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春の季語「暖か（あたたか）」の解説
暖かは、寒くもなく暑くもないほどいい気温です。暖かさは、寒い冬を乗り越えてきた身には、体で感じるのみでなく、大きく心にも働きます。
春の季語「暖か（あたたか）」の子季語・関連季語・傍題・類語など
春暖（しゅんだん）／あたたけし（あたたけし）／ぬくし（ぬくし）
春の季語「暖か（あたたか）」を使った俳句一覧
- 暖かや蕊に蝋塗る造り花 ／ 芥川龍之介
- 暖かや仏飯につく蠅一つ ／ 飯田蛇笏
- 暖かや首のべて駱駝うづくまる ／ 臼田亞浪
- 夜明けから雀が鳴いて暖かき ／ 臼田亞浪
- 石蹴りの筋引いてやる暖かき ／ 臼田亞浪
- 掌にとつて草葉のうごく暖かき ／ 臼田亞浪
- 萱の根の甘さ噛み居る暖かき ／ 臼田亞浪
- 乳母車降りて転びぬ暖かき ／ 川端茅舍