ホトトギス




雑誌『ホトトギス』は、合資会社ホトトギス社の発行による、俳句などの総合文芸誌です。

正岡子規の友人が、1897年に創刊しました。1898年10月には、松山から東京に本拠が移され、高濱虚子に継承されました。

小説『吾輩は猫である』を夏目漱石が発表したのが雑誌『ホトトギス』です。

1919年の夏頃には芥川龍之介の句が掲載され、翌月、京大三高俳句会(神陵俳句会)が結成されるなど、保守系の最有力の俳句雑誌として隆盛しました。

一方で、1910年前半に発表されたイプセンの『社会の柱』が9月号では発禁処分となるなど、封建制度を逃れようやく自由を獲た人々の闊達な思想や言論は冬の時代を迎え、ついには1945年に一時中断に追い込まれざるをえなくなったのでした。






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