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秋の季語「猪（いのしし/しし）」の解説
猪（イノシシ）は、褐色の体毛の体で、首が短くて丸太のように太い偶蹄目イノシシ科の哺乳動物のことをいいます。猪の子は、体毛が瓜のように白い縦縞模様があるため瓜坊といいます。
秋の季語「猪（いのしし/しし）」の子季語・関連季語・傍題・類語など
瓜坊（うりぼう）／手負猪（ておいじし）／猪道（ししみち）／猪垣（ししがき）／猪罠（ししわな）／猪穽（ししあな）／猪番（ししばん）／山鯨（やまくじら）／猪肉（ししにく）
秋の季語「猪（いのしし/しし）」を使った俳句一覧
- 猪をになひ行野やはなすゝき ／ 加舎白雄
- 猪の篠根掘喰ふかれ野かな ／ 加舎白雄
- 手負猪萩に息つく野分かな ／ 河東碧梧桐
- 稲架立てしに雪早し猪威し銃 ／ 河東碧梧桐
- 年忘猪を煮る火の熾りけり ／ 久保田万太郎
- 五段目の猪の行方や年の暮 ／ 久保田万太郎
- 著ぶくれの猪首もをかしかりけるが ／ 久保田万太郎
