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冬の季語「水仙（すいせん）」の解説
水仙は、花の中央に襟のように環状に副花冠という部分が立つヒガンバナ科の多年草のことをいいます。すがすがしい芳香が、水仙の花はあります。
冬の季語「水仙（すいせん）」の子季語・関連季語・傍題・類語など
冬の季語「水仙（すいせん）」を使った俳句一覧
- 道具市水仙提げて通りけり ／ 飯田蛇笏
- 枯蓮は阿羅漢水仙は文珠かな ／ 飯田蛇笏
- 水仙に湯をいでゝ穿く毛足袋かな ／ 飯田蛇笏
- 水仙の香も押合ふや年の市 ／ 加賀千代女
- 水仙の花とりもどす今朝の雪 ／ 加賀千代女
- 水仙は香をながめけり今朝の雪 ／ 加賀千代女
- 寒くなくば人から人ぞ水仙花 ／ 加賀千代女
- 水仙のたむけや雪の眼にわかず ／ 加賀千代女
- 水仙の香やこぼれても雪の上 ／ 加賀千代女
- 水仙は名さへつめたう覚えけり ／ 加賀千代女
- 水仙や常はつめたき薮の中 ／ 加賀千代女
- 水仙や誠は水の花なるに ／ 加賀千代女
- 水仙花よくよく冬に生れつき ／ 加賀千代女
- 水仙や門を出れば江の月夜 ／ 各務支考
- 白磁さへ渡りと見えて水仙花 ／ 河東碧梧桐
- 水仙の地にへばる花の伸び端なれ ／ 河東碧梧桐
- 水仙の葉の珠割く青よ ／ 河東碧梧桐
- 鉢浅く水仙の根の氷りつく ／ 河東碧梧桐