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秋の季語「蜩(ひぐらし)」の解説
蜩(ヒグラシ)は、カナカナと澄んだ鈴を振るような声で明け方や日暮に鳴くためカナカナともいう蝉のことをいいます。哀れさが鳴き声にはあります。
秋の季語「蜩(ひぐらし)」の子季語・関連季語・傍題・類語など
かなかな
秋の季語「蜩(ひぐらし)」を使った俳句一覧
- 蜩やどの道も町へ下りてゐる / 臼田亞浪
- とし四十蜩の声耳にたつ / 加舎白雄
- 蜩や早鼠つく御仏飯 / 川端茅舍
- 蜩に十日の月のひかりそむ / 川端茅舍
- 迎へ火や蜩近き雲割れて / 川端茅舍
- 面白う聞けば蜩夕日かな / 河東碧梧桐
- 蜩や兵村にある牛牧場 / 河東碧梧桐
- 蜩や浦人知らぬ崖崩れ / 河東碧梧桐
- 蜩や人住まはせし荒蕪の地 / 河東碧梧桐
- 蜩や道程を聞く二里三里 / 河東碧梧桐
- 蜩や雲にのこりし夜のなごり / 久保田万太郎
- ひぐらしの遠のく声や山平ラ / 飯田蛇笏
- ひぐらしの鳴く音にはづす轡かな / 飯田蛇笏
- 潮満ちきつてなくはひぐらし / 尾崎放哉
- ひぐらしに燈火はやき一と間かな / 久保田万太郎
- ひぐらしのなきて元禄屋敷かな / 久保田万太郎
- ひぐらしや煮ものがはりの鰌鍋 / 久保田万太郎
- ひぐらしに雨戸なき夜の明け放れ / 久保田万太郎
- ひぐらしに十七年の月日かな / 久保田万太郎
- ひぐらしにしばらく雨のふりいそぎ / 久保田万太郎
- ひぐらしやしほどきわたる滑川 / 久保田万太郎
- 夏越祭実朝まつりひぐらしや / 久保田万太郎
- ひぐらしやけふをかぎりの夏時間 / 久保田万太郎
- ひぐらしやいよいよ雨のふりつのり / 久保田万太郎
- 暁のかなかな三日月われをのぞき落つ / 臼田亞浪
- かなかな遠くなりぬ虎杖の路 / 臼田亞浪
- かなかなに旅人われを思ふ昏し / 臼田亞浪
- 脇道を我からゆるすわかなかな / 加賀千代女
- かなかなの大音声や本門寺 / 川端茅舍
- かなかなや芭蕉廓然たる未明 / 川端茅舍
- かなかなのいまゝで鳴いてゐたりしが / 久保田万太郎
- かなかなやあかつき闇のいやふかく / 久保田万太郎
- かなかなやあけのこる灯の二つ三つ / 久保田万太郎