俳句自動作成ページ





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  •     俳句とは、五・七・五の17音定型の日本の短詩のひとつで、季語を必ず入れることで、古来からの情緒や共感を共有することができる文学です。
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  • 俳句 ア
    <上・あ>
    あいうえお
    あいぞめで
    あかあかと
    あきのそら
    あけおめと
    あけそめし
    あじさいの
    あじさいは
    あたる日に
    あちこちと
    アップルパイ
    あどけない
    あとわずか
    あと三月
    あと三年
    あのつくし
    あの雲は
    あの家は
    あの橋を
    あの言葉
    あの山の
    あみの上
    あやとりで
    あらぬ方
    あらはなる
    ありありと
    ありがとう
    ありたけの
    ありたちは
    アリだって
    あるじより
    アルバムが
    アルバムに
    あれあれて
    あわあわと
    愛犬と
    愛犬も
    愛猫の
    逢へば子の
    茜空
    案内する
    雨あとの
    雨がえる
    雨だれに
    雨に来て
    雨のあと
    雨の音
    雨の中
    雨の日は
    雨もよひ
    雨よんで
    雨一日
    雨雲の
    雨音の
    雨過ぎし
    雨脚の
    雨去つて
    雨降るや
    雨降れば
    雨上がり
    雨水の
    雨晴れし
    雨多き
    雨曇り
    雨来るや
    温かき
    開けて寝る
    汗かいて
    甘酒で
    蟻たちが
    蟻と僕
    仰ぎ見る
    仰向に
    暁の
    空缶を
    欠伸して
    欠伸して
    荒れ果てし
    荒犬を
    荒削り
    荒縄に
    荒波の
    荒壁の
    荒木にて
    紫陽花の
    紫陽花は
    秋の蚊を
    秋の空
    秋の田に
    秋の日の
    秋過ぎて
    秋空を
    秋深き
    秋彼岸
    秋風が
    秋風と
    新しき
    青い空
    青い山
    青い波
    青い風
    青くさき
    青空に
    青空は
    青々と
    青蜜柑
    赤ちゃんと
    赤ちゃんの
    赤とんぼ
    赤トンボ
    赤児抱く
    赤蜻蛉
    洗い場は
    相寄りて
    相合傘
    相照らす
    足あとの
    足あとを
    足くづす
    足で踏む
    足音の
    足音は
    足跡は
    足跡を
    足裏が
    暖かさ
    暖かや
    朝くらき
    朝の間に
    朝の間の
    朝の風
    朝顔が
    朝起きて
    朝市の
    朝々を
    朝潮の
    朝風に
    朝霧に
    朝野球
    朝夕の
    朝露を
    灯して
    当たったら
    編む妻と
    歩いたら
    味見はね
    明け放つ
    明け方の
    明ちかく
    明日は早や
    有明海
    遊ぶ子の
    預けある
    揚げ花火
    嵐吹く
    秋空へ
    秋の空
    浅黄空
    後の空
    ある虚空
    天の戸は
    天地に
    あめつちの
    <中・あ>
    あいづちを打つ
    アイロンかけて
    アインシュタイン
    あかつきの天
    あくびみたいな
    あくびをすると
    あくびを増やす
    あぐらでギターを
    あけし弁当や
    あせらずゆっくり
    あたしのために
    あたたかき宵
    あたつて落ちし
    あだに灯りて
    あたりの闇の
    あちみこちみて
    アップルティーに
    あつめて飛ばす
    あててつめたき
    あなたが猫なら
    あなたのくれた
    あなたのタイプは
    あなたの速度
    あなたへの恋
    あの子の背中が
    あの子はまるで
    あの日の夜に
    あの娘も細い目
    あばれているよ
    あふられがちや
    あふれし水や
    あふれる朝日
    あほのけ様や
    あまりに小さし
    あまり小さき
    あめんぼ上手に
    あやしきものや
    あやまちもなき
    あらたな出会い
    ありあり浮ぶ
    あるじ一人と
    あるなら見たい
    あれこれ略す
    あれはピカソの
    アンモナイトの
    あんよが上手に
    阿蘇乙姫に
    哀れ盛りや
    愛されたいと
    愛情そえて
    挨拶をする
    茜の窓で
    飴のようで
    或るは見えて
    雨がかかって
    雨かとばかり
    雨が走れる
    雨さめざめと
    雨だれくぐる
    雨だれ一つ
    雨でしおれた
    雨にうたれし
    雨になりゆく
    雨にぬれたる
    雨にもならぬ
    雨にも匂ひ
    雨に覚めたる
    雨に堪へゐる
    雨に明るし
    雨に流るる
    雨のえのぐで
    雨のシャワーで
    雨のとびゐる
    雨のワルツを
    雨の激しき
    雨の降らざる
    雨の窓辺に
    雨の匂いと
    雨の白さや
    雨の流るる
    雨はげしくて
    雨はつれなき
    雨はまだかと
    雨やどりして
    雨を落して
    雨一すじの
    雨雲さそふ
    雨応へ来し
    雨脚しろき
    雨戸のすき間
    雨降る中の
    雨十分の
    雨吹き下ろす
    雨垂れ落ちの
    雨大粒や
    雨注ぎ来る
    改められし
    汗だくゴジラ
    汗を隠して
    甘えてゆくや
    甘さと一緒に
    甘さを残す
    貴方の肩の
    貴方も思案
    暁暗き
    空いた心に
    兄と隣の
    兄の真似して
    穴から見える
    吾子も丸刈り
    後押し受けて
    厚みの分だけ
    紅く染めたる
    合わす鏡に
    合間に飲みほす
    謝っている
    秋のにおいに
    秋の日差しの
    秋を拾って
    秋を奏でる
    秋夕焼の
    集めたような
    集めて三月
    集めて杣の
    新しき出会いに
    新たなチームの
    新たな家族
    青きを帯ぶる
    青き灯の点く
    青一色の
    青々と見ゆ
    赤ちゃん一緒に
    赤ちゃん見たよ
    赤やきいろの
    赤や黄色の
    赤青黄色
    赤々と旭の
    赤白わかれて
    跡を辿れば
    浅間の煙
    洗ひあげたる
    洗ひ流しぬ
    足がはえるか
    足にさぐるや
    足に合ふ靴
    足の丸さよ
    足の裏から
    足も心も
    足をたたんで
    足を入れたる
    足を絡ませ
    足跡がない
    足跡みゆる
    足跡長き
    朝の挨拶
    朝の言葉の
    朝の新聞
    朝市の人
    灯消えたり
    頭から食む
    頭の中に
    熱きが中の
    歩けばわかる
    泡と上下し
    飽きもはてたる
    味にも似たる
    明けてしづけし
    明けはなれたる
    明けゆく空や
    明け渡したり
    明るき雨や
    明るき屋根や
    明るき窓の
    明るき方へ
    明るく暗し
    明日は会える
    網にかかりし
    網目の化粧が
    油さしけり
    遊ばせてゐる
    遊び仕事や
    遊び仲間の
    遊び戻るや
    遊んで欲しくて
    浴びて狐に
    憐みつつも
    閼伽の手桶を
    仰いで空に
    碧き空さへ
    赤き冬空
    茜の空に
    あの空恋し
    青空落つる
    青空染むと
    あをぞらながら
    青空に入る
    青空を見る
    青い虚空に
    青天井の
    天の川原は
    天の窓より
    <下・あ>
    「あっ」という
    あかあかと
    あかるみを
    あくがれつ
    あくび中
    あげたいな
    あけたすて
    あげて夏
    あけといて
    アゲハ蝶
    アゲハ蝶
    あざやかに
    あさゆうべ
    あそび居る
    あたたかい
    あたたかい
    あたたかさ
    あたたまる
    あたたむる
    あたらしく
    アッシー君
    あつすぎる
    あったかい
    あったのね
    あったんだ
    あつまれり
    あと5分
    あどけなき
    あとさきに
    あとで消す
    あなた待つ
    あの土手に
    あびている
    あふぎ出す
    アブラゼミ
    あふれてる
    あまえんぼ
    あまえんぼう
    あらあらし
    あらあらに
    ありありと
    ありがとう
    ありしとぞ
    ありどころ
    ありながら
    あるこころ
    ある故郷
    ある特技
    アロハシャツ
    哀れなる
    愛かなあ
    愛告げる
    逢いたいの
    逢いにゆく
    茜雲
    庵の木々
    案内図
    溢れてる
    溢れをり
    溢れ落つ
    雨けぶる
    雨のすじ
    雨のなか
    雨の音
    雨の玉
    雨の午後
    雨の中
    雨を待つ
    雨叩く
    温い午後
    温かい
    温かき
    温かさ
    会いたいと
    会いに行く
    甘たるい
    仰がるる
    仰ぎ寄る
    仰ぐのみ
    兄は居し
    畦づたひ
    畦つづく
    欠伸する
    現れし
    吾子を追うふ
    吾子巣立つ
    荒るるまま
    秋が来た
    秋に会い
    秋の雨
    秋の空
    秋の蝉
    秋の風
    秋の暮
    秋の夜
    秋ひとつ
    秋遍路
    小豆粥
    上がってる
    上げにけり
    新しく
    青いから
    青い空
    青い月
    青りんご
    青々と
    赤い羽根
    赤い糸
    赤い鼻
    赤とんぼ
    赤トンボ
    赤にして
    赤ん坊
    跡のあり
    浅き春
    浅々と
    洗はざる
    争へる
    足の芸術
    足運ぶ
    足取られ
    足早に
    淡い恋
    暖かく
    暖かさ
    朝ごはん
    朝を斬る
    朝寒し
    灯欲し
    頭挿す
    歩いてく
    歩いてる
    歩きたい
    歩きをる
    歩き出す
    歩く坂
    歩み出す
    歩み入る
    歩るくなり
    泡を噴く
    明らかに
    明るさよ
    明日へ生く
    遊ばせて
    遊びけり
    遊びゐる
    遊ぶ鳥

    俳句 イ
    <上・い>
    いいんだよ
    いかめしき
    いくたびも
    いくつもの
    イケメンの
    いさぎよき
    いささかの
    いさみ立つ
    いじめっ子
    いたつきの
    いたづらに
    いちどきに
    いちめんの
    いづこまで
    いつしかに
    いってきます
    いつぱしの
    いつまでも
    いつ見ても
    いないいない
    いなごたち
    いにしえの
    いねかりや
    いのちあり
    イブの夜
    いもうとが
    いもほりの
    イヤホンを
    いらいらを
    いろいろの
    いわし雲
    異次元の
    胃の中を
    遺影あり
    一家皆
    一回で
    一隅の
    一族の
    一点を
    一度下げ
    一日の
    一日は
    一番の
    一匹の
    一片の
    一枚の
    一湾の
    稲光る
    稲妻の
    芋を掘る
    鰯雲
    家ごとに
    家に近き
    家に古る
    家の犬
    家ふえて
    家々の
    家近く
    家主を
    家中で
    家土産に
    家訪へば
    家迄は
    岩に置く
    岩室に
    幾百の
    急がぬと
    急ぐこと
    居酒屋で
    漁り火の
    嫌なこと
    犬が来て
    犬つれて
    犬と私
    犬引て
    犬去れば
    犬駆つて
    犬洗ふ
    犬張子
    犬吼ゆる
    言いわけの
    古えに
    五十路きて
    行き行けば
    行ってきます
    今の私
    市に聞く
    市中や
    糸つけて
    糸屑に
    出雲から
    色うごく
    色なき風
    色に出し
    色揚げの
    色褪せし
    寝ねがたき
    粋な蟹
    生垣を
    石けりの
    石をもて
    石一つ
    石垣に
    石室に
    石焼きの
    石組の
    石段の
    石段を
    石投げて
    息きらし
    息つけぬ
    息つめて
    息白し
    池に鳥
    池の亀
    稚けなく
    頂の
    田舎から
    田舎味噌
    凍てる指
    入船の
    入日さす
    板の間に
    板橋の
    板畳
    妹に
    妹の
    妹も
    苺買い
    燻し空
    <中・い>
    いう名の海に
    いう名の雪が
    いう名の布団に
    いえど富士山
    いくさ今なき
    いくつか見ゆる
    いくつもありて
    いくつもの恋
    いくつも答えた
    いささか酔ふて
    いささか濡れし
    いたずらリスの
    いたはり合へる
    いつかは主役に
    いつか夢見る
    いづこの道も
    いっしょにお昼ね
    いっしょにほどけた
    いつになったら
    いつの間にやら
    いつの夕日の
    いっぱいつまった
    いっぱい持って
    いつまでそこに
    いつまで青き
    いつまで匂ひ
    いつもおしゃべり
    いつもこの音
    いつもころころ
    いつもとちがう
    いつものごとく
    いつものすずめを
    いつものながめ
    いつもの場所で
    いつも笑って
    いつも悲しき
    いつも不思議な
    いつも夕焼け
    いてつく空を
    いとどつめたし
    いとほしむ身や
    いふて鰯の
    いましめあふて
    いますこしなる
    いまだ覚めざる
    イヤホンの音
    イヤリングにして
    いよいよ雨の
    いよいよ近く
    いよいよ白し
    いよいよ励む
    いよよはためく
    いろいろ買ひし
    いろんなメガネを
    いろんな音符が
    いろんな家が
    いろんな色が
    いわし雲から
    インクの滲み
    伊吹の山は
    椅子をすすめる
    異国のみかん
    移民の秘話を
    一羽おくれて
    一羽もをらず
    一回目だね
    一喜一憂
    一時に開く
    一緒に終わる
    一直線に
    一日券で
    一日得した
    一杯分の
    一番列車
    一本ありて
    一枚ぬいだ
    一枚羽織り
    一枚岩や
    一夜一夜の
    一輪咲いた
    一路明るし
    稲穂の海で
    稲穂眺めて
    陰謀めいた
    家が灯りぬ
    家で聴きたい
    家に帰りて
    家に大きな
    家に夜が来ぬ
    家の中にも
    家ははるけし
    岩にあそべる
    岩にあてたる
    岩に刻める
    岩のくぼみの
    岩をめぐりて
    幾度越へる
    居るとも見えぬ
    居場所を失くす
    犬につけてる
    犬の視線を
    犬吠えてゐる
    言う瞬間に
    言えずに消える
    言ってしまった
    言ってた父が
    言ふことなくて
    行こう彼女の
    行っても春の
    今では笑顔
    今でもそう言う
    今の気持ちを
    今降りさうな
    今再びの
    今夕立の
    糸に子ねこが
    色えんぴつで
    色かはりたる
    色が目覚める
    色さめ易き
    色づけたのは
    色とりどりの
    色なき水や
    色のくすめる
    色わかれたる
    色をとどめし
    色をみだして
    色を吸はるる
    色極まりし
    色々隠し
    色青みゆく
    色濃き花を
    色柄のよき
    生きてひとりの
    生きるぞと強く
    生きる意味問う
    石がぐらつく
    石にさはれば
    石に咲きたる
    石に彫られて
    石の窪みや
    石を宇宙へ
    息をひそめる
    池いつぱいに
    池の中に
    池を隔てて
    痛くなるまで
    痛みが溢れる
    入り来る時の
    入口それは
    妹つれて
    未だ昭和が
    命くもれる
    命はかなく
    癒えし病や
    勇みて帰る
    色無き空に
    <下・い>
    いいじゃんか
    いいのにな
    いかないの
    いくすじも
    いさぎよし
    いじめてる
    いそいそと
    いただきに
    いただきぬ
    いつくしむ
    いっている
    いっぱいだ
    いつまでも
    いつまでも
    いつも影
    いとちひさ
    いとほしむ
    いとまなし
    いなくなる
    いぶし銀
    いまのぼる
    いまはなき
    イモ畑
    いるのかい
    いるんだぞ
    いれたお茶
    いれちゃだめ?
    いわし雲
    いわれたよ
    伊崎良子
    伊勢にあり
    伊勢の国
    伊勢平野
    偉人たち
    異空間
    異人館
    移民老ゆ
    医を迎ふ
    一羽ゐる
    一家族
    一眼に
    一漁村
    一軒家
    一軒家
    一年生
    一両目
    一礼す
    一列に
    稲を刈る
    鰯雲
    家に居る
    家の軒
    家ばかり
    家ひとつ
    家出る刻
    家路あり
    活けており
    岩に干す
    岩畳
    急ぎをり
    居候
    犬が鳴く
    犬に言う
    犬のよう
    犬待てり
    言いし君
    言えたかも
    言っている
    言ってみる
    言ひあひぬ
    言われたよ
    行きたがる
    行ってみる
    今しがた
    今ついた
    今も尚
    今一夜
    糸電話
    出づる音
    出できたる
    色が好き
    色となる
    色にして
    色もなし
    色を出す
    色硝子
    粋な空
    生きている
    生き残る
    石だたみ
    石に腰
    石の坂
    石の数
    石の段
    石を積む
    石灯ろう
    石頭
    息づかひ
    息白し
    痛みもつ
    田舎バス
    入れました
    入れる春
    板の上
    命たち
    容れきれず

