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新年の季語「薺（なずな）」の解説
薺（ナズナ）は、日本全土の道ばた、野原に自生しているアブラナ科ナズナ属の越年草のことをいいます。二十センチから 四十センチくらいの丈になります
新年の季語「薺（なずな）」の子季語・関連季語・傍題・類語など
薺摘む（なずなつむ）／薺粥（なずながゆ）／初薺（はつなずな）
新年の季語「薺（なずな）」を使った俳句一覧
- 七種や薺すくなの粥すする ／ 臼田亞浪
- 焼け残る塀の日向の薺かな ／ 臼田亞浪
- うち離し馬も嘶へよ薺の夜 ／ 加舎白雄
- 薺売鮒の釣場をおしへけり ／ 加舎白雄
- 薺打ちし俎板に据ゑん盆栽も ／ 河東碧梧桐
- 庵を出でて道の細さよ花薺 ／ 河東碧梧桐
- 老の箸しづかに薺粥啜る ／ 久保田万太郎