目次
俳句 ラ
<上・ら>
ラジオより
ラムネの栓
ランドセル
ランドセルに
ランナーを
落書も
落日の
落陽に
欄干に
<中・ら>
ラが恋をして
ラケットで打つ
ラジオのボリューム
ラジオ体操
ラムネの泡の
ランプみたいに
螺鈿の青の
<下・ら>
ラムネ味
ランドセル
来世かな
落花かな
落書きす
俳句 リ
<上・り>
りんりんと
立春の
立春や
両の手に
両親の
両隣
六花とは
<中・り>
リズムたのしく
リズムに合わせて
リュックサックを
リュックに詰めて
リュックのにおい
りんと残して
理由は多分
立春の文字
竜の息吹く
龍馬が背負う
両手に提げて
林檎剥く手に
凛々として
リボンを空に
<下・り>
リサイクル
りりしさは
りんりんと
理数系
陸上部
立夏かな
旅行する
旅行中
林檎色
凜となる
竜宮城
理髪店
漁師町
俳句 ル
<上・る>
るすばんも
留守に来て
<中・る>
留守預りし
<下・る>
流人の碑
俳句 レ
<上・れ>
冷凍庫
霊場の
恋愛の
蓮華草
<中・れ>
レシピそのまま
レモンに夜を
冷蔵庫掃除機
歴史が語る
歴史の匂う
列の後ろに
列の中なる
列を作って
<下・れ>
レストラン
レノンの忌
れんしゅうだ
連鎖する
俳句 ロ
<上・ろ>
路地にきて
廊下ゆく
老ふたり
老眼鏡
老母乗せ
<中・ろ>
路次のぬかるみ
路地をふさぎぬ
楼門仰ぐ
六年の字が
六年生が
<下・ろ>
楼の色
老移民
老詩人
老夫婦
六地蔵
六年を