    俳句 ウ
    <上・う>
    うかうかと
    うかとして
    うぐいすが
    うぐいすの
    うしろから
    うすうすと
    うす氷
    うす味に
    うそうそと
    うたた寝を
    うち晴れし
    うつくしい
    うつつなき
    うつろなる
    うとうとと
    うねうねと
    うぶ声は
    うまず女の
    うらうらと
    うららかな
    うららかや
    うらわかき
    うれしいな
    移さるる
    移り住んで
    移り来て
    宇宙には
    迂闊にも
    雨後の庭
    厩から
    瓜二つ
    噂もつ
    運動会
    雲海に
    怨み言
    鴬が
    歌に聞く
    海の雨
    海の果
    海の月
    海の日や
    海荒るる
    海暮れて
    海鳴りの
    嬉しくて
    牛たちが
    牛年が
    魚市の
    魚市や
    魚籠の
    湖に出て
    湖に立つ
    後ろ影
    後ろ髪
    産声で
    植木屋の
    打乗れば
    打水や
    動かざる
    動く雲
    乳母車
    馬の耳
    梅が香や
    梅の香を
    梅祭り
    梅咲いて
    売り残す
    売り売りて
    売れのこる
    薄き日を
    薄雲の
    薄煙
    薄紙を
    薄着して
    美しい
    浮輪から
    埋草の
    埋立ての
    裏戸から
    裏口に
    裏山に
    裏町に
    裏庭の
    裏道に
    裏道は
    うめの空
    <中・う>
    『運命』流れる
    うごくがままに
    うしほの如く
    うしろめたさの
    うしろ見てゐる
    うしろ向きなる
    うしろ吹かるる
    うすき煙の
    うすみどりなる
    うすら青なる
    うす紫の
    うす墨色に
    うちかたまりし
    うちかたまりぬ
    うちかぶりたる
    うちのサンタは
    うちの家族は
    うちふるへつつ
    うちまじりたる
    うちを横断
    うつくりかりし
    うつつに聞けば
    うつむき行けば
    うつらふ空や
    うつりて暗し
    うつりて止まる
    うつりて浄き
    うつるドレスは
    うつれる水の
    うつろう空や
    うつろひゆらぐ
    うつろ心や
    うなづきゐしが
    うなづき聴ける
    うなばら遠く
    うねりにまかす
    うめを見るまで
    うやうやしさの
    うんさうんさと
    移りて消えし
    右脳左脳も
    宇宙があると
    宇宙の孤独
    宇宙人となり
    唄に寝し子よ
    唄をうたへる
    噂いやしみ
    運命的な
    映りしままに
    映りて消えし
    映りて暮れし
    映れる空や
    海となりけり
    海となりゆく
    海のうへなる
    海の傾き
    海の青さや
    海の中なる
    海の日を見る
    海へ吹かるる
    海を見ている
    海を照して
    海を前なる
    嬉しい息子の
    湖の面を
    後ろに高し
    後ろ姿が
    後ろ姿に
    打かへされし
    打ち水されて
    動きて見ゆる
    動き光れり
    動くと見れば
    動くものただ
    動くものなし
    内側にいる
    売り子の声の
    売子まどろむ
    薄日に動く
    浮いて春光
    浮かれ蹴る蹴る
    浮きを見つめる
    浮き沈みつつ
    埋める楽しみ
    埋立てられて
    謡の中の
    裏戸を出でて
    うつしみの空
    宇宙のはてを
    宇宙を抱いて
    <下・う>
    うきあがる
    うしなへる
    うしろ髪
    うすあかり
    うすぐもり
    うすけむる
    うすなさけ
    うすにごり
    うすみどり
    うすよごれ
    うすらぎて
    うちあけよう
    うちふるふ
    うつくしき
    うつそうと
    うづたかく
    うつっちゃう
    うつりをり
    うつろへる
    うとまるる
    うなってる
    うばひ去る
    うまくなる
    うまりそう
    うみを恋ふ
    うらおもて
    うら若き
    うるさいよ
    うれしそう
    うれしそう
    うれひごと
    うんどうかい
    移りけり
    宇宙都市
    宇宙服
    雨月物語
    嘘を吐く
    歌うだけ
    歌が好き
    歌にする
    海に向く
    海のおと
    海の町
    海へ向く
    海暗き
    海見える
    海原へ
    海思ふ
    嬉しいな
    魚の腸
    湖の宿
    後ろ向く
    後を追ふ
    氏神へ
    受けにけり
    受け取りぬ
    受験票
    愁ひあり
    上をゆく
    打ちふれる
    打ち明けた
    打ってやる
    奪ひあう
    奪われる
    動かざる
    動きだす
    動き出す
    動くもの
    梅の花
    梅雨の香
    梅三分
    梅日和
    売っている
    薄い春
    浮かんでる
    浮ぶとき
    浮ぶ日よ
    埋めてみる
    裏戸口
    裏返えし
    腕相撲

    俳句 エ
    <上・え>
    エコー画像
    エコロジー
    エコ生活
    えらそうに
    えりあしが
    えんぴつを
    餌をあさる
    液体に
    駅を出て
    駅前へ
    駅裏で
    円高が
    炎上に
    炎天や
    縁に干す
    縁に置く
    縁側で
    縁側に
    遠足の
    鉛筆の
    会釈して
    絵手紙の
    絵日記の
    絵本より
    干支の牛
    枝裂て
    笑顔にも
    撰り出して
    <中・え>
    えがおいっぱい
    エジプト文字に
    えんぴつの先
    嬰の浮力や
    英語のノートに
    駅のホームで
    駅舎に響く
    駅弁手に手に
    越前訛りの
    園児地球を
    遠慮しながら
    塩素の匂いで
    絵のぐが空で
    絵本の国に
    笑顔と笑顔
    笑顔の帰宅
    笑顔の分だけ
    圓朝怪談
    描ききれない
    円錐空間
    <下・え>
    エキストラ
    エベレスト
    駅につく
    駅時計
    園児達
    縁に坐す
    縁のはし
    絵そらごと
    絵の具混ぜ
    絵をかける
    絵具の朱
    絵馬もあり
    獲て帰る
    干し鰈
    枝のさき
    枝の凧
    枝をのべ
    笑みこぼれ
    笑顔かな

    俳句 オ
    <上・お>
    お〜いお茶
    オーボエで
    おお苦い
    おかあさん
    おかえりと
    おくつきを
    おじいちゃん
    おじいちゃんと
    おじぎ草
    おしゃべりを
    おそはれし
    おつくうに
    おてつだい
    おとうさん
    おとしだま
    おとし玉
    おにぎりが
    おにぎりに
    おにぎりの
    おにぎりを
    オニヤンマ
    おにやんま
    おばあちゃん
    おひなさま
    おほらかに
    おみくじは
    オムライス
    おもちつき
    おもむろに
    オリオン座
    オレンジの
    おろおろと
    おんぶした
    お花屋さん
    お気軽に
    お兄ちゃんの
    お月さま
    お月様
    お使ひに
    お姉ちゃん
    お正月
    お先にと
    お揃いの
    お茶にしよ
    お茶をつぎ
    お茶摘みに
    お日様に
    お年玉
    お腹の子
    をりをりは
    奥の間に
    奥様と
    往来の
    押入に
    王朝の
    黄金の
    沖からの
    沖遠く
    沖照りの
    屋久杉が
    屋上は
    乙矢手に
    俺のイス
    温暖化
    音さえも
    音なくて
    音もなき
    音やめば
    音楽は
    覚えたて
    含羞草
    起きて居て
    起きぬけの
    鬼じゃなく
    鬼は外
    鬼瓦
    鬼役も
    丘に待つ
    教へ子に
    後れたる
    思い出の
    思い出は
    思い出を
    思ひ切り
    終りなき
    女湯も
    女等は
    親も子も
    折からの
    折とれば
    折りくるる
    折り曲げて
    折り紙で
    折紙の
    想い出の
    送られて
    怠りし
    大そうじ
    大なわで
    大晦日
    大空に
    大空は
    大空へ
    大欠伸
    大股で
    大阪は
    大寺の
    大人でも
    大人にも
    大人より
    大声で
    大掃除
    大樽に
    大棟に
    追ひかけて
    追われてく
    弟が
    弟に
    弟の
    弟は
    怒ること
    幼なきは
    幼な子の
    落ちかかる
    落ちて居る
    落ち葉から
    落ち葉には
    落ち葉にも
    落ち葉掃く
    落る日に
    落人の
    落葉踏む
    老いし母
    老い松に
    老が身は
    老て行く
    老の頬に
    掟書く
    朧月
    大空や
    <中・お>
    おいてきぼりや
    おいでください
    おうと答へて
    おかとびこえる
    おぎなふほどの
    おきると春の
    おこたの周りに
    おこりんぼうの
    おさがりじゃない
    おさんぽ、花の
    おじいちゃんにも
    おじちゃんいっぱい
    おじやぐつぐつ
    おしゃべりおにを
    おしゃべりしながら
    おしろい匂ふ
    おせちにあきて
    おちこむ水や
    おちこんでいる
    おちばのおきゃくも
    おちゃでまんぞく
    おてんとさまの
    おどろいてゐる
    おどろかさるる
    おなかがいっぱい
    おなかの中で
    おなじところを
    おならという子
    おにのくせして
    おのが影なる
    おふろの中で
    おふろはいやだと
    おへやの中に
    おほかた失せし
    おまけでもらう
    おもちがふっくら
    およぎきつたる
    おりてくる橋
    おろしたてなる
    おんぶばったの
    お辞儀何度も
    お若いころが
    お守りまでも
    お手がみくれて
    お手洗や
    お手伝いには
    お尻が大きい
    お前にこの世
    お茶の香りで
    お庭がくるくる
    お疲れ様と
    お弁当だけ
    泳いで進む
    汚水吐きゐる
    奥は未知数
    奥まで見えて
    往時語らう
    応援をする
    応援歌にして
    押され進みぬ
    押して歩くは
    押へて渡る
    沖へあつまる
    沖行く舟の
    桶のまはりの
    桶一ぱいの
    俺と同じで
    俺の出番と
    恩師の笑顔と
    恩師の前の
    音がとぼけて
    音が合わない
    音さまざまに
    音たてて来し
    音なくなりし
    音に音添ふ
    音に覚めたる
    音のかはりし
    音のみだれし
    音の明るき
    音を消したる
    音間延びして
    音高くして
    音符のように
    鬼の会議が
    鬼の親子の
    教えてほしい
    己等は妻の
    思いも巻き上げ
    思いを馳せて
    思い出運ぶ
    思わずたてる
    収められない
    収める空の
    終えて寂しい
    重き足なり
    重き瞼を
    重たくなりし
    女ささやく
    女となりて
    女の意地で
    女の筆の
    女坐りて
    親から笑顔
    親に見らるる
    折らんとすれば
    折々ぱつと
    折々暗く
    折々風に
    想い出運ぶか
    想い浮かべて
    想い流して
    帯きらめくや
    帯をときたる
    大いなる眼や
    大いなる手や
    大きくなりし
    大きくなりぬ
    大きく光る
    大きく振つて
    大きく吹けば
    大きく抱える
    大きなコップ
    大きなことを
    大きな影や
    大きな音や
    大きな画用紙
    大きな柿が
    大きな顔に
    大きな山に
    大きな子等は
    大きな声や
    大きな船が
    大きな返事
    大きな門の
    大きな夕日に
    大雨ひたす
    大影つくる
    大空どこでも
    大人びている
    大人気ないけど
    大飯食うて
    男どうしの
    男湯もただ
    置いていかれる
    置きしが如く
    追って見つけた
    追って自転車
    追はるる如く
    追はれ追はれし
    溺れていると
    同じくらいに
    同じくらいの
    同じ高さに
    同じ夢みる
    負って聞こゆる
    負はれゆく子や
    面影求む
    幼くなった
    幼なじみが
    踊り出でたる
    落す水あり
    落ちくだけたる
    落ちくぼみたる
    落ちてくるまで
    落ちてしまひし
    落ちてつつ立つ
    落ちて始まる
    落ちて踏まれし
    落ち漂へる
    落ち葉が妙に
    落ち葉のじゅうたん
    落ち葉蹴飛ばし
    落とした絵馬に
    老の眼鏡や
    お空のかげは
    お空の底と
    お空のふちに
    <下・お>
    おもほゆる
    おいだすぞ
    おいていく
    おーいお茶
    オートバイ
    おかえりなさい
    おきあがる
    おきな面
    おくれがち
    おさげ髪
    おじいさん
    おじいちゃん
    おじぎする
    おじぞうさん
    おしとどめ
    おしゃれする
    おすそわけ
    オズの世界
    おそれざる
    おそろしし
    おちる音
    おとうさん
    おとなしき
    おどりだす
    おとろふる
    おなじいろ
    おにごっこ
    おにの顔
    おのが家
    おのづから
    おばあちゃん
    おびただし
    おひるねちゅう
    おほどかに
    おぼろの夜
    おめでとう
    おもちや箱
    おもはゆし
    おもひ寝る
    おりてくる
    お月さま
    お似合いね
    お辞儀する
    お手伝い
    お裾分け
    お正月
    お説教
    お祖母ちゃん
    お年玉
    お姫様
    お父さん
    お墓みたい
    お母さん
    泳いでる
    泳ぎたい
    泳ぎ切る
    応援す
    押しとどむ
    押し花に
    押せばつく
    王子様
    俺宿題
    温泉へ
    音がする
    音すなり
    音とおもふ
    音のあり
    音ばかり
    音もなく
    音楽会
    音幽か
    下ろしてく
    起きる父
    鬼の面
    丘となる
    丘に待つ
    丘の樹々
    丘の上に
    教へらる
    驚きぬ
    降りたのね
    桜桃忌
    思い出す
    思い馳せ
    思ひつつ
    思ひゐる
    終わらせる
    襲ひきぬ
    重いです
    重すぎる
    女かな
    女の子
    女坂
    女親
    親孝行
    惜し通す
    惜みけり
    折りくれし
    折り捨つる
    折れ易し
    帯固く
    大いさよ
    大いなる
    大いばり
    大きさよ
    大きすぎ
    大き空
    大そうじ
    大晦日
    大欠伸
    大人かな
    大人になる
    大落日
    大廂
    男ゐて
    男声
    置きにけり
    置き並べ
    置所
    遅れけり
    墜ちゆけり
    追いかける
    追いつける
    追ひ越しぬ
    弟弟子
    怒られた
    尾垂れたる
    夫在らず
    負はれゆく
    負ひゆける
    面白い
    面白や
    躍り居る
    幼き日
    踊り笠
    落しもの
    落ちつかず
    落ちる滝
    落ち込んで
    落ち葉掃き
    落ち来る
    落としけり
    落縁に
    落葉かな
    老いゆくか
    老の眉
    老ひとり
    奢りとす
    朧かな
    朧月
    檻の中

