じぶんのき・自分の木【超初心者向け俳句百科ハイクロペディア/蜂谷一人】




宇多喜代子さんは、自分の木を持つことを勧めています。別に庭がなくても構いません。通勤の街路樹でもいいし、公園の木でも構いません。どれか一本を自分の木と決めます。毎日眺めていると小さな変化に気づきます。新芽が出た、花が咲いた、花が散った、蝶が来た、木は生きていますから毎日少しずつ変わって行きます。その気づきが俳句です。

 

プロフィール
蜂谷一人
1954年岡山市生まれ。俳人、画人、TVプロデューサー。「いつき組」「街」「玉藻」所属。第三十一回俳壇賞受賞。句集に「プラネタリウムの夜」「青でなくブルー」

公式サイト:http://miruhaiku.com/top.html






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