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秋の季語「暮の秋（くれのあき）」の解説
暮の秋は、秋の夕暮れではなく、秋の終わりに近い頃のことをいいます。暮の秋は、心理的な要素が晩秋よりも含まれています。秋を惜しむ気持ちは、暮の秋、行く秋、秋深しの順に濃くなります。
秋の季語「暮の秋（くれのあき）」の子季語・関連季語・傍題・類語など
秋くるる（あきくるる）／暮秋（ぼしゅう）
秋の季語「暮の秋（くれのあき）」を使った俳句一覧
- 胃ぶくろにすごもる虫や暮の秋 ／ 飯田蛇笏
- 草の戸の臀たれ猫や暮の秋 ／ 飯田蛇笏
- 公園のいさゝ流れや暮の秋 ／ 久保田万太郎
- ふつふつと煮ゆるおでんや暮の秋 ／ 久保田万太郎
- 飯櫃の箍のひかりや暮の秋 ／ 久保田万太郎
- 東をどりみに東京へ暮の秋 ／ 久保田万太郎
- まざまざとさしてくる日や暮の秋 ／ 久保田万太郎
- 金龍の舞の奇瑞や暮の秋 ／ 久保田万太郎
- このところ豆腐づくめや暮の秋 ／ 久保田万太郎