    俳句 カ
    <上・か>
    カーテンの
    カーテンを
    かがみもち
    かがやきの
    かきごおり
    かきの実が
    かきの木に
    かき祭り
    かくれゐる
    かくれんぼ
    かくれんぼう
    かけ足が
    かごの中
    かさかさと
    かざはなが
    カシオペア
    かじかんだ
    かしましく
    かずかずの
    がたがたに
    かたくりこ
    かたつむり
    かたまりて
    かたむきし
    かたわきに
    かつかつと
    がつくりと
    がつしりと
    かなしみを
    カニ完売
    かばかりの
    かはたれの
    カバンまで
    カフェオレの
    カプセルの
    かぶとむし
    カブトムシ
    かぶと虫
    かまきりが
    かみがたを
    かみさまが
    からからと
    がらがらと
    ガラス越し
    からびたる
    カラフルな
    かりそめに
    かり綴の
    かるたとり
    かるた会
    カレンダー
    カンテラを
    がんばった
    烏瓜
    影踏みに
    夏期休暇
    家計簿に
    家族やもん
    家族増え
    果樹園や
    河べりに
    蚊遣火の
    画用紙に
    画用紙の
    介護服
    会葬の
    解雇され
    回想の
    回廊の
    怪獣の
    戒壇を
    改札を
    海パンを
    海水浴
    海底に
    貝がらと
    貝殻に
    外国の
    崖肌に
    街よする
    街燈に
    街道の
    街路樹に
    街路樹の
    街路樹の
    垣なせる
    垣根まで
    柿すだれ
    柿の種
    郭公や
    閣上の
    学校に
    学校の
    学問に
    学寮も
    掛軸に
    喝采に
    釜鳴りの
    鎌鼬
    刈り残す
    寒牡
    寒稽古
    寒月や
    寒梅に
    寒林や
    看病の
    眼科医は
    眼前の
    願かけし
    帰り道
    帰り来て
    帰るなり
    帰る子に
    帰ろうか
    鏡では
    鏡もち
    鏡見て
    空っぽの
    欠けてゆく
    肩に来し
    肩車
    鍵の手に
    元旦に
    元旦の
    元朝に
    限りなき
    枯野来て
    語り居て
    甲板に
    合唱の
    合掌の
    傘さして
    傘さして
    飼い主を
    飼犬の
    重ね着で
    書き初めで
    書き初めの
    書き溜めた
    書初に
    硝子戸の
    硝子瓶
    神無月
    神様が
    神様も
    川くねり
    川づらに
    川遠く
    川音に
    川下や
    川筋は
    川杭や
    川尻の
    川中に
    川底に
    川添ひの
    掻きよせて
    剃刀の
    頭文字
    買物の
    髪の毛が
    髪を切り
    髪切って
    髪染めて
    悲しいな
    悲しみは
    皮をむく
    風いでて
    風が吹く
    風だけが
    風にのる
    風に透く
    風に浮き
    風の中
    風はやし
    風までも
    風わたる
    風止みて
    風邪の子の
    風吹いて
    壁にさす
    壁の錆
    片隅で
    片言に
    片身にて
    片想い
    片側は
    片付けて
    片頬は
    返り花
    母さんの
    傍に
    門に呼ぶ
    門松を
    窯出しの
    厠の灯
    厠出て
    瘡蓋が
    蝸牛
    かの虚空
    <中・か>
    カーブミラーの
    かがやき過ぎし
    かがやき暮るる
    かかりて消ゆる
    かかると見しが
    カキンカキンと
    かくるるほどの
    かげあそびして
    かけつらねたる
    かげのうつるれ
    かげより出でし
    かけ余したる
    カゴはトンボの
    かざしてうすき
    かさなりすすむ
    カジって欠けた
    かすかににおう
    カステラ厚く
    かすめし影や
    かたぐるまして
    かたちに両手
    かたっぽだけの
    かたへの人の
    かたまり生きて
    かたむき合ふて
    かたむき沈み
    かたりと動く
    かたんと下りし
    かはりし人と
    かぶさつて来る
    かぶさり飛べる
    かみなり落ちて
    かもめ一羽から
    からからに残る
    ガラス細工の
    からの校舎に
    カルタの前に
    かれ葉のように
    かわいいかさが
    かわのなかで
    かんでもらおう
    がんばりすぎない
    案山子人口
    隠してしまう
    隠れてゐるや
    隠れ上手の
    影あつめたる
    影あればある
    影うすうすと
    影しみしみと
    影そそくさと
    影つくる葉や
    影なら君に
    影の深さや
    影の太さよ
    影の如くに
    影みちづれに
    影を並べて
    影曳き落ちぬ
    影河にある
    影降る如く
    影生れたる
    影折れちぢむ
    影動きゐる
    影濃き道と
    影濃く過ぎつ
    化して少年
    可愛い足音
    可愛い帽子
    可愛ゆきものよ
    家計の事情
    家計圧迫
    家族そろって
    家族のように
    家族みんなが
    花鳥風月
    貨車のこだまや
    過去が聞える
    過去と未来の
    霞のような
    賀状の端で
    会話の数だけ
    蟹が横這い
    崖の雫や
    垣を繕ふ
    覚悟を決める
    角を合わせて
    楽器に映る
    活気に水さす
    刈ればあかるし
    乾かんとして
    乾きかけたる
    乾ける土間や
    感じ再び
    漢字一字で
    缶コーヒーは
    頑固おやじの
    顔にあつまる
    顔にしぶきや
    顔に日さしぬ
    顔に飛び付く
    顔のうつれる
    顔の小さき
    顔の揃ひて
    顔を見るたび
    顔一ぱいに
    顔押しつけて
    顔出したる
    顔出す母の
    顔赤らめて
    顔覗きあふ
    帰らぬ君は
    帰る車内は
    鏡の前の
    鏡の中を
    金持の子を
    駆けてきた母の
    駆け込むわが子
    傾き移る
    形ちがって
    軽き寝息や
    欠けたら君に
    肩から香る
    肩から服が
    肩に被りし
    肩のあたりの
    肩の細りや
    肩を叩いて
    肩越えゆきし
    枯れ葉のプールで
    枯野の中の
    語りかけてる
    考えてゐる
    考える人の
    香にたつ上の
    香にふれし夜の
    香のほのかなり
    香りがするよ
    香りを繋ぐ
    傘に遊べり
    傘の雫や
    傘の水滴
    傘の中なる
    傘もささずに
    傘を抱えて
    紙ヒコーキの
    紙仕度して
    狩人の血よ
    重なりやすき
    重なり下りる
    重なり落つる
    重ねて描く
    重ねるごとに
    重ね描いて
    勝つまでやめない
    硝子のこちら
    鐘の響や
    鐘の数より
    飾り雛様
    神に会うのに
    神はどんなこと
    数える十が
    数でもめてる
    数へながらに
    数をつくして
    川かがやける
    川に映るや
    川のぼりゆく
    川の広さや
    川の字に寝る
    川の真中の
    川を挟みて
    川長々と
    川波立てる
    代る代るに
    通ひなれたる
    買った指輪で
    買って諭吉が
    買ふ冬晴れの
    髪ふりわけつ
    彼とのデートは
    彼に伝えて
    微かな熱を
    必ず言われる
    必ず当たる
    風あるらしき
    風がふいたら
    風が吹いたら
    風ききすます
    風つのり来し
    風と一緒に
    風と授業が
    風と白馬の
    風にもまるる
    風に後れて
    風に乗り来し
    風に数多の
    風に追はるる
    風の奏でる
    風の中なる
    風の中ゆく
    風の匂いで
    風の来ている
    風ばかりなる
    風を受けたる
    風を占う
    風吹きすさぶ
    風吹くあたり
    風切る音は
    風来る窓に
    聞こえてきそうな
    聞こえてくるよ
    聞こえぬふりの
    壁に影して
    壁に吸はるる
    変えた理由が
    変えて飾りし
    片くらがりの
    片づけるよと
    片手で開脚
    片手に持って
    片側だけの
    片道切符の
    片曇りする
    片頬に燃ゆる
    返した本の
    絡みほどけて
    篝火草に
    かぜふきのそら
    からりと空の
    <下・か>
    カープ勝つ
    かえてゆく
    かえらない
    かかげたり
    かかはらず
    かがみもち
    かがやくよ
    かがよへる
    かかり船
    かきけされ
    かき氷
    かき鳴らす
    かぐや姫
    かくれがち
    かくれつつ
    かくれてる
    かくれんぼ
    がけっぷち
    かけぬける
    かける声
    かけ下りし
    かこまれて
    かこみつつ
    かざしくる
    かざってる
    かさになる
    かしづきぬ
    かぜがふく
    かぞへゆく
    かたすみに
    かたつむり
    かたむける
    かなしさよ
    かなしそう
    かなたより
    かばかりに
    かぶってる
    かぶと虫
    かへりみる
    かへり見し
    かまどの火
    カメラ人
    カメ脱走
    かもしれぬ
    カモ泳ぐ
    かも知れぬ
    からからに
    からすうり
    カラスくる
    ガラス玉
    ガラス棒
    からだ張る
    からみつく
    カレンダー
    カンガルー
    哀しくて
    囲んでる
    畏まる
    隠し味
    隠れてる
    影つくる
    影のびて
    影よぎり
    影をひく
    影移る
    影一つ
    影伸びて
    影動く
    影法師
    影法師
    仮分数
    可愛さよ
    可能性
    家系なり
    家族あり
    家族の輪
    河川敷
    火事ですよ
    菓子ケース
    我慢する
    画家がでた
    会話かな
    解体車
    快復し
    皆勤賞
    開催だ
    外国人
    蛙鳴く
    垣の外
    垣間見ぬ
    柿たわわ
    核家族
    核心へ
    学げい会
    学芸会
    学舎見ゆ
    学寮よ
    楽器店
    笠の紐
    活字組む
    滑走路
    乾きをり
    乾く夜
    寒げい古
    寒桜
    寒椿
    寒卵
    感じつつ
    感じてる
    感じとる
    感謝の日
    監督さん
    観世音
    観世流
    還らざる
    還り来ぬ
    顔きびし
    顔つくる
    顔の影
    顔ばかり
    帰りけり
    帰り道
    鏡だな
    鏡餅
    金下ろす
    駆けあがり
    駈け下りる
    傾きぬ
    桂浜
    軽はずみ
    欠けてゆく
    肩に乗せ
    鍵の穴
    鍵を掌に
    固くなる
    枯野かな
    語りをる
    語り出す
    考える
    紙一重
    紙芝居
    重なりて
    重ねたり
    重ねつつ
    重ねみる
    書いたみたい
    書いている
    書いてから
    書いてみる
    書きとめる
    書き消して
    硝子越し
    鐘をうつ
    飾りたる
    飾りつけ
    神だのみ
    数知れず
    川に見ゆ
    川原石
    川向ひ
    川渡る
    舵をとる
    通ひみち
    買いに行く
    買うお菓子
    買ひに出て
    買ひ置きぬ
    髪を結ふ
    髪束ね
    彼を待つ
    描きつづる
    描き込んだ
    風ありぬ
    風が撫づ
    風たまに
    風となる
    風ながら
    風になる
    風に聞け
    風のよう
    風の吹く
    風の声
    風の木々
    風わたる
    風を待ち
    風移り
    風薫る
    風光る
    風変り
    風立ちぬ
    壁立てり
    変るなり
    片ながれ
    片思い
    片日影
    耀きぬ
    籠の影
    籠の中
    蝸牛

    俳句 キ
    <上・き>
    ぎこちなき
    きざみこむ
    きさらぎの
    ギター弾く
    きたかぜが
    きた風が
    ぎつと鳴る
    きばみたい
    キミとボク
    きやきやと
    キャラメルを
    きゅうりの芽
    キラキラと
    きらきらと
    きらめきて
    きれいな字
    きれぎれの
    ぎんなんを
    黄に光る
    黄に染めて
    寄宿舎で
    机上なる
    帰省して
    気がつけば
    気づかない
    気のゆるみ
    気の早い
    気休めと
    汽車に寝て
    季の移り
    紀ノ川に
    記念日の
    騎馬戦の
    義歯入れて
    客とめて
    休刊に
    球場が
    旧街道
    牛乳の
    強風に
    教科書が
    教科書の
    教科書を
    教材の
    教室の
    教室は
    鏡台の
    禁断の
    金魚さん
    金魚すくい
    金魚たち
    金魚より
    金魚鉢
    金星が
    金髪を
    銀杏の
    銀杏を
    銀行の
    銀色の
    銀盤の
    君と見た
    君のつく
    君の名は
    君想う
    君恋し
    今日までの
    今日も来て
    昨日より
    昨日来た
    樹の空に
    樹の中に
    樹雫に
    傷つけば
    消えがての
    消えである
    消えてくと
    消え消えて
    切られても
    切りすぎた
    切り貼りの
    切株の
    着ぐるみの
    北国に
    北庭の
    北風が
    北風に
    北風の
    北風や
    北風小僧
    霧島の
    木に犬を
    木の椅子に
    木の下に
    木の実落つ
    木も草も
    木ゆらぎの
    木移りに
    木雫に
    木々いつか
    木々の間を
    木々は皆
    木々を見て
    来て見れば
    来合はせて
    虚空かな
    虚空には
    <中・き>
    ぎざぎざしてる
    きっとみんなが
    きのふとなりし
    きまぐれな風
    きまぐれ風や
    キャンドルサービス
    キャンプの一日
    ぎゅっと凝縮
    きょくをきくと
    キラキラ映る
    きらめきそめし
    キラリキラリと
    きれいな色の
    きれいにすると
    きれいにそろった
    黄煙を吐く
    岸へ岸へと
    岸をはなれし
    喜寿の名越を
    基地が見える
    希望をたくす
    机上にひとつ
    期せざりし身に
    機嫌が分かる
    帰宅時間を
    気にするぼくは
    気の病やみ
    気まづく居しが
    気分で雪へ
    汽車見送りて
    汽笛の鳴りし
    季節の中で
    季節歩いて
    記ねんにさくら
    記憶ただあり
    記憶の糸が
    客となり居る
    客に囲まれ
    客相対す
    客待ち顔の
    牛乳が来て
    虚空に放ち
    魚眼レンズ
    競ひ行きしが
    教師が夢中
    教室になる
    教室を走る
    教室君と
    禁句の多い
    金に輝く
    金魚が心配
    金魚に名前は
    銀と光れる
    銀のナイフを
    銀の指輪に
    銀河の果ての
    銀河をけって
    銀河を舞って
    銀河系から
    君にも一つ
    君に着くため
    君のポニーテール
    君のマフラー
    君の笑顔と
    君の瞳は
    君の背中は
    君はUFO
    君はキャラメル
    君へと届け
    君への想いは
    君をそこから
    決まったものの
    決まるジャンケン
    決めて団子や
    今日だけわたしも
    今日はあなたが
    今日もどこかで
    今日も来いよと
    今日切たての
    昨日も見たな
    消えてしまひし
    切られし山茶花
    切り出す前に
    切り裂き響け
    切れない縁を
    着ぶくれてゆく
    伐り倒しけり
    聞ゆる方へ
    北風小僧が
    北風小僧と
    木にもたれゐて
    木の歌声を
    木の実の国へ
    木の葉のように
    木々が会話を
    木々の梢の
    来ては照らすよ
    来てゐるという
    来て交り飛ぶ
    来り遊べる
    きのふの空の
    虚空さまよふ
    虚空の下で
    虚空の中へ
    <下・き>
    きかないで
    きざむ音
    きそひたる
    ギター弾く
    キタキツネ
    きてあそぶ
    きのふけふ
    キミとボク
    キミのもの
    きみの嘘
    きめた春
    キューピット
    きらびやか
    きんぎょさん
    黄に染むる
    岸高し
    奇応丸
    帰郷かな
    気を拾う
    気持ちかな
    気付いた冬
    気泡見ゆ
    汽車で過ぐ
    汽車の影
    汽笛かな
    季節かな
    紀行文
    記憶にて
    記念館
    客が来る
    客とをり
    客少な
    休憩所
    休耕田
    給水車
    給付金
    旧砲台
    距離くらい
    漁夫の顔
    魚板鳴る
    京の町
    競走中
    共和国
    境界線
    鏡中に
    金メダル
    金閣寺
    金魚かな
    金木犀
    君が好き
    君のせい
    君のよう
    君の色
    君の癖
    君を待つ
    君想う
    君来たり
    決めている
    狐雨
    狐色
    効きめあり
    今日の月
    今日の自分
    今日の母
    今日も見つ
    樹々の風
    傷心
    消えていく
    消えやらず
    消え去った
    勢かな
    切ってをり
    切りにけり
    切り捨てる
    切り落とす
    切符買う
    着替えする
    聴きに行こう
    聞いている
    聞いてみる
    聞こえたよ
    聞こえてきそう
    聞こえるよ
    北の果
    木に吊す
    木に吊られ
    木のすがた
    木の根ほり
    木の扉
    来しごとく
    来し猫よ
    来て学ぶ
    来て待てる
    軋む音

    俳句 ク
    <上・く>
    クーラーの
    クシャミして
    くじらぐも
    くたびれて
    クッキーと
    くつくつと
    くどくどと
    クモの家
    くらくなり
    ぐらぐらと
    グランドの
    クリスマス
    くるくると
    クレパスの
    クレヨンを
    くわらくわらと
    ぐんぐんと
    暗がりの
    暗きより
    暗闇の
    雲しきり
    雲もなき
    雲影や
    雲間から
    雲切れて
    雲切れや
    雲早き
    雲来り
    句会後の
    句碑立ちて
    空港の
    偶然の
    櫛の歯の
    靴とばし
    靴ひもと
    靴ひもを
    靴先に
    群青が
    口あいて
    口あけた
    口あけて
    口ずさむ
    口中に
    口癖を
    国訛り
    黒々と
    黒豆を
    黒猫も
    昏れてなほ
    首をふる
    唇や
    草の実を
    草むしり
    草むらに
    草野球
    釘曲げて
    曇る日の
    曇日の
    暮るるまで
    暮るる樹々
    暮れかけの
    暮れそめて
    暮れ雲の
    暮れ残る
    暮れ色の
    崩れては
    薬より
    薬指
    空間に
    空中の
    <中・く>
    くぐりくぐりて
    くしゃみ一発
    くすぐりがえし
    クスリと笑う
    くちびるまるで
    くつがへしたる
    くつがへりたる
    ぐっすりねてる
    くづれかけたる
    くよくよするなと
    くらきによるや
    くらきに唄ひ
    クラスも木々も
    クリックひとつ
    くるくる上る
    くるぞとさけぶ
    くるなと願う
    ぐるりに雨の
    くわつと明るき
    ぐんぐん縮む
    ぐんぐん飛べる
    暗きにつづく
    暗きに音し
    暗き山路や
    雲おちつかぬ
    雲が魚で
    雲にのこりし
    雲に棹さし
    雲のゆききの
    雲の一つや
    雲の去来や
    雲の形に
    雲の光りや
    雲の白さや
    雲は空行く
    雲ひっかかる
    雲も従ふ
    雲をこぼるる
    雲をまともや
    雲を招いて
    雲一つなき
    雲多き夜の
    朽つるに任す
    狂ひしままに
    句帳を覗き
    空気をさいて
    空気を抜けば
    靴の踵を
    熊に注意の
    熊のねごとが
    軍手真白く
    鯨の雲が
    口に含ます
    口の動きや
    口一ぱいに
    口開きをる
    紅の空に
    黒に戻して
    首に春風
    首筋かゆし
    食って味わう
    草にまぎるる
    草にまじりて
    草に下りしは
    草に沈みて
    草に投げたる
    草の上行く
    草の中なる
    草をはんでる
    草間に見えて
    草餅春の
    曇る時あり
    暮らしてゐるや
    暮れて雨降る
    崩れかかるや
    暗い空から
    空中都市の
    空中の鈴
    空中の窓
    <下・く>
    くい残る
    くぐり入る
    くさぐさを
    くひこぼし
    ぐらつかす
    クリスマス
    くるまれたい
    くる寒さ
    くれた春
    クローバー
    暗うしぬ
    暗くなる
    暗くなる
    雲の下
    雲の中
    雲往来
    雲間より
    九十九里
    句読点
    愚にかへる
    喰ひちらす
    櫛一つ
    靴ぬいで
    靴のあと
    靴ヒモのよう
    靴洗う
    靴磨き
    栗ご飯
    鍬入れる
    薫風よ
    口あける
    口づけす
    口渇く
    国を行く
    国訛り
    黒き目を
    昏れゐたる
    首飾り
    唇開く
    唇甘し
    厨口
    厨窓
    組体操
    草の闇
    草の上
    草の色
    草の中
    草の餅
    草を摘む
    釘のあと
    釘をうつ
    曇るべく
    配ります
    暮しの灯
    暮の駅
    暮の秋
    暮れすすむ
    暮れてより
    暮れのこる
    暮れまどふ
    来る薄さ

