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冬の季語「笹鳴（ささなき）」の解説
笹鳴（ササナキ）は、冬になると餌を探して人里で暮らす鶯の鳴き声のことをいいます。鶯の鳴き声も、チャッ、チャッという地鳴きしか冬にはできません。
冬の季語「笹鳴（ささなき）」の子季語・関連季語・傍題・類語など
小鳴（こなき）
冬の季語「笹鳴（ささなき）」を使った俳句一覧
- 笹鳴や艦入り替ふる麓湾 ／ 飯田蛇笏
- 笹鳴や呪文となへて子守沙弥 ／ 川端茅舍
- 笹鳴の隠密の声しきりなる ／ 川端茅舍
- 荊棘の冠かづき笹鳴けり ／ 川端茅舍
- 笹鳴や茨の刺の真紅 ／ 川端茅舍
- 笹鳴の眦振つて向きにけり ／ 川端茅舍
- 笹鳴やたかし来し日は光り飛び ／ 川端茅舍
- 孵化三年魚気澄む汀笹鳴きぬ ／ 河東碧梧桐
