂も消えしとき ／ 久保田万太郎
- 夕焼のそむる上衣をぬぎて手に ／ 久保田万太郎
- 夕焼のすさまじかりし語り草 ／ 久保田万太郎
- 夕焼の消えたる風の眞菰かな ／ 久保田万太郎
- 夕焼のあへなく消えし案山子かな ／ 久保田万太郎