    俳句 ケ
    <上・け>
    ケーキ屋の
    ケータイが
    げきの中
    ゲタの音
    けつろ取り
    ゲルニカや
    ゲレンデに
    ゲレンデは
    けんかして
    煙吐く
    下校時の
    下車駅は
    下駄で来し
    下駄はいて
    下駄箱に
    化粧品
    境内や
    啓蟄や
    携帯電話
    景気よく
    芸術家
    激論の
    結局は
    結露した
    月出ずる
    健啖は
    限界の
    今朝もまた
    今朝摘みし
    蹴る石も
    消しゴムは
    消しゴムを
    <中・け>
    ケーキの街の
    けむりて見ゆる
    けむりて暮るる
    けむりの如き
    けらけら笑う
    けられなぐられ
    ゲリラ豪雨が
    ケンカした日の
    げんきげんきと
    煙がくれに
    煙のかかる
    煙のはしを
    煙の先に
    煙の中に
    煙の如き
    煙らしてゐる
    煙一筋
    煙這い行く
    下駄の流るる
    敬礼受ける
    景色が違う
    景色に映える
    健康いっぱい
    献血車から
    鍵盤あそび
    鍵盤叩く
    元気ありすぎ
    元気にうごいて
    元気を測る
    源氏絵巻や
    削り細めし
    消せずに冬の
    毛糸の編み目に
    煙は空に
    <下・け>
    けしきにて
    けたたまし
    けとばした
    けなげかな
    けぶらへる
    ケヤキの木
    けんかちゅう
    煙立つ
    下校する
    下駄の音
    下駄の跡
    下駄の泥
    化粧して
    芸術品
    劇に泣き
    劇作家
    県境
    減少す
    源氏物語
    玄米茶
    蹴りかえす
    蹴り落す
    消されぬ灯
    消してくれ
    毛並よき

    俳句 コ
    <上・こ>
    「ご苦労様」
    こいのぼり
    コーヒーの
    コーヒーを
    こおろぎが
    こおろぎと
    こがらしに
    こけ石の
    コスモスの
    コスモスも
    こたつだと
    コタツ布団
    こたふるは
    こだまする
    こっくりと
    こつこつと
    こっそりと
    ことごとく
    ことさらに
    このおかず
    この街の
    この金魚
    この指に
    この星の
    この道に
    この年を
    この路は
    この路地の
    こひつじは
    こぶし程
    ごぼごぼと
    こぼるるや
    こぼれ目に
    こまごまと
    ゴム長に
    こめかみの
    これなあに
    これ以上
    これ写楽
    ころころと
    ごろごろと
    こんなこと
    こんなにも
    こんにちは
    コンパスの
    衣替
    衣替え
    越してゆく
    極楽へ
    金色の
    金平糖
    言葉って
    言葉より
    古稀すぎて
    五円玉
    五七五
    五線譜に
    後悔を
    御利やくを
    交番から
    光陰を
    公園で
    公園に
    公園の
    工場の
    校長の
    校庭に
    校庭の
    甲子園
    硬球を
    紅白に
    紅白の
    紅葉の
    荒天の
    郊外に
    鉱山の
    高原の
    高低に
    合格の
    豪快に
    轟々と
    国境に
    国際線
    黒人の
    黒板に
    腰かくる
    腰掛に
    今年こそ
    困っても
    婚礼の
    紺色の
    紺碧の
    子が産まれ
    子が剥きし
    子とともに
    子どもの日
    子に遊ぶ
    子のためか
    子の顔に
    子の靴が
    子は遠く
    子らもみな
    子を叱る
    子を乗せし
    子を負ふて
    子を訪ふて
    子供達
    試みに
    秋桜に
    秋桜の
    小家建つ
    小春日に
    小春日は
    小春日や
    小包を
    転がせば
    転んでも
    凍える手
    怖いよね
    米を研ぐ
    娘の唇や
    木の間から
    木洩れ日に
    木枯しで
    木枯しの
    木枯らしが
    木枯らしに
    木枯らしを
    木漏れ日に
    木漏れ日の
    来ぬ人を
    恋がしたい
    恋すれば
    恋をして
    渾身の
    <中・こ>
    こえ澄み通る
    コートの下の
    コーヒースタンド
    こくりこくりと
    ここに橋ある
    ここまで酔うか
    こころときめく
    ここを通れば
    こさえた雛が
    こすってこすって
    こたつがすわる
    コタツに入ると
    こだはりぬけて
    こだわり語る
    ごつごつした手は
    こっそり私を
    こっちにくるよ
    こっちを見つめて
    こっちを見ながら
    ゴッホをこえる
    ことと音せし
    ことば聞きつつ
    ことは忘れて
    ことりと開く
    ことりと触れし
    コトリと落ちし
    ことんことんと
    この海だったと
    この子なかなか
    この不思議さが
    こぼして去りし
    こぼれて暗き
    こまごま見えて
    ごみ箱にある
    こよなく愛す
    これから描く
    これで最後の
    ころがしすぎて
    ころがし出てり
    ころがすうちが
    ころがりとまる
    ころがり合ふて
    ごろりと歌う
    コロリと落ちた
    こわくて言えぬ
    こんがらがってる
    こんこん叩く
    こんじきの日矢
    コンビニ行くな
    ご飯の匂いと
    越ゆるジーパン
    金剛力や
    言葉こぼして
    言葉のような
    孤独を慕う
    故山の情を
    五才の瞳が
    五人と二匹
    五百羅漢の
    鯉のはねたる
    好みの猪口や
    工場の塀に
    校歌に晴るる
    校歌をのせし
    校舎の向こうに
    校舎の壁を
    紅茶の湯気の
    講師の声や
    高校生の
    合格通知が
    国語辞典が
    腰を下ろして
    今年で最後の
    今年のぼくは
    今年の運を
    今年の海の
    今年釣れたの
    今夜の食事
    子だくさんだね
    子どもが吹いてる
    子どもの笑顔
    子どもの世界が
    子どもをだいて
    子に手をひろげ
    子のハンカチの
    子の手のまるさ
    子の話する
    子牛のように
    子供にもなれる
    子供の笑顔が
    子供まかせの
    子等と遊ばん
    子等に混じって
    子猫が顔出す
    小石の如き
    小石包める
    小鳥が家族と
    小鳥はとっても
    心いつまで
    心が燃える
    心づもりを
    心で描く
    心にとける
    心のドアを
    心の傷を
    心の雪も
    心の窓の
    心の中まで
    心の中を
    心は遠くへ
    心も一緒に
    心も青く
    心を映す
    心を焦がし
    心を乗せる
    声が運んだ
    声くぐもらす
    声にとろける
    声のかさなる
    声の高きは
    声の先っぽ
    声はれやかに
    声も一緒に
    転げ落ちそな
    凍える北風
    濃き谷かげや
    濃ゆき海なり
    氷かえすよ
    怖いもの見たさに
    木枯らし一号
    来ぬ日もありて
    暦見返す
    恋さまざまに
    恋の終わりを
    恋もしずくも
    恋も仕事も
    恋をうらやみ
    恋をさそふや
    恋をしたって
    氷れる空を
    声は虚空に
    <下・こ>
    ごあいさつ
    ごう速球
    ここかしこ
    ここだけの
    ここにいる
    ここに絶ゆ
    ここに置く
    ここまでも
    こたつにて
    こちを見る
    ごとく見ゆ
    この一瞬
    この寒さ
    この甘さ
    こぼれつぐ
    こぼれ居り
    こぼれ落つ
    こまってる
    ころんでる
    こわくなる
    こゑかくる
    コンペイトー
    衣がえ
    越えてゆく
    越しの恋
    恐くなる
    金平糖
    言葉にて
    古人の句
    弧を描く
    故郷かな
    湖国なる
    五羽殺す
    五官かな
    五肢洗う
    五十年
    五線譜に
    五六日
    五六本
    午前9時
    御所の土手
    誤字の絵馬
    鯉のぼり
    鯉二匹
    鯉幟
    交差点
    公使館
    幸福に
    更衣
    硬貨鳴り
    高野山
    高齢化
    合格鉛筆
    合格者
    合格証
    刻が来て
    告白す
    腰かけぬ
    此市民
    困ってる
    紺がすり
    細やかに
    仔牛かな
    子が帰る
    子が笑う
    子ども達
    子と住めり
    子と母と
    子にとまる
    子に読ます
    子の帰る
    子の手術
    子の寝いき
    子の夢路
    子はゴッホ
    子は起きぬ
    子らと漕ぐ
    子育て中
    子供の目
    子供来る
    子守唄
    子守唄
    子等の声
    子等の昼
    子等もぐる
    事もよし
    小言聞く
    小商い
    小正月
    小銭投げ
    小鳥かな
    小鳥たち
    小鳥来る
    小盃
    小買物
    小風呂敷
    心あて
    心まち
    心地よし
    声がわり
    声きこゆ
    声も消し
    声をあぐ
    声太き
    声透る
    声放つ
    漕いだ夏
    転びけり
    凍ってる
    答えけり
    如きかな
    如くかな
    濃きうすき
    濃きココア
    濃くなるを
    濃く書こう
    濃く小さし
    濃紫
    粉薬
    木がくれに
    木漏れ日と
    恋ごころ
    恋してる
    恋のよう
    恋の音
    恋の花
    恋の始まり
    恋の色
    恋ひ来たる
    恋をして
    恋をする
    恋始め
    恋終わる
    恋心
    恋模様
    炬燵かな

    俳句 サ
    <上・さ>
    「サクラサク」
    ザァザァと
    さかあがり
    さかさまに
    さくらさく
    さくらんぼ
    ささくれし
    ささやかな
    ささやかに
    さざんかが
    さしくべて
    さし出でて
    さはがしき
    さはさはと
    ざぶざぶと
    サボテンの
    さまざまな
    さまざまに
    さまざまの
    さみしげに
    さやさやと
    さようなら
    さよならは
    さよならを
    さらさらと
    さりげなく
    ざわざわと
    さわやかな
    さんらんと
    寒いのに
    寒い冬
    寒い夜
    寒空と
    寒空に
    寒空を
    寒空の
    逆上がり
    逆上り
    魚釣り
    五月晴
    再婚の
    最悪だ
    最強の
    最近は
    最終便
    歳月に
    財布から
    冴ゆる風
    坂あがり
    坂道を
    咲き出でて
    昨年の
    桜の木
    桜咲く
    桜散り
    桜草
    桜道
    桜舞い
    桜舞う
    雑魚寝して
    皿の上
    三猿も
    三限目
    三尺の
    三人の
    参観日
    参道の
    山荘や
    山茶花や
    散歩道
    算術の
    残照に
    残照も
    残雪と
    酒くさき
    酒の座に
    酒断ちて
    酒買ひに
    定まらぬ
    淋しさの
    賽銭の
    <中・さ>
    サーフィンしてる
    サイダーの泡と
    さいてお家が
    さがして母と
    さからひて行く
    さかんなる火や
    さきに消えゆく
    サクラのような
    さくらの海を
    ザクリと今日の
    さぐり出しし
    さけて通るか
    ささやかにして
    ささやきかくる
    ささやくように
    さみしきまでの
    さみしくなった
    さむがりの鳥
    サメの歯みたい
    さやかに人の
    ざわつく心
    さわってみると
    サンタがくれた
    サンタの言い訳
    サンタもこない
    サンタ円高
    ざんぶざんぶと
    猿の歯白し
    覚めて静けき
    寒い風にも
    寒さの中で
    魚のいつもの
    魚の進む
    叫ぶ山びこ
    更に感じる
    差し出す兄の
    座敷の下の
    最近顔を
    最後の劇を
    最後の雪を
    最初にあなたに
    最初の別れ
    最前列は
    咲きそろひけり
    咲きほこりつつ
    咲き残りたる
    咲き尽したる
    桜に猫が
    桜のまいで
    桜のような
    桜のように
    桜の雨に
    桜も君も
    桜も風も
    桜をのせて
    殺風景だけど
    三周巻いて
    三振奪った
    三段腹の
    散歩と称して
    残照水に
    秋刀魚のおともは
    醒めて我ある
    先にあやまる
    先には泣けない
    先の先まで
    先丸くなり
    避けて通りし
    淋しくないかと
    囁き会ふて
    棹つき立てて
    <下・さ>
    さあ開け
    さがしてる
    さがしに行く
    さからえず
    さかり待つ
    ささえてる
    ささってる
    さざめきぬ
    さしのぶる
    さすらいて
    さだめなき
    さとうきび
    さびしけれ
    さびしさよ
    さめずあり
    さようなら
    されてるの
    さわがしい
    さわぎだす
    さわぎ出す
    ざわめいた
    さわらして
    さわれたよ
    サンマかな
    栄えあれ
    寒いです
    寒い冬
    寒さかな
    寒すぎる
    逆上がり
    去ってゆく
    去りにけり
    魚干す
    狭山池
    郷の道
    五月晴れ
    悟る夜
    幸あれと
    座ごしらへ
    坂くだる
    坂の壁
    坂をゆく
    坂下る
    咲きいでし
    咲きほこる
    咲き満てる
    咲くところ
    柵の内
    桜の木
    桜貝
    桜散る
    桜色
    桜島
    桜道
    桜餅
    皿に盛る
    皿洗ふ
    三の酉
    三歳児
    三時間
    三周忌
    参考書
    山河あり
    散ってゆく
    散歩道
    射す夕日
    遮られ
    酒尽きず
    触はられぬ
    盛りかな
    先に逝く
    先に飛ぶ
    騒がしく
    探しおり
    探してる
    盃交わし
    里帰り
    裂いている
    裂かんとす
    裂けるかに
    棹をさす

