栗生純夫の俳句




  • しんしんと柱が細る深雪かな
  • 嘆きつつ中洲の雲雀棒立ちに
  • 我にある富と云ふもの冬の桐
  • 母と寝る一夜豊かに虫の声
  • 生垣に身幅をはさむ三十三才
  • 降り出づる泉のほとりすぐに濡れ
  • 田植うるは土にすがれるすがたせり
  • 目指すもの何ならん橇逸り出
  • 稲架解けばすなはち千曲奔騰す

栗生純夫 プロフィール

栗生 純夫 (くりう すみお、1904年(明治37年)4月20日 - 1961年(昭和36年)1月17日)






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