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秋の季語「七夕（たなばた）」の解説
七夕は、旧暦の七月七日の夜の行事、あるいはその夜のことをいいます。七夕の夜は、年に一回天の川を織姫と彦星が渡って合うことが許されています。
秋の季語「七夕（たなばた）」の子季語・関連季語・傍題・類語など
棚機つ女（たなばたつめ）／星祭（ほしまつり）／牽牛星（けんぎゅうせい）／彦星（ひこぼし）／犬飼星（いぬかいぼし）／男星（おぼし）／男七夕（おたなばた）／織女星（しょくじょせい）／妻星（つまぼし）／女星（めぼし）／機織姫（はたおりひめ）／棚機姫（たなばたひめ）／女七夕（めたなばた）／星迎（ほしむかえ）／星の契（ほしのちぎり）／星の恋（ほしのこい）／星の妹背（ほしのいもせ）／星の別（ほしのわかれ）／星今宵（ほしこよい）／乏し妻（ともしづま）／七夕竹（たなばただけ）／七夕送り（たなばたおくり）／七夕流し（たなばたながし）／七夕竹売（たなばただけうり）／芋の葉の露（いものはのつゆ）／七夕棚（たなばただな）／七夕雨（たなばたあめ）／鵲の橋（かささぎのはし）／七夕紙（たなばたがみ）／七夕色紙（たなばたしきし）／短冊竹（たんざくだけ）／星宮祭（ほしのみやまつり）
秋の季語「七夕（たなばた）」を使った俳句一覧
- 七夕のみな冷え／＼と供物かな ／ 飯田蛇笏
- 七夕の夜ぞ更けにけり几《オシマヅキ》 ／ 飯田蛇笏
- 七夕や灯さぬ舟の見えてゆく ／ 臼田亞浪
- 七夕柳かこみ点せりをさならは ／ 臼田亞浪
- 潮騒や七夕柳散るもあり ／ 臼田亞浪
- 七夕の旅に病むとぞ便りせる ／ 河東碧梧桐
- 石を積む風除に七夕竹見ゆる ／ 河東碧梧桐
- 七夕や皆妓となる舞の友 ／ 久保田万太郎
- 七夕や駅も浦なる波の音 ／ 久保田万太郎
- 七夕やをりからパリの空の下 ／ 久保田万太郎
- 七夕の萱野の雨となりにけり ／ 久保田万太郎
- なが茄子の味も七夕ちかきかな ／ 久保田万太郎
- 風やうやく七夕笹につよきかな ／ 久保田万太郎