    俳句 シ
    <上・し>
    じいちゃんと
    ジーンズの
    シェルブール
    しかられて
    しきたりを
    しきりなる
    ししまいに
    したたかに
    したたかの
    したふかに
    しづかなる
    しづしづと
    しつとりと
    しのび寄る
    しばらくは
    しぶしぶと
    しまねこは
    じまんげに
    しみじみと
    しめやかに
    しもばしら
    しもやけが
    しもやけで
    しもやけは
    シャボンダマ
    しゃぼん玉
    シャボン玉
    ジャムパンを
    シュート決め
    ジリジリと
    じりじりと
    シルバーカー
    しろいくも
    しろいゆき
    しろがねの
    しろくまに
    しろじろと
    しわしわと
    じわじわと
    しんがりを
    しんしんと
    シンプルな
    下町の
    下町や
    下腹の
    幸せは
    幸せを
    砂利を掘る
    三味線で
    四五株の
    四十にして
    始業式
    始発車の
    師に背く
    支持率と
    死絶えし
    獅子踊り
    詩に痩する
    試験前
    試合前
    字あまりを
    自習室
    自転車で
    自転車に
    自転車の
    自転車を
    自販機も
    自由とは
    辞書を引く
    汐の香に
    汐風に
    叱らるる
    失恋は
    嫉妬する
    写真屋の
    車窓拭いて
    遮断機の
    手術車を
    受験生
    受験前
    受験日に
    受験票
    授業中
    秋天に
    終着の
    終電の
    終日の
    週日を
    集中力
    十月や
    十五夜の
    十代を
    十二月
    十方に
    汁辛き
    獣のごと
    重箱に
    出荷終え
    出航の
    春光に
    春愁や
    春雷の
    書に見ゆる
    書生来て
    除夜の鐘
    将来の
    小学校
    小便の
    少年の
    少年期
    樟脳の
    鍾乳洞
    障害を
    上京は
    城下町
    常備薬
    職さがす
    職場から
    職退きて
    色彩を
    食事時
    食事中
    食卓に
    食堂に
    信心と
    新幹線
    新宿の
    新春の
    新雪に
    新築の
    新年に
    新年は
    新品の
    新聞が
    新聞紙
    申告を
    人生の
    人生を
    人面魚
    正月が
    生涯を
    霜焼けが
    霜柱
    地震にたえ
    潮風が
    潮鳴りの
    沈む日に
    島の灯の
    島めぐる
    島原の
    島渡る
    縄文の
    如露の水
    白いもち
    白い雲
    白い雪
    白い息
    白かりし
    白魚の
    白波に
    白波よ
    白梅の
    白梅や
    白髪ぬく
    白壁の
    不知火の
    羞恥心
    蜃気楼
    信濃空
    <中・し>
    『親鸞』買って
    4月のノートは
    しかと緑や
    しきりに庭を
    しずむ夕日の
    シダレ桜が
    しづかにうつり
    しづかに動く
    しづけき松の
    じっとしてゐる
    じっと聞いてる
    しっぽのながい
    しづまりかへる
    しづみゆくなる
    してるあなたは
    してる場合か
    しのつく雨の
    しのび泣きつつ
    しばし包むや
    しばし黙せる
    しまひ忘れし
    しみじみ泣くや
    しみじみ思ふ
    しゃけの古里
    ジャズの吐息に
    じゃんけん歩き
    しゅくだいやれと
    しゅくだい食べて
    じゅもんみたいな
    ショパンの音信
    しりぞき光る
    しるしなき日の
    しるしも見えず
    シロップなしの
    しんしんとして
    下からでようと
    下から見ると
    下から青空
    下でひといき
    下で人間
    下にゐるさへ
    下に小さき
    下に母いて
    下の瀬音も
    下をくぐるや
    幸せ色の
    砂利鳴る音や
    暫くありし
    暫くゐたる
    暫し忘れて
    仕事づもりや
    仕事をしている
    四角く切りとる
    四五軒かけて
    四五本越えて
    姿整崩さぬ
    思考枯野の
    脂肪を残して
    時間を止める
    時間調整
    次第に暮るる
    自然の恵みと
    自転車こぐ頬
    自転車止めて
    自動に広がる
    自分で持ちたい
    自分のきもち
    自分のためか
    自分のように
    自分の気持ち
    自分の声が
    自分の道を
    自分を照らす
    自慢の古き
    自由な空は
    汐に流るる
    鹿棲む森を
    叱られてゐる
    叱りし帰路の
    叱る女房が
    失敗作は
    湿った髪に
    実は自分の
    篠つく雨と
    芝生にゴロン
    車道を渡る
    遮断機ありて
    主役になった
    主役はやはり
    受験の息子の
    受験合格
    授業はいつも
    樹齢重ねし
    集会ですか
    十回目となる
    十二月といふ
    十二単に
    準備とばかりに
    順番待たず
    初秋の風を
    書棚の上の
    諸人見上ぐ
    女王のように
    少したれ目の
    少し間があり
    少し嬉しい
    少し答えが
    少し無口な
    少女にショパンも
    少女の顔した
    昭和の森の
    情熱の赤
    新聞持つて
    森閑として
    親しき客に
    親しめば又
    人生終わる
    静かなる時
    静かな音に
    静かにはなれ
    静かに咲いた
    静かに長き
    静めてくれた
    静脈青き
    霜を踏みたい
    知っているはず
    知らせを告げる
    知りながら買う
    潮の来てゐる
    沈む日輪
    島を吊り上げ
    島を夢見る
    島を離れず
    島離れゆく
    縄文人の
    白いおなかを
    白い息見て
    白きがまぶし
    白き線路に
    白き鳥飛ぶ
    白くうつりし
    白く化粧し
    白く乾ける
    白しと思ふ
    白雲わたる
    白雲切れる
    白熊みたいに
    白鳥がやがて
    白泡舞いて
    頻りに眠き
    頻りに鳴くや
    皺を刻まれ
    師走の空に
    <下・し>
    16の夏
    しきり打つ
    したひ鳴く
    しづかなり
    しづ心
    しているよ
    してみたい
    して困る
    しない母
    しばし寝る
    しほれをり
    しまい風呂
    しまおうか
    しめなほす
    しもばしら
    しも柱
    しゃべりだす
    しゃぼん玉
    シャボン玉
    じゃまをする
    ジャンプする
    しりぞきぬ
    しろふくろう
    しをれがち
    しんけんだ
    しんしんと
    シンデレラ
    しんのやみ
    シンボルだ
    塩の壺
    塩むすび
    下にあり
    下をとぶ
    下一桁
    絞りけり
    刺繍糸
    四囲の山
    四角いか
    始業式
    死にゐたり
    死後のこと
    私立高
    紫紺かな
    詩をよくす
    詩を作る
    字を食べて
    時間かな
    自己嫌悪
    自己主張
    自在鍵
    自尊心
    自分だけ
    鹿おどし
    鹿に会い
    式部の実
    七五三
    漆黒に
    実家まで
    社会面
    邪魔らしい
    釈迦如来
    主役です
    朱唇かな
    朱唇仏
    受け取り人
    受験坂
    受験生
    樹下の石
    修正ペン
    修理出す
    秋暑かな
    終戦日
    終着駅
    終電車
    十五歳
    十三夜
    十字の碑
    十時打つ
    十二月
    柔軟剤
    塾へ行く
    出陣だ
    出土品
    出発す
    初心めく
    書を読めり
    書を買ひぬ
    書斎より
    女子高生
    序章なり
    除夜の鐘
    小宇宙
    小句会
    少年期
    消滅し
    賞を受く
    上戸にて
    城の跡
    錠卸す
    燭ともる
    職ある日
    食膳に
    食堂車
    信じこむ
    信じたい
    審査員
    心配す
    新芽かな
    新学期
    新入生
    新部員
    新聞紙
    深海魚
    真珠の輝き
    神経科
    静かさよ
    静かだな
    静まらず
    静まりぬ
    舌みたい
    霜柱
    知っている
    知らざりき
    知らせてる
    知らぬ子達
    知り合いだ
    潮に乗る
    潮の中
    潮の匂い
    潮干狩り
    沈みをり
    沈み去る
    沈む雲
    鎮めをり
    島に船
    島畑
    白いシャツ
    白い羽
    白い息
    白きこと
    白くせり
    白ごはん
    白さかな
    白妙に
    縛られて
    縛られに

    俳句 ス
    <上・す>
    スイカ割り
    すいすいと
    スウィトピー
    ズウズウと
    すかすかと
    すききらい
    すくすくと
    スケートで
    スケジュール
    すこしだけ
    すごすごと
    すさまじき
    すすきの穂
    すずしいな
    すすろなる
    すたれたる
    ずっしりと
    すててある
    ストーブで
    スナフキンに
    すみません
    すみれ程
    すらすらと
    スリッパの
    するすると
    すれちがう
    すれ違う
    過ぎゆくは
    隙間より
    隙間風
    健かに
    好きな色
    砂時計
    砂浜の
    捨てられて
    少しづつ
    水そうの
    水泳部
    水晶の
    水仙の
    水槽の
    水中に
    水中花
    水滴の
    水盤の
    水墨画の
    水面に
    数学が
    杉高き
    雀よく
    巣箱には
    巣立ちの日
    墨匂ふ
    鈴つけて
    鈴の音が
    鈴虫の
    縋るもの
    <中・す>
    すいかの切り口
    すいかを割りて
    すいすいおどる
    すかせば見えて
    すがらんとして
    スキー研修
    すききらいすき
    すぐそこにある
    すぐにほどける
    すぐに結びし
    すくひあげたる
    すごく楽しい
    すこしください
    すこしの雨に
    すこしむきあう
    すずめすずなり
    すずめを喜ぶ
    すず虫寺の
    すっぱさあまった
    すてし煙草の
    すなるゴリラに
    すねをかじって
    すみまで光る
    すみ返りけり
    すり足教える
    スルメも踊る
    すわるところだ
    過ぎしホームに
    過ぎゆくものや
    過ぎ去る時間
    過ぎ行く月の
    掬いし指に
    吸はぬ掃除機
    吸はるるおもひ
    吸ひこまれけり
    隅で咲いてる
    隅で輪に入る
    隅に小さな
    隅の隅まで
    隙間から見る
    砂つけてゐる
    砂にかがめば
    砂に踏みゆく
    砂をかぶりし
    砂を払って
    坐り疲れて
    座りしままや
    酸いか甘いか
    少しかかりぬ
    少し焦げたる
    少し風ある
    水中みたいに
    睡魔と闘う
    西瓜と平和の
    全てが止まる
    全てを白紙に
    素顔に皺を
    素直になりたい
    素直に喜ぶ
    素直に起きず
    素敵なことば
    巣立ちの鳥の
    透けるもあり
    墨つぼに水
    墨を流せる
    鈴鹿おろしの
    <下・す>
    すぎていく
    すくいけり
    すくいだす
    すぐしずむ
    すぐ冷める
    すこし読む
    すこし剥ぐ
    すさまじく
    ススキたち
    すずめさん
    すするお茶
    すぶりする
    すべりがち
    すべり台
    ずり落ちて
    するかるた
    するどさよ
    すれちがう
    すれ違う
    すれ違ひ
    過ぎゆけり
    吸いこまれ
    吸い込めり
    吸い込んで
    吸はれゆく
    好きでいる
    好きでした
    好きですと
    好きと知る
    好きな空
    荒びつつ
    砂の音
    砂時計
    座る母
    捨ててある
    捨処
    住んでいる
    垂直に
    水蒸気
    水曜日
    澄んだ水
    棲まわせり
    西瓜割る
    煤払う
    梳きにけり

    俳句 セ
    <上・せ>
    セーターに
    セーターは
    せがまるる
    せせらぎや
    せつかれて
    せつぶんで
    せつぶんに
    せはしげに
    セミたちの
    せみの声
    せわしさも
    せんべいの
    瀬鳴りきく
    制服の
    制服を
    成績は
    成長を
    政治家の
    晴天に
    生徒より
    生徒らを
    生来の
    製材所
    青春と
    青春の
    青天に
    静寂の
    石膏の
    石庭の
    石塔は
    石仏の
    切なさは
    節分に
    節分後
    蝉時雨
    先生に
    先生の
    先生は
    千羽鶴
    千万の
    戦争は
    全山に
    背が伸びる
    背泳ぎで
    背伸びして
    背中押す
    零だって
    <中・せ>
    せうことなしの
    せーので握る
    セーラー服に
    せきする妹
    せせらぎありて
    せまる教室
    せんせい入れて
    ぜんぶが緑
    世界の戦い
    瀬音を聞いて
    性善説に
    晴天なりと
    生死の外や
    生死をともに
    生徒に笑顔を
    生命感じる
    絶景なのだと
    蝉の背中の
    先住民の
    先頭の子の
    線香花火の
    銭湯出でて
    前世の恋を
    前世はきっと
    善女となって
    全色春の
    全身で聞く
    背にひつつきし
    背に乗り背に乗り
    背を向けたのは
    背を向けて立つ
    背伸びしないで
    背中が語る
    背中にあまる
    背中に羽が
    背中に負ふや
    背中を向けし
    背比べしても
    背負っているのは
    <下・せ>
    セーラー服
    せおってる
    せかされる
    せせらげる
    せはしさに
    セミの殻
    セミ鳴いて
    ぜんぶある
    競り終わる
    攻めており
    世間かな
    瀬を前に
    整列す
    清教徒
    西北に
    青春だ
    青年期
    静寂かな
    静電気
    蝉の声
    蝉時雨
    千枚田
    戦闘中
    洗濯機
    背にしょって
    背を押され
    背戸の納屋
    背伸びした
    背伸びする
    背中おす
    迫りおり

    俳句 ソ
    <上・そ>
    そいねする
    ソーダ水
    そそくさと
    そつくりと
    そのげんき
    そぼふりて
    そよそよと
    そよ風に
    そらまめや
    そりすべり
    それぞれに
    ソロを聞く
    外は雪
    空からね
    空が泣き
    空に見し
    空に住む
    空の青
    空の虹
    空は子に
    空を見た
    空を舞う
    空見ては
    空見上げ
    空高く
    空深う
    染まるほど
    祖父の家
    祖母たちの
    祖母つくる
    祖母の手を
    祖母の前
    祖母在りし
    祖母退院
    掃除機を
    草原に
    荘厳な
    送電線
    測量の
    卒業式
    村落に
    剃り落す
    剃立て
    底抜けの
    添髪を
    漱石も
    空うつり
    空が無い
    空恋し
    空半ば
    空ながめ
    空に入る
    空に浮き
    空に消ゆる
    空に鳴り
    空にふる
    空の色
    空の歌
    空の中
    空の奥
    空の国
    空の声
    空は燃え
    空は割れ
    空わたる
    空をやく
    蒼天の
    <中・そ>
    そういうときには
    そうじしろよと
    そうは言うけど
    そうめんいっぱい
    ソースみたいに
    そおっと僕を
    そこから暗き
    そこだけぽっかり
    そこら尚降る
    そぞろに登る
    そぞろ心や
    そっと裾持つ
    そと覗きけり
    そのまま冬の
    その傷愛す
    その目のおくが
    そらをうつせば
    そり反りたる
    そろそろ馬車に
    そろへ立てたる
    そんな家計簿
    育ちざかりの
    園に奥ある
    沿ふて道ある
    外まで行列
    供えて惜しい
    空から私は
    空から雪の
    空が教えて
    空に広ごる
    空に高しや
    空に乱るる
    空のおしゃべり
    空の深さよ
    空の青さや
    空の蒼さに
    空の明るさ
    空の領域
    空は動じず
    空までとどく
    空より落つる
    空をみあげて
    空を仰ぎて
    空を食ひたる
    空を掴んだ
    染まりかがやく
    染められてゆく
    祖父としたかった
    祖父との別れ
    祖父に言うと
    祖父の目線に
    祖母に届ける
    祖母のまくらに
    祖母の家には
    祖母の作りし
    祖母の手今日も
    祖母の笑顔を
    祖母の人生
    祖母の相手は
    素粒子論を
    送電線や
    底にちらつく
    底ぬけてふる
    底まで見える
    背かれてゐる
    反りて頬打つ
    蒼天に入る
    蒼天を飛ぶ
    宙に遊べる
    宙をころげる
    <下・そ>
    そこここに
    そこらまで
    そっちのけ
    そっと下げ
    そっと置く
    その先に
    その脇に
    そばに居て
    そむけあひ
    そむけたる
    そめし子と
    そめられた
    それぞれに
    それっきり
    そろう時
    ぞろぞろと
    育ちけり
    育ててる
    園にあり
    園に入る
    沿ひ上り
    外は雪
    外寒し
    空がいう
    空が海
    空にあり
    空に消ゆ
    空の青
    空の川
    空の虹
    空ほえる
    空まさを
    空を見る
    空仰ぐ
    雑煮かな
    雑煮餅
    染まってく
    染めあげる
    祖父の背
    祖父の梅
    祖父はなし
    祖母が居て
    祖母に逢う
    祖母の家
    祖母の暮
    葬の家
    葬もどり
    増量中
    造成地
    側の春
    卒業す
    卒業期
    卒業式
    揃えたり
    揃えよう
    底力
    卆園し
    空青けれど
    空あらはれる
    そらいっぱいの
    空翔けるなれ
    空かけ渡る
    空かんばしく
    空紅に
    空しみじみと
    空低れかかる
    そらでは雲が
    空と触れゐて
    空と水との
    空流れゆく
    空に仰ぎて
    空に揚りて
    空に遊べり
    空に浮かれて
    空におさゆる
    空に消えるだけ
    空にこゑして
    空にしづもる
    空にしられぬ
    空に吸はれし
    空に轟き
    空に昇つて
    空には白く
    空にひたりて
    空に蓋する
    空にまよへり
    空にむらだつ
    そら匂はせむ
    そらにも悪魔
    空にやすらふ
    空に横たふ
    空にわづらひ
    空のあちらに
    そらの泉を
    空のいづこに
    空の奥処に
    空のお国も
    空の鏡に
    空のかげ路を
    空の小隅の
    空のこなたの
    空の沈黙を
    空の澄みやう
    空の高さよ
    空のなかばに
    空の名残を
    空の野原の
    空の一隅
    空のひとところ
    空の真洞は
    空のみどりに
    そらはがらんと
    そらばかり見る
    空ひとはけに
    空へのうぜん
    空ほのぼのと
    空みなぎりて
    空もいんいん
    そら行くかげを
    空をうろつき
    空を泳げる
    空を匿して
    空を風行く
    空を飛ぶとき
    空をも削る
    空をゆすりて
    揃つて空を

