冬の俳句の作り方とは?

冬の俳句の作り方とは?

冬の俳句を作るときは、冬の季語を考える必要があります。

ここでは、冬の季語がどのようなイメージを持っているかについてご紹介します。

例えば、冬の季語の木枯、雪、北風、ストーブなどは、どこか悲しくて寂しげな表情があります。

悲しい言葉をここに合わせれば、イメージが強過ぎたりします。

そのため、少しズラしたことをいいます。

ここでは、冬の季語の俳句についてご紹介します。

「木枯しや小学生の立ち話」(藤堂洗火)

このような感じになれば、季語の木枯しが効いて、作者のこれを見ている郷愁が伝わるでしょう。

季語が上手く働いている例でしょう。

また、人間臭い湯たんぽ、おでん、炬燵、焼藷などというような季語は、効果として少し硬めのことを柔らかくしてくれるものがあります。

例えば、次のような俳句は𠮟られていることを柔らかくしてくれるイメージがあるでしょう。

「やんはりと叱られてゐるおでんかな」(山本あかね)

この俳句はおでんが叱られているのでなく、切れが「ゐる」の後に入っています。

切れは改行以上の意味があるため、「誰かが叱られている。おでんが目の前では煮えている。」ような意味になります。

一緒に今から食べるのでしょう。

たぶんあまり酷く叱られていないのでしょう。

冬は寒いため、やはり人同士は仲良くするのが一番でしょう。

このように、季語として茶目っ気があるものが働くといい効果が現れるときが多くあります。

何かと冬は厳しいですが、俳句を作るときには詠むものが多くあるため楽しくなります。

俳句を作るときは、雪が降ったときには雪をネタに、風邪をひいたときには風邪をネタにすることができます。

冬の季語としては、手袋やセーター、マフラーなどもあります。

冬の季語は非常に身近なところに多くあるため、このようなものを見ながら俳句をぜひ作りましょう。

冬の季語とは?

ここでは、冬の季語についてご紹介します。

火事

冬の季語に家事がどうしてなるか不思議に思うかもしれません。

しかし、空気が冬は乾いており、火を暖房などで使用するときも多くあります。

また、忙しい年末年始は火の不始末も発生しやすいため、このようなことを考慮して、歳時記を作るときに冬の季語に火事をしようと決まりました。

このような季語は別にもありますが、まずは歳時記に従って季語は考えましょう。

また、どうしても季語として納得できないときは、その季語を使うのを止めましょう。

初氷

初氷は、初めてその年の冬にできた氷のことです。

汲み置いた水でも池の水でも、とにかく氷が初めてできたときに、初氷は使います。

童心に少し戻って嬉しいような気持ちになるでしょう。

あるいは、厳しい今から始まる冬の予兆のようなものです。

小春

小春は陰暦の10月の違った呼び名です。

陰暦のときは、11月上旬~12月上旬頃が小春になります。

この時期は、強い季節風が吹くこともなく、あるいは台風が来ることもなく、穏やかな春のような日和が継続するため小春といわれるようになりました。

クリスマス

イエス・キリストの降誕祭は、12月25日になります。

なお、イエス・キリストが生まれた日ははっきりしていませんが、説としてはヨーロッパでは冬至を祝う祭りと一緒になって12月25日になったということがあります。

12月24日は、聖夜、クリスマス・イブであり、これも冬の季語になります。

また、聖樹、クリスマスツリーも冬の季語であり、サンタ、サンタクロースも冬の季語として取り扱われるときが多くあります。

子供から若者がメインに賑わうので、俳句に詠まれるときが多くあります。

ストーブ

ストーブは暖房器具のことですが、現在ではガスストーブ、電気ストーブ、石油ストーブなどいろいろなものがあり、季語として全て使えます。

暖をストーブの前でとっている様子は人らしく、ちょっと滑稽でもあります。

また、どこかその人の背中には哀愁があります。

家庭の温もりも、言葉のストーブの響きには感じられます。

また、ペチカ、暖炉も冬の季語になっています。

豆撒き、節分

節分は立春の前の日で、鬼を追い払う豆撒きが全国的に行われます。

豆撒きは、鬼は外、福は内と声を出して行いますが、このようなものも冬の季語であるため把握しておきましょう。

もともとその年の年男が豆撒きは行っていましたが、現在ではこれに関係ない人でも豆を撒いて、鬼を追い払って福を呼ぼうとしています。

このような豆撒きも、春になる前の冬の習慣です。

また、年の数より一つ多く豆を食べるという習慣があります。

また、冬の季語としては、豆撒き、節分、年男、節分会、福は内、鬼は外、などがあります。

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