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冬の季語「年の暮（としのくれ）」の解説
年の瀬は、年の終わりの十二月も押し詰まった頃のことをいいます。年の瀬の実感が湧いてくるのは、十二月の中頃から正月の用意を始める頃です。
冬の季語「年の暮（としのくれ）」の子季語・関連季語・傍題・類語など
歳晩（さいばん）／年末（ねんまつ）／歳末（さいまつ）／暮歳（ぼさい）／晩歳（ばんさい）／年の末（としのすえ）／年の際（としのきわ）／年の瀬（としのせ）／年の果（としのはて）／年の終（としのおわり）／年の坂（としのさか）／年の峠（としのとうげ）／年の梢（としのこずえ）／年の尾（としのお）／年の湊（としのみなと）／年の関（としのせき）／年の名残（としのなごり）／年の残り（としののこり）／年の別れ（としのわかれ）／年の奥（としのおく）／年の岸（としのきし）／年の冬（としのふゆ）／年の急ぎ（としのいそぎ）／年暮るる（としくるる）／年尽くる（としつくる）／年果つる（としはつる）／年つまる（としつまる）／年深し（としふかし）／暮（くれ）
冬の季語「年の暮（としのくれ）」を使った俳句一覧
- 佛の声にかくれて年の暮 ／ 大谷句仏
- 墓刻む人兀々と年の暮 ／ 岡本松浜
- 棚落ちて立つ庖刀や年の暮 ／ 河東碧梧桐
- 桶落ちて立つ庖刀や年の暮 ／ 河東碧梧桐
- 年の暮形見に帯をもらひけり ／ 久保田万太郎
- 小田原の梅のたよりや年の暮 ／ 久保田万太郎
- 水戸さまの裏の小梅や年の暮 ／ 久保田万太郎
- 真夜中の灯の澄みやうや年の暮 ／ 久保田万太郎
- 五段目の猪の行方や年の暮 ／ 久保田万太郎
- はんだいの箍こそみがけ年の暮 ／ 久保田万太郎
- 墓ぬらす雨のふるなり年の暮 ／ 久保田万太郎
- かんざしの目方はかるや年の暮 ／ 久保田万太郎
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