    俳句 タ
    <上・た>
    たいくつな
    だいじょうぶ
    ダイヤより
    たい焼きを
    たうたうと
    たくさんの
    たこ上げの
    ダジャレ言う
    ただいまと
    たたずめば
    ただ少し
    たつぷりと
    たてまつる
    だぶだぶと
    たまごやき
    たまさかに
    たましいの
    ためらいを
    ため息で
    たゆたひて
    タワシ似の
    ダンゴムシ
    だんごむし
    ダンス部に
    たんたんと
    だんだんと
    たんねんに
    たんぽぽが
    たんぽぽに
    たんぽぽの
    たんぽぽは
    煙草屋の
    黄昏や
    確かなる
    楽しそう
    建て増して
    建替えし
    高きより
    高き山
    高々と
    高波や
    種袋
    畳這ふ
    畳目を
    食べごろの
    食べ放題
    尋ね行く
    絶間なき
    束ね持ち
    他所行きも
    太古より
    太陽と
    太陽に
    太陽を
    駄菓子屋で
    駄々っ子の
    対岸の
    退屈で
    退屈の
    退場しても
    退職の
    退職後
    代々の
    代役の
    台風が
    台風で
    台風に
    大家族
    大学が
    大学を
    大学生
    大吉で
    大吉を
    大好きな
    大根と
    大根畑
    大志あり
    大自然
    大南瓜
    大病に
    大仏に
    大仏を
    大木の
    大輪の
    大佛や
    第一子
    鷹鳩と
    卓上に
    託生の
    凧あげに
    谷越しに
    谷々の
    誰も書く
    誰待つと
    誰彼を
    丹沢の
    単語帳
    炭酸の
    団欒の
    男子校
    竹とんぼ
    田じまいの
    倒れ樹の
    宝くじ
    宝船
    卵焼き
    立ち止まり
    立ち出でて
    立ち読みの
    立のぼる
    溜息と
    旅にいて
    旅に在る
    旅の日を
    旅人を
    旅痩を
    旅枕
    旅戻り
    旅立ちが
    旅立の
    高空の
    <中・た>
    タオルのような
    たおれるように
    たがひに高き
    たくさんすすきが
    たぐりたぐるや
    だけで予定を
    だけど背後に
    たたずむほどに
    たたへし朝の
    ただよひくるや
    ただ深々と
    たちまち雨の
    たとえるならば
    たとえるならば
    たどっていったら
    たのしむごとく
    タバコに豆まく
    たばこをやめた
    たびに出かける
    だぶりだぶりと
    たまたま浮くは
    たまった時間が
    だまって聞いてる
    たまる夜雨や
    ためにサンタを
    たやすく抜けて
    ダルマは両目
    だれも止らぬ
    だんご消失
    ダンスを踏んだ
    だんだんねむく
    たんぽぽみたい
    煙草くはへて
    黄昏をふむ
    確かに生きて
    楽しい後の
    楽しくはねる
    玉の緒つなぐ
    高い山から
    高う流れて
    高きに居りぬ
    高きよりみる
    高き低きや
    高くて遠い
    高く干したる
    高く流れて
    高荷が触れし
    高浪越ゆる
    試しに一発
    出した厚さに
    出してやりたる
    丈にあまりて
    丈初々し
    畳の上の
    食べるか迷う
    薪の上や
    垂り葉とどける
    垂れ下る手の
    絶えず人立つ
    絶えず石打つ
    束ねあげたる
    束ねし髪や
    足りない私は
    他人行儀な
    太鼓の音で
    太宰もカントも
    楕円に込める
    体内時計
    台所の水
    大の字作った
    大河の濁る
    大気にふるる
    大魚動かず
    大群一樹を
    大黒柱
    大黒柱に
    大根のよう
    大根笑い
    大根抜けて
    大将軍の
    大地の拍手
    大地動かす
    大日輪の
    大仏拝む
    大木倒す
    第2ボタンは
    蛸がい出す
    叩いてゐるや
    叩いて季語が
    叩けば落ちて
    谷に響くや
    谷へなだるる
    誰かと思えば
    誰が絵の具で
    誰が折り捨てし
    誰にも言えずに
    誰もがなれる
    誰も知らざる
    誰やらが来て
    男子三人
    田ごとの畦の
    田の闇深し
    田んぼの色を
    田んぼ白鳥
    田畑と夕陽と
    倒るる如く
    倒れかかりし
    闘い抜いた
    闘ふごとく
    便りはりんごに
    頼まれてゐる
    頼まれゐるや
    頼れるものは
    立ち去る人の
    立ち上りたる
    立つて取り来し
    立てる間の
    橙色を
    襷つないで
    逞しくなる
    <下・た>
    たからさがし
    たけなはに
    だし香る
    たそがるる
    たたむ春
    ただよへる
    たたら踏む
    ただ一輪
    ただ消ゆる
    たちいづる
    たちいでて
    たちのぼる
    たてまつる
    たのみとす
    たばこ店
    だまり居る
    ためておく
    たるみかな
    ダンスする
    タンポポよ
    楽しいな
    楽しみに
    玉のごと
    高さにて
    高らかに
    高々と
    高足駄
    種をまく
    種物屋
    丈高し
    食べてるの?
    食べながら
    食べに行く
    食ベる昼
    垂れそむる
    束ねたる
    束ね髪
    足してやる
    太公望
    太陽さん
    太陽と
    打席立つ
    体操着
    台所
    大の字に
    大家族
    大銀河
    大傾斜
    大都会
    大般若
    大不況
    大旅行
    第一区
    第一歩
    滝生まる
    卓球部
    啄木忌
    凧の糸
    達磨市
    谷のさま
    谷向ひ
    谷明り
    単語帳
    炭酸水
    誕生日
    誕生日
    壇の下
    竹トンボ
    竹明かり
    竹林
    田へ傾ぎ
    田植えかな
    田圃道
    倒れるの
    宝くじ
    宝物
    抱かせけり
    抱かれいる
    抱きしめる
    抱き締める
    抱くごとく
    頼もしい
    立ち去れば
    立ち止まる
    立っている
    立つのだろう
    立寄れば
    立並び
    立話
    旅したい
    旅づかれ
    旅の妻
    旅の夜を
    旅ゆけり
    旅をする
    旅衣
    旅鞄
    旅土産
    旅日記
    嶽一つ

    俳句 チ
    <上・ち>
    Tシャツの
    ちちろ鳴く
    ちぢんでく
    チャルメラの
    チューリップ
    ちょきん箱
    チョコレート
    ちよろちよろと
    ちらちらと
    ちらつくや
    ちりちりて
    牛乳しぼる
    近道を
    散りそめて
    手斧を
    縮んだ背
    小さい手
    小さい秋
    小さきは
    小さき手の
    地にまろき
    地に影の
    地に近き
    地の涯の
    地の湿り
    地の底に
    地下街へ
    地球から
    地球ぎの
    地球儀の
    地図のなき
    地図の海
    遅刻した
    遅刻より
    築100年
    茶の緑
    茶柱に
    茶摘歌
    茶畑も
    着火した
    着色料
    中央線
    中年の
    朝刊に
    長男と
    頂上で
    頂上に
    沈黙が
    沈黙を
    珍プレー
    鎮魂の
    乳のみ子に
    父いつも
    父とある
    父といる
    父となる
    父と子の
    父の手は
    父の背に
    父の腕
    父帰る
    父親の
    父母に
    蝶の空
    <中・ち>
    Tシャツ私の
    ちぎつて落す
    ちぎり絵真似る
    ちぎれちぎれに
    ちぎれば香る
    チョークの音や
    ちょっと切ない
    ちよろちよろさせて
    チラシを見ては
    ちらりちらりと
    ちらりと光り
    ちりぢりに行く
    ちりんちりんと
    近くに水仙
    近く感じた
    近く見せたる
    近づいてみる
    近づいて来る
    近みちとりぬ
    契交して
    散ってくるのを
    縮めた君と
    小さい石にも
    小さい足音
    小さき花や
    小さき胸や
    小さき手袋
    小さき息継ぎ
    小さき庭に
    小さくなりし
    小さく思えた
    小さく実る
    小さなこぶしは
    小さな母が
    小さな溜息
    知恵比べする
    地にひそむもの
    地を動かして
    地球が回る
    地球が裂ける
    地球で出会えて
    地球にいない
    地球の叫び
    地球の隅を
    地球の青さ
    地球の表面
    地球の様子
    地球を二つに
    地球丸いか
    地上の川と
    茶柱一本
    茶柱立てる
    中也の詩集
    挑戦すると
    蝶のように
    頂点に立つ
    提灯暗き
    父に追われて
    父に抱かるる
    父のかわりに
    父のひたいに
    父は娘に
    父へ顔向け
    父限定で
    父親の株
    力いっぱい
    力をかりて
    力一杯
    ちひさなお空
    乳色空に
    <下・ち>
    チアガール
    ちぢこまる
    チャイム鳴る
    チョコレート
    ちょっとちがう
    ちらばれる
    ちりゐたる
    近いかも
    近かりし
    近づけぬ
    血がかいだ
    血が騒ぐ
    血筋かな
    散りぢりに
    散りゆくを
    散り残る
    散る下に
    縮めてく
    小さい手
    小さくす
    小さな鶴
    千歳川
    知恵袋
    地にとどく
    地にとまる
    地に低き
    地に敷ける
    地のほてり
    地下にあり
    地下工事
    地球だけ
    地球だよ
    地球人
    地声出す
    地蔵尊
    地平晴れ
    蓄音機
    茶がうまい
    茶を淹れる
    茶碗蒸し
    中学生
    中年期
    蝶がいる
    蝶が舞う
    超音波
    父がいる
    父と母
    父にあう
    父にのみ
    父の鎌
    父の指
    父の杖
    父の背に
    父の部屋
    父も来る
    父淡し
    父老いぬ
    力もつ
    鏤ばめし

    俳句 ツ
    <上・つ>
    づかづかと
    つかれた日
    つきづきし
    つくえには
    つくしんぼ
    つくづくと
    つつましく
    つねつねは
    ツバメの子
    つばめの子
    つばめ来て
    つぶやけば
    つめ磨き
    つやつやと
    つややかに
    つらつらと
    つららがね
    つらら取り
    燕の巣
    燕来て
    詰襟の
    強東風に
    繋がれし
    繋がれて
    月の下
    月を見る
    月々の
    月見草
    月光を
    妻と子と
    妻の笑み
    妻在らず
    作るほどに
    次ぎ次ぎに
    銃音の
    積もる雪
    束の間の
    追憶は
    通知表
    通夜の人
    漬物に
    辻に来て
    蔦の葉が
    吊り革を
    釣やめて
    釣人の
    鶴渡る
    土からの
    土まみれ
    土塊の
    土寄せの
    土入れし
    躓いた
    躓いて
    月の空
    <中・つ>
    ついて来る子に
    つかのま鳴いて
    つかの間ながら
    つぎつぎそまる
    つぎつぎ屋号
    つぎは早口だよ
    つきまとはれぬ
    つくねんとして
    つくひまもない
    つくる轆轤や
    つづく階段
    つつみてひかる
    つながっている
    つなぎたる手を
    つなぎ合わせて
    つのれば遠き
    つぶした靴を
    つぶやいてゐる
    つめの間も
    つや美しき
    つらなり溜る
    黄楊の小櫛の
    貫いている
    机に更けて
    机の上の
    強い男を
    強くにぎって
    君と見た夢
    月が行く先
    月のブランコ
    月はウサギが
    月をすすきで
    月見がしたくて
    妻と娘は
    妻にまかせて
    妻の色から
    妻の立ちたり
    妻をたよりや
    妻を待たせて
    妻逆へば
    作ってみようと
    使いきろうと
    使い切ってる
    使える範囲に
    使が来たり
    使ってないよ
    次の駅まで
    次々降りゆく
    次々飛ぶや
    尽き果てにけり
    積もる想いを
    積る話しの
    続く足跡
    築地市場に
    通行止めの
    掴んでわが子
    辻の地蔵の
    綴った白い
    椿の花も
    釣糸の影
    伝えた後は
    伝ひ逃げたる
    土となりゆく
    土にくひ入る
    土にこぼれし
    土に座るや
    土に色濃き
    土に明るし
    土の感触
    土の香襲ふ
    土の匂ひや
    突きはづされし
    包む新聞
    冷たき笑みを
    月なき空の
    <下・つ>
    ついてくる
    ついて行く
    つぎつぎに
    つくしの子
    つくしんぼ
    つくるかな
    つくるだけ
    つくろはず
    つけたのか
    つつみこむ
    つながれて
    つなぎおり
    つむりける
    つらい坂
    ツララの歯
    つれてくる
    貫ける
    机掛
    詰めこんで
    継ぎ目なき
    月さわる
    月の檻
    月をみる
    月明し
    告げた花
    告げる村
    妻となり
    妻へ文
    妻を呼び
    妻を恋ふ
    妻強し
    妻綺麗
    作られた
    作りたい
    作り声
    作り眉
    使い切る
    杖の音
    杖の役
    積まれゆく
    通学路
    通行中
    通知表
    掴めない
    壷に活け
    吊し柿
    摘みながら
    伝えたい
    土筆坊
    突っ走る
    梅雨便り
    疲れたり
    疲れをり
    捕まえに
    冷たさよ
    連れ戻る
    露が散り
    露の玉

    俳句 テ
    <上・て>
    でがらしの
    テキストの
    デジカメで
    てのひらに
    デパートの
    てらてらと
    てんとう虫
    手から手に
    手すさびに
    手ならしの
    手なれたる
    手に握る
    手のひらに
    手の窪に
    手の届く
    手の平に
    手ぶくろの
    手ぶくろを
    手みやげに
    手をかけて
    手をつなぎ
    手をつなぐ
    手を繋ぐ
    手を打てば
    手元暗く
    手習の
    手拭の
    手拭地
    手袋に
    手袋を
    手締めする
    手枕に
    出かせぎの
    出る度に
    出不精の
    出来るなら
    掌に
    照り初むる
    照り曇る
    低音の
    定期券
    弟子連れて
    哲学を
    天からの
    天と地と
    天の川
    天までも
    天井に
    天井の
    天気図に
    天高し
    天国の
    天主の灯
    天地を
    天道虫
    点滴に
    点滴の
    点々と
    伝道の
    殿上の
    殿堂の
    電車乗り
    電線に
    電灯が
    低空で
    天空に
    天暗し
    天体は
    天高し
    天と地の
    天の馬
    天のかけら
    天の空
    <中・て>
    テストの点数
    てつぺんの影
    テニスボールの
    てるてる坊主に
    テレビ相手に
    てんとう虫と
    てんとう虫の
    寺に集まる
    寺のやうなる
    手があたたかいと
    手くらがりなる
    手でおさえたら
    手で押えたくなる
    手と手を繋いで
    手にした雪を
    手に這ひ移る
    手に夕刊を
    手のあと白し
    手のぬくもりを
    手の平の上の
    手もとに宵の
    手をかざしつつ
    手を拡げたる
    手を休めたら
    手を振り最後の
    手塩にかける
    手紙残して
    手書きに映る
    手足がわいわい
    手伝うよりも
    手拍子勝る
    出て行くときの
    出て行く船や
    出られなくなる
    出渋る旅の
    照りつけられて
    照り返す陽や
    定形文で
    敵の如くに
    徹すパセリの
    天から落ちる
    天の岩戸よ
    天へ天へと
    天を仰いで
    天使のはしご
    天然えん筆
    転々として
    電気の雫
    電球五個を
    電柱の影
    電話が恋しい
    天使の空を
    天に沈みて
    天に匂ひて
    天を翔れば
    天体旅行
    天地砕くる
    天地創生
    天に立つころ
    天に向かつて
    天にも地にも
    天の一角
    天の王国
    天の微光に
    天のほとりを
    天を焦がすぞ
    <下・て>
    ティータイム
    でかくなる
    できあがり
    できている
    できるかな
    できるまで
    てくてくと
    テストあり
    でゆの谷
    テレビ見る
    テレビ塔
    寺の屋根
    寺を出る
    手がでるか
    手が届く
    手ですくい
    手と頭
    手にラムネ
    手に応ふ
    手に秘める
    手の平に
    手もブルル
    手をあたふ
    手を広げ
    手紙かく
    手袋へ
    手伝って
    手内職
    出かけたい
    出ていたよ
    出てくるね
    出入口
    掌にすくふ
    丁寧語
    停留所
    定期券
    定期便
    敵多し
    鉄を打つ
    天に立つ
    天井を
    天使かな
    天満宮
    転職す
    電車ゆく
    電線に
    電話口
    電話受く

