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新年の季語「初空(はつぞら)」の解説
初空は、元日の朝の空のことをいいます。初空は、瑞兆として喜ばれました。初々しい気持ちで見あげる元日の朝の空は、荘厳にして清らかです。
新年の季語「初空(はつぞら)」の子季語・関連季語・傍題・類語など
初御空(はつみそら)
新年の季語「初空(はつぞら)」を使った俳句一覧
- 初空を鳴きひろげたる鴉かな / 井上井月
- 初空や法身の弥陀に合掌す / 大谷句仏
- 初空に手にとる富士の笑ひ哉 / 加賀千代女
- 初空や袋も山の笑ひより / 加賀千代女
- 初空や鳥はよし野のかたへ行 / 加賀千代女
- 初空の下梅ばやし中にあり / 久保田万太郎
- 初空やすでに聞こゆる羽子の音 / 久保田万太郎