    俳句 ト
    <上・と>
    『どうしたの?』
    とうとうと
    どか雪の
    ときめきの
    とこしへに
    どこまでも
    ところどころ
    トタン屋根
    どっかりと
    どっちかな
    とっぷりと
    トテトテと
    どてら着て
    とどけたい
    トナカイの
    どの道を
    どの風も
    とぶ雲の
    とぼとぼと
    どやどやと
    ドラゴンの
    トランクに
    とりあえず
    ドレミファの
    とろとろと
    どんぐりが
    どんぐりの
    どんぐりは
    トンネルの
    トンネルを
    とんぼうや
    とんぼ見て
    どんよりと
    遠い空
    遠き世の
    遠き日の
    遠き岬に
    遠花火
    遠会釈
    遠浅や
    遠目にも
    何処見ても
    嫁がせて
    嫁ぎ行く
    嫁ぐてふ
    戸の外に
    戸を操れば
    戸を叩く
    戸口より
    時計草
    時計台
    時流れ
    十日市
    床の間に
    図書館の
    図書室の
    団栗の
    泥深く
    渡月橋
    登校中
    途中より
    土間に敷く
    土間の燈を
    冬至でも
    冬眠の
    東京の
    灯さずに
    燈台の
    燈台の
    当然の
    当代の
    等高線
    透明の
    闘志とは
    動物園
    同窓会
    童顔の
    道具屋に
    道場や
    特急は
    独身を
    鳶舞へり
    年とらぬ
    年の瀬に
    年の暮
    年越しの
    年男
    年明けが
    飛びはねた
    飛ぶ鳥の
    飛んで居る
    父さんの
    問ひやりて
    友達の
    溶けてゆく
    隣から
    隣なき
    <中・と>
    ドイツの水で
    どういうものか
    どうのこうのと
    とおくで光って
    とがった口が
    とぎれとぎれや
    とけこむ僕は
    とけて生れし
    とげより痛い
    どこかあなたに
    どこか寂しき
    どこか心の
    どこまでも追ひ
    どこまで走る
    どこやらくらき
    ところところに
    ところどころに
    どすんという音
    どちらがおんぶ
    どっちがすきか
    どっちの頭も
    とって味わう
    どつと起りし
    とてもにぎやか
    とても大きく
    とどけて帰る
    どどと沈めぬ
    とどろきざまに
    とどろくものは
    となりのつくしと
    となりの電車が
    どのスイッチを
    とび上りたる
    とまらんとする
    とまり吹かるる
    とまると思ひ
    とめどもなうて
    ともに飛ばした
    とりかこまれて
    とりもどしたる
    どろどろと鳴る
    ドングリ集めて
    とんでゆきたる
    とんぼと空へ
    トンボ一匹
    遠い空見て
    遠い時間の
    遠い町から
    遠きひびきや
    遠く去りけり
    遠めかしたる
    解いた昔の
    解けたらセミが
    共に流れる
    時を刻まぬ
    時計が亀に
    時計もさけぶ
    図書室ほのかに
    尖りて赤き
    鳥になるまで
    鳥のすがたが
    殿様飛蝗
    途方に暮れて
    努力二文字
    土間に来てゐる
    土間の響や
    土間の広さよ
    土間の面てや
    土間を濡らして
    土手の遠きよ
    土手行く人を
    土提の長さよ
    怒涛のやうな
    唐黍高く
    東京タワー
    東北東を
    灯せば外へ
    灯りまぶしい
    灯を消して
    動物園や
    動物達を
    道路煮立てる
    読書に蟻が
    届かぬ想い
    届く光と
    曇天の道
    扉が開いて
    飛びつく君は
    飛びつづけゐる
    飛び飛びゆくや
    飛び立つぼくらの
    飛び立つ水面に
    閉じ込められた
    捕らぬ狸の
    捕る手が痛い
    問うて来そうな
    友とながめる
    友の背に立つ
    友の背中に
    溶けて帰った
    溶け込む様な
    隣に君が
    隣の灯ある
    隣屋敷や
    蜻蛉にしーっと
    遠夜の空に
    <下・と>
    ドアの音
    ドアの風
    どう映る
    とおってる
    とく出づる
    とけやすく
    とこが好き
    どこか似て
    どこまでも
    どこ行くの
    どぜう汁
    とっちゃうよ
    となりの子
    とびめぐる
    とび消えし
    とぶばかり
    トマト買ふ
    とまりゐぬ
    ともってる
    ともる時
    とりのこえ
    とろとろに
    どろ遊び
    とわ言わず
    とんでくる
    遠い夏
    遠きひと
    遠く歩す
    遠ざかる
    遠ざける
    遠回り
    遠出する
    遠筑波
    解き放つ
    止めたまへ
    止めてくれ
    時うつる
    時なしに
    時計巻く
    時計見る
    時計台
    時早し
    取りに行く
    十日ごろ
    尖りけり
    鳥になる
    鳥のよう
    通り雨
    通り去る
    通り抜け
    点し行く
    登校す
    途中下車
    都会人
    土間匂ふ
    土着者
    冬眠中
    塔高し
    灯りたる
    同級生
    堂の縁
    堂の下
    峠かな
    得意わざ
    届くかな
    届けられ
    鈍行車
    年の暮
    年暮れり
    扉あく
    飛ばしてる
    飛びあへり
    飛びこんだ
    飛ぶもあり
    飛べるのみ
    飛んでいく
    飛んでいる
    閉しけり
    閉じたまま
    閉し住む
    捕られけり
    問いかける
    問う息子
    友となる
    友の顔
    隣まで

    俳句 ナ
    <上・な>
    なかなかに
    なき人の
    なき声の
    なぐれ飛ぶ
    なけなしの
    なごり雪
    なぞなぞを
    なだらかに
    なにかこう
    なべ囲み
    なほざりに
    なまくらの
    なよなよと
    なわとびで
    なんだろう
    鉛空
    何したと
    何もかも
    何事も
    何色を
    何度でも
    夏の海
    夏の貝
    夏の空
    夏の森
    夏の夜
    夏の夜の
    夏掛けの
    夏休み
    夏近し
    夏空に
    夏祭り
    夏草の
    夏野菜
    懐かしき
    懐かしの
    泣く子寝て
    菜の花が
    菜の花は
    菜の花や
    菜畑や
    七歳の
    七色で
    仲なおり
    仲直り
    長々と
    鍋みがく
    縄をもて
    南国の
    南蛮の
    難産の
    悩み事
    悩む時
    納豆の
    波しぶき
    波に明けて
    波音も
    撫でて見る
    並び坐し
    亡き母も
    名もしらぬ
    名付親
    鳴かはす
    鳴き立てて
    流れゆく
    流星や
    涙ため
    涙目で
    浪音の
    浪白う
    <中・な>
    ないがしろなる
    ないしょ話は
    なお遠くする
    なお靴軽き
    なかまといっしょに
    なき声すごいぞ
    なだめてくれた
    なった夕陽が
    なでて揺れをる
    ならびて咲ける
    なりて恐るる
    なれなれしさを
    なんにもないけど
    ナンバー見つけし
    慰めかねつ
    何かがぼくを
    何か音ある
    何か感じる
    何か動きし
    何ど聞いても
    何もなけれど
    何やらうれし
    何やら得たる
    何を思って
    何を目指して
    何気ないけど
    夏とぬけがら
    夏の花火に
    夏の香りの
    夏の思い出
    夏の終わりを
    夏をかかえて
    夏を惜しんで
    慣れない浴衣に
    泣いてる顔も
    泣いてゐる子や
    泣き笑いあり
    泣く児すかして
    七色にぎって
    斜に上る
    尚一輪や
    尚降る雨や
    尚青々と
    尚惜まるる
    尚塀ぞひや
    尚旅にある
    情をつくして
    中でしばらく
    中でぼくの手
    中にかがやく
    中にこぼれて
    中にはいって
    中にも樹下や
    中に吾あり
    中に広がる
    中に咲き澄む
    中に吹かるる
    中に探して
    中に動かず
    中に浮かぶは
    中のゆききや
    中は暖か
    中を新線
    中身はいつも
    中仙道の
    仲直りする
    眺めてゐるや
    長い手紙を
    長い睫毛の
    長き響や
    長き土塀や
    長き病を
    長くひたるや
    長く短い
    長さの分だけ
    投げ棄ててある
    内緒話を
    縄飛びをする
    南天の枝
    悩みの種の
    波すべりゆく
    波なき海や
    波にのりたる
    波にまぎれし
    波に引かるる
    波のうねりに
    波のように
    波の真白き
    波の如くに
    波影ゆらぐ
    波打際を
    苗代つくり
    撫でて三十路を
    並んでたべる
    撲られながら
    無き家路ゆく
    無き母の座よ
    名残を惜しむ
    鳴いて動かす
    鳴いて暮るるや
    鳴きかはしけり
    鳴くと誰かが
    鳴くや勤労
    鳴らずなりたる
    鳴り止む後の
    流るる如く
    流るる如し
    流れあつまる
    流れそめけり
    流れつくりぬ
    流れる稲の穂
    流れる雲に
    流れんとして
    流れ来りし
    涙こぼれる
    涙だなんて
    涙の味は
    涙一粒
    涙乾いて
    浪とどろける
    浪にまかせし
    浪にゆられて
    浪の如くに
    泪ため居る
    <下・な>
    7ページ
    ない不安
    なえるぼく
    なかなおり
    なかよしさ
    ながれだす
    ながれてく
    なげきつつ
    なごむ朝
    なぜだろう
    なつかしき
    なつかしく
    なったのを
    なった気分
    なっちゃった
    なっている
    ナフタリン
    なほひびく
    なほ白く
    なまぐさき
    ナマケモノ
    ならないか
    なりきった
    なりたいな
    なりにけり
    なりました
    なれなくて
    なれるかな
    なんかいい
    なんだろう
    なんのその
    何かある
    何か言う
    何を見る
    何洗ふ
    夏が行く
    夏が来る
    夏のまま
    夏の雨
    夏の雲
    夏の海
    夏の空
    夏の風
    夏の夜
    夏の恋
    夏みかん
    夏休み
    夏景色
    夏座敷
    夏祭
    夏祭り
    夏終わる
    夏帽子
    夏木立
    夏陽かな
    懐かしむ
    懐しや
    泣けと云う
    泣女
    七日間
    尚在りぬ
    情けあり
    生臭さ
    中ですか
    中にあり
    中にいる
    中に住む
    中に舞ふ
    仲直り
    眺めつつ
    長かりし
    長き廊
    長くなる
    長々と
    長廊下
    投げ入れて
    奈良の春
    奈良の昼
    内定書
    納屋の前
    波の照り
    波打てり
    波頭
    並びけり
    並んでる
    名前言う
    鳴きかよふ
    鳴りやんだ
    鳴りわたる
    鳴る茶室
    流されたい
    流したい
    流し台
    流す雨
    流れそむ
    流れゆく
    流れ星
    流れ入る
    涙かな
    涙声
    浪しろく
    浪に浮く
    啼きわたる

    俳句 ニ
    <上・に>
    ニコニコと
    にほやかに
    によきによきと
    にらめっこ
    鶏が
    煮ゆる待つ
    煮凝や
    人間の
    人間は
    人気者
    人形の
    西の空
    濁りたる
    庭の木々
    庭荒れて
    庭石の
    庭先の
    逃げ水の
    鈍色の
    二階から
    二月三日
    二三尺
    二次元に
    二人三脚
    肉まんを
    日本語で
    日本語を
    日本人
    日曜は
    日曜日
    日用の
    日輪に
    入園に
    入学の
    入試前
    <中・に>
    におい移りし
    にくまれ口も
    にこにこわらって
    にやりにやりと
    にんじん鼻で
    握って溶けて
    握りしめては
    荷を負うてゆく
    荷物持たされ
    仁王立ちの
    憎まれ者や
    庭そこら中
    庭にはびこる
    庭の隅なる
    庭の隅まで
    庭の緑が
    庭を見てゐる
    庭を流るる
    庭狭うして
    庭造り居て
    庭木くすぐる
    庭木の中の
    逃げて居かはる
    逃げゆく空や
    二階の音や
    二十四時間
    二重に張りぬ
    二度と聞けない
    二度目の失業
    二度来て未だ
    二匹の狐
    二塁打打たれ
    匂いが残る
    匂いの回る
    匂ひひろごる
    匂ひ出でたる
    匂ひ切なる
    賑かにいふ
    虹がお空の
    虹というのは
    虹の根元へ
    虹出た空に
    日本のトップは
    日本の祭り
    日本一の
    日本手ぬぐい
    日輪うすき
    日輪うつり
    日輪かかり
    日輪まぶし
    日輪ゆらぎ
    入道雲で
    入道雲に
    <下・に>
    においがする
    にぎりしめ
    にげてゆく
    にごりかな
    にもあらず
    にらみあい
    にらめっこ
    握り飯
    握れたね
    荷をたたむ
    似ていそぐ
    似ているね
    似合ってる
    人間です
    仁王門
    仁王立ち
    担ひくる
    庭の木々
    逃げるのです
    二階かな
    二階人
    二階抜き
    二三軒
    二三尺
    二三人
    二三丁
    二三日
    二重とび
    二重奏
    匂いかな
    匂いして
    匂ひかな
    匂ひ来て
    匂ふもの
    賑やかに
    虹かける
    虹がでる
    虹の橋
    日本海
    日本国
    日曜日
    入学式
    任地去る

    俳句 ヌ
    <上・ぬ>
    ぬかづくや
    ぬかるみは
    ぬかるみを
    ぬれ土に
    糠雨に
    沼の水
    脱け殻の
    濡れて来る
    濡れ犬の
    縫ふ母に
    <中・ぬ>
    ぬいだら海が
    ぬくもり戻る
    ぬけてゆくなり
    ぬれて出でけり
    拭ひすてたる
    脱いで春一番に
    濡れてはがるる
    濡れて戻りつ
    縫い物ばかり
    <下・ぬ>
    ぬったのか
    ぬれわたる
    沼の上
    脱ぎにけり
    塗りにける
    塗りをれば
    塗り薬
    濡れて見ゆ
    抜けきれず
    縫って行く

    俳句 ネ
    <上・ね>
    ねがいごと
    ネクタイを
    ねこになる
    ネコヤナギ
    ねころんで
    ねむられぬ
    願っても
    根を引けば
    根引して
    寝こじれて
    寝ころべば
    寝ころんで
    寝ざめては
    寝しままの
    寝つつ見る
    寝につきて
    寝ばなしの
    寝る場所を
    寝んとして
    寝言でも
    寝息ごと
    寝待月
    寝入りし子
    寝不足も
    寝返りを
    値上がりだ
    猫とゐて
    猫の眼を
    猫の背に
    猫の恋
    猫もまた
    熱さめし
    熱の児に
    熱帯魚
    年賀状
    年金を
    年月を
    年年に
    年末の
    眠い目を
    眠ってる
    眠られず
    練りあげて
    <中・ね>
    ねぐせで今年も
    ねてもおきても
    ねてるこおってる
    ねどこにカイロ
    ねむいねむいと
    ねむりをさそう
    ねむるが如き
    願うわりには
    願ひも持たず
    根っこが春を
    根強く咲くよ
    寝ころびあひて
    寝ころんでみる
    寝そべり読むや
    寝たきり祖父から
    寝つかれぬ夜や
    寝ながらに書く
    寝られもせぬ
    寝巻きで食べ飲み
    寝顔照らすや
    鼠の穴の
    猫が教科書
    猫に遊ばれ
    猫も見たいと
    猫より先に
    猫背になった
    猫背も伸びる
    年に一度の
    年々おなじ
    念仏の声や
    眠たがる子を
    <下・ね>
    ねがひごと
    ネギくさい
    ねむりそむ
    ねるしるし
    願う姉
    願う春
    根なし水
    寝ざめよき
    寝床かな
    葱刻む
    猫がいる
    猫じゃらし
    猫たちよ
    猫と子の
    猫の名で
    猫の役
    猫の恋
    猫もゐる
    猫一匹
    猫帰る
    猫背です
    年賀状
    眠くなる
    眠ってる
    眠りたい
    練り歩く

    俳句 ノ
    <上・の>
    のうのうと
    のけぞりに
    のびのびし
    のらねこが
    のら猫が
    のら猫の
    のろのろと
    飲め飲めと
    軒かげの
    軒空の
    後の世の
    上り坂
    乗合の
    農園の
    覗かれて
    野に近き
    野に散るや
    野に出よう
    野に出れば
    野の一樹
    野の広さ
    野の色に
    野仏の
    <中・の>
    のぞきし顔へ
    のぞき見したる
    のぞく世界は
    のってる雪玉
    のりて流るる
    のんびりしてる
    飲み干す心に
    残して行きぬ
    残った柿を
    残る校庭
    乗つて現はれ
    乗って初恋
    登りきるまで
    登りなれたる
    呑み込んでゆく
    覗いてみると
    覗かれている
    野から飛び出す
    野原のお祭り
    野山の如く
    野焼きのけむり
    野川飛び越す
    <下・の>
    ノイズ入り
    のこしける
    のしかかる
    のぞき込む
    ノックする
    のってます
    のぼり坂
    のぼり窯
    のみ込めり
    のりにきた
    のりの竿
    のんびりと
    飲みあます
    軒づたひ
    軒雫
    軒先に
    喉ふくれ
    残し去る
    乗ってきた
    乗りあそぶ
    乗りたいな
    乗り移る
    伸ばそうか
    農婦くる
    覗き去る
    野に待てる
    野のけむり
    野のひかり
    野はしづか
    野をゆける
    野火走る
    野菊かな
    野天風呂
    幟店

    俳句 ハ
    <上・は>
    ばあちゃんに
    ハイジャンプ
    はいタッチ
    ハイハイが
    はからずも
    はく息を
    はごいたで
    はじけ出す
    はじけ飛ぶ
    はじめての
    はしゃいでは
    バスの中
    パソコンの
    パソコンを
    はだかの木
    バタフライ
    バチバチと
    バッサリと
    はつもうで
    はつ日の出
    はなれずに
    パパとママ
    パパのうで
    パパのお茶
    パラソルの
    バラの芽が
    はらはらと
    はりつめし
    はりはりと
    ばりばりと
    パリパリと
    パリ祭が
    はるかなる
    はればれと
    バレンタイン
    ハンドベル
    果てしなく
    果てしなく
    花すすき
    花の芽が
    花の植え替え
    花びらが
    花街の
    花屑に
    花飾り
    花吹雪
    花筏
    花冷えに
    華やかな
    灰皿に
    橋の上に
    橋詰に
    歯のすきを
    疾すぎて
    春うらら
    春が来た
    春が来たら
    春が来る
    春の芽は
    春の字は
    春の庭
    春の日差し
    春の風
    春までに
    春よ来い
    春を待つ
    春一番
    春雨に
    春支度
    春巣立ち
    春風が
    春風と
    春風に
    春風は
    春風よ
    春風を
    春立つや
    春隣り
    春炬燵
    初みかん
    初めての
    初もうで
    初鏡
    初景色
    初詣
    初詣で
    初春や
    初雪が
    初孫は
    初湯かな
    初日さす
    初日の出
    初売で
    初富士が
    初歩み
    初夢の
    初夢は
    初夢を
    初恋の
    初恋は
    初恋を
    晴るる雲
    晴るる日や
    晴々と
    掃おろす
    掃きためし
    早々と
    早発ちの
    早弁は
    早立ちの
    走り根の
    走る子の
    張りつめた
    張り交ぜの
    跳ねるたび
    派手好きの
    婆が来て
    廃屋や
    廃坑の
    廃校の
    廃線に
    煤煙の
    売店の
    剥落の
    白球に
    白線が
    白頭は
    白墨を
    肌寒し
    畑垣の
    畠から
    発表会
    発表日
    半焼の
    半農の
    半分の
    半輪の
    反響の
    反抗期
    反省と
    班長と
    晩学に
    晩年へ
    番犬や
    鼻かんで
    浜の崖
    浜までの
    腹の虫
    腹へりて
    母が言う
    母が呼ぶ
    母と二人
    母に似し
    母の日に
    母の恋
    母の皺
    母もまた
    母も子も
    母も子も
    母親に
    母親の
    放たれて
    万緑の
    葉がくれに
    葉の上に
    葉表の
    裸灯に
    裸木に
    浜の空
    <中・は>
    ハートが赤い
    ばあと言っては
    ハイビスカスが
    バウムクーヘン
    はかなきことを
    はげしき音や
    はげしくみだれ
    はげまされつつ
    はげまし合へる
    ばさりばさりと
    はじける私と
    はずしてくれる
    パステルカラーが
    はずむよ空が
    パズルのように
    はだかのつきあい
    はだしでかける
    はたとたふれぬ
    はたと止みたる
    パッとふくらむ
    はっぱがかおに
    はなれし家の
    はなればなれや
    パパと一緒の
    はめたら指が
    ばらばら雨は
    パン工房の
    運び入れたる
    運んでくれる
    花の芽吹きや
    花の形に
    花の便りは
    花の蕾を
    花も見頃は
    花火が鳥に
    花束にして
    外さんとして
    外して霜を
    旗ひらひらと
    橋くぐりゆく
    橋をかくして
    狭間に蒼き
    袴のおちる
    歯がかぶりつく
    春あふれだす
    春が降る時
    春と私が
    春に入籍
    春のなごりを
    春の光を
    春の序曲の
    春の力を
    春を花屋が
    春を打ち合う
    春を待っての
    春を探して
    春一番が
    春風かおる
    春爛漫を
    初めてサンタに
    初めて気づいた
    初めて気付いた
    迅き雲あり
    晴れのちくもり
    掃き上げてある
    早暮るる庭
    走らせゆくや
    走り現る
    走ると風が
    走る横顔
    端をひっぱる
    弾ける一粒
    弾ける笑顔
    柱をめぐる
    吐く息白く
    入ってみたい
    入りきらない
    敗北しても
    這い這い進む
    剥いて話は
    拍手が続く
    白極わまれり
    箱を抱えて
    箱根はランナー
    肌をひた打つ
    畑のうねから
    畑の土に
    畠の上の
    八十歳の
    発車を告げる
    半分うれしく
    飛蝗くわえて
    鼻の低さが
    腹の底より
    腹へらし来し
    墓傾きて
    母がなげると
    母が湯呑で
    母との時間
    母なかなかに
    母にあげたい
    母のうしろや
    母のえ顔は
    母のよろこぶ
    母の姿を
    母の手そっと
    母の手塩の
    母の手蛇の
    母の手母の背
    母の水音
    母の大事な
    母はお腹に
    母はやっぱり
    母三秒で
    葉の重れる
    葉の明るさの
    離るるほどの
    離れて光る
    話がすこし
    話したいこと
    話し疲れて
    話す人欲し
    話せば春の
    話を聞いて
    話明るし
    はてない空が
    <下・は>
    パーティーだ
    ハイソックス
    ハイヒール
    ばかりみて
    はじまれる
    バスガール
    はすの花
    バスの客
    バスの中
    バス通る
    パセリかな
    ハタチの子
    ばたばたと
    バッティング
    はづれかな
    はなすみれ
    はなれつつ
    はねかえす
    はね釣瓶
    パパなのね
    パパになる
    はみでてる
    ハムエッグ
    はやつきぬ
    はや灯る
    ハリネズミ
    はるかより
    はればれと
    ハローウィン
    はろかかな
    はろかなり
    はんぶんこ
    ハ長調
    羽ばたける
    羽一まい
    化けている
    花の午后
    花の夜
    花びらに
    花吹雪
    花束を
    花筏
    花鋏
    涯ぞなき
    橋の上
    橋架かる
    橋書いた
    始まりだ
    春いっぱい
    春うらら
    春がある
    春がいた
    春が来た
    春が来る
    春だから
    春のよう
    春の雲
    春の音
    春の海
    春の街
    春の空
    春の午後
    春の色
    春の水
    春の雪
    春の草
    春の朝
    春の庭
    春の泥
    春の道
    春の虹
    春の富士
    春の風
    春の暮
    春の予感
    春の陽は
    春は来る
    春を待つ
    春一番
    春遠し
    春近し
    春時雨
    春愁い
    春惜しむ
    春満月
    春立ちぬ
    春隣
    春炬燵
    初もう出
    初詣
    初時雨
    初出漁
    初笑い
    初節分
    初日の出
    初夢を
    初恋です
    埴輪の目
    針はなく
    刃のもとに
    刃物とぐ
    晴れた空
    晴れにする
    晴れ舞台
    生えた春
    掃いており
    掃きにけり
    掃き清む
    早かりき
    早くする
    早や静か
    早寝して
    走りそう
    走り出す
    走るバス
    走る子ら
    端山越す
    端端に
    弾みあり
    跳ねかへる
    入ってる
    入らせて
    派手模様
    婆も買ふ
    馬穴かな
    配達中
    這い出せり
    箱のまま
    箸の先
    肌の色
    八分咲き
    鉢の中
    鳩時計
    半分こ
    半分憂うつ
    反逆者
    反抗期
    犯罪だ
    晩ごはん
    晩ご飯
    晩年なり
    鼻のさき
    浜の町
    浜女
    腹の中
    母がいる
    母かなし
    母が好き
    母なりき
    母になり
    母のよう
    母の艶
    母の顔
    母の業
    母の声
    母の棚
    母の背と
    母の眉
    母の味
    母の腕
    母強し
    母笑顔
    母涙
    葉裏かげ
    励まされ
    励ましつ
    話ごゑ
    話しかけ
    話してる
    話し居り
    話し合う
    話し声
    孕みけり
    祓ひけり
    翅たたむ
    脛高し
    薔薇を買う

    俳句 ヒ
    <上・ひ>
    100点だ
    ヒーターの
    ビー玉に
    ひがんばな
    ヒガンバナ
    ヒグラシが
    ひぐらしが
    ひぐらしの
    ひざ小僧
    ぴしやぴしやと
    ひそとある
    ひそひそと
    ひそやかな
    ひそやかに
    ひたひたと
    ひたぶるに
    ひだるさに
    ひつじ雲
    ひっそりと
    ぴったりと
    ひとつずつ
    ひとひらの
    ひとり居に
    ひとり寝の
    ひとり旅
    ひなまつり
    ひな人形
    ひびき来る
    ひまわりは
    ひまわりや
    ひやひやと
    ひや飯に
    ひらかなの
    ひらひらと
    一しきり
    一すじの
    一つだけ
    一つ置く
    一雨に
    一株の
    一玉の
    一人いる
    一人かいと
    一人子を
    一人来て
    一息も
    一坪の
    一粒の
    一棹が
    引きあけて
    引きぬくと
    引越の
    引窓の
    引幕に
    火うつりて
    火の気なき
    火を守りて
    火を入るる
    火を入れて
    火遊びの
    開きたる
    久に来し
    久々に
    午過ぎの
    光る爪
    光る野に
    向日葵に
    向日葵は
    七五三
    人ごみに
    人ごみを
    人たちを
    人に似て
    人の子の
    人の世に
    人の波
    人は寝て
    人ひそと
    人一人
    人影も
    人寄せの
    人気なき
    人去りし
    人妻の
    人住まず
    人々の
    人多し
    人待つや
    人知れず
    人中の
    人通り
    人伝て
    人来ねば
    雛人形
    昼に似て
    昼顔が
    低く飛ぶ
    灯かざせば
    灯が消えて
    灯ともして
    灯ともせば
    灯ともりて
    灯のもとに
    灯の下や
    灯ほそめて
    灯を消すや
    灯を消せば
    灯を包み
    灯を立てて
    灯点して
    灯明りの
    瞳閉じ
    独り居に
    独り居の
    独り決め
    独り身の
    日あたりて
    日かげれば
    日がしずむ
    日が沈み
    日に風に
    日のさして
    日のさすや
    日の筋の
    日の枝の
    日の中の
    日の当る
    日の透きて
    日の入や
    日の入る
    日の本の
    日は水に
    日もすがら
    日を浴びて
    日陰濃き
    日取りきめ
    日々に見る
    日表の
    日溜りを
    庇あはひに
    彼岸花
    碑の下に
    碑の面に
    飛行機が
    飛行機雲
    膝ついて
    膝寄せて
    膝抱いて
    肘かけて
    姫りんご
    百億の
    百千の
    百日の
    百年の
    百年を
    標本に
    病院の
    病院や
    病室に
    病棟の
    平木戸を
    羊雲
    葉が降ちて
    陽だまりが
    陽だまりで
    陽だまりと
    陽の光り
    冷え症の
    日の出空
    日は空に
    <中・ひ>
    ヒーローになど
    ひえたお茶出す
    ひかれる朝の
    ひきずりゆきて
    ピクンと跳ねて
    ひげを伸ばして
    ひこうき雲が
    ひしめいている
    ひしめく中の
    ひそかに剃るや
    ひそめ潤おう
    ひたと置かれし
    ひだまりだけは
    ひつかかりつつ
    ひつくり返す
    ピッタリよりそう
    ひときは黒く
    ひとくち食べれば
    ひとときだけの
    ひとりたのしく
    ひとりで乗れたら
    ひとを避けつつ
    ひと雨晴れし
    ひなたぼっこの
    ひねもす風の
    ひびく流れや
    ひびの入りたる
    ひまわり達の
    びゅうびゅうとなく
    ひょいととかげの
    ひよいひよい逃ぐる
    ひよろりひよろりと
    ぴよんぴよんはねて
    ぴよんぴよん横へ
    ひらき見つめる
    ひらりと落ちた
    ビリの我が子に
    ビル見て想う
    ひろごり昇る
    ひろごり落ちぬ
    ピンクと白の
    一つになりし
    一つのこった
    一つのような
    一つ一つが
    一つ一つに
    一つ影曳く
    一つ減りゆく
    一つ離れて
    一と間ぎりなる
    一雨ごとの
    一筋ながき
    一人で作り
    一人になって
    一人の時間
    一人ぼつちに
    一人居残る
    一息つかす
    一息入れる
    一足ごとの
    一筆書きで
    引きしぼりたる
    引き出しの中が
    暇さえあれば
    火となりてゆく
    火のけもなくて
    火の見の下の
    火の手があがる
    火をみつめゐる
    開ければ香る
    額に風の
    久しきものや
    響く親子の
    光うれしい
    光がつもる
    光が迎える
    光に押され
    光りきそへる
    光りそめけり
    光りそよげる
    光りて昼の
    光り散るもの
    光る河面に
    光る入日や
    光輝く
    光源氏の
    光集めた
    広いテーブル
    広きおでこや
    広きに落ちぬ
    広き廂の
    広げる手から
    広島の味
    広野の風に
    拾う姿は
    人が行き交う
    人が来たよと
    人しづまりて
    人それぞれの
    人だかりには
    人つづきゐる
    人ともつかず
    人と親しむ
    人なつかしき
    人にすすむる
    人にもまれて
    人の仕打を
    人の若さを
    人の出で来る
    人の数だけ
    人の多きに
    人の到らぬ
    人の流れの
    人は走れる
    人まばらなる
    人みなやさし
    人をゆるさぬ
    人去りやらず
    人仰きゆく
    人現はれて
    人追ふ如し
    人登りくる
    人頼もしき
    昼しづかなり
    昼のままなる
    昼を灯して
    低くつかへし
    灯が顔に来る
    灯の渡り来る
    灯をともしたる
    灯をゆるがして
    灯を遠く見て
    灯を失へる
    独りですごす
    独り寝る身の
    日かげ日向の
    日がちらちらす
    日がつづきけり
    日すがらの雨
    日なたになれし
    日にぬくもれる
    日に照らさるる
    日に日に増せる
    日に日に変わり
    日のくるひたる
    日のさすまでの
    日のたかぶれる
    日の筋を行く
    日の紫や
    日の色返す
    日の沈むより
    日の落ちかかる
    日はありながら
    日は照りかへす
    日は沈むなり
    日は落ちてゆく
    日は落ちて行く
    日も夜も降りて
    日を失ひし
    日向ぼっこで
    日頃の恨みを
    日差し牽き出す
    日当る方へ
    日々たのしめる
    日々と似ている
    日暮れ気づかぬ
    髪をのばして
    飛行機ぐもで
    飛行機雲の
    美人ナースで
    膝へ影さす
    膝をめぐれる
    必死で走る
    百段登った
    百倍美味し
    百八覚えた
    羊が群れて
    陽だまりで待つ
    陽差し求めて
    飛行機お空を
    ひとりで空を
    <下・ひ>
    B型だ
    ぴかりとす
    ひきがえる
    ピクニック
    ひざ立てて
    ひしめける
    びしょぬれて
    ひつかかり
    ひとつふゆ
    ひとに会ふ
    ひとりごと
    ひとり言
    ひとり者
    ひとり寝る
    ひとり旅
    ひなかざり
    ひな飾り
    ひびくもの
    ヒョウみたい
    ひよっこりと
    ひらかれぬ
    ひらく羽
    ひらひらと
    ひるがへり
    ビルの街
    ビルはざま
    ひろい読む
    ひろたりげ
    ひろひろと
    ひろやかに
    ビンにつめ
    一あかり
    一うねり
    一ころ
    一しきり
    一つ終え
    一ところ
    一まはり
    一回り
    一括り
    一筋に
    一呼吸
    一雫
    一重帯
    一人いる
    一人占め
    引き寄せる
    引っぱられ
    火の車
    火を使う
    開かれる
    開き見る
    開く鍵
    響きくる
    光ってる
    光りおり
    光りさす
    光りだす
    光りをり
    光り合う
    光り出す
    光り雪
    光るなり
    光るもの
    光る川
    広がりて
    広がるよ
    広き道
    広すぎる
    左利き
    拾いくる
    人ありぬ
    人だかり
    人となる
    人と逢ふ
    人のよう
    人の声
    人の中
    人はるか
    人も行く
    人やさし
    人を見し
    人を呼ぶ
    人見ゆる
    人死して
    人知らず
    人立てる
    雛あられ
    雛飾る
    雛人形
    昼すぎぬ
    昼ドラ見
    昼の夢
    昼下がり
    昼下り
    昼寝かな
    昼灯
    低からず
    低くなる
    東山
    灯のともる
    灯の見えし
    灯をかざし
    灯をそらす
    灯を細む
    灯を消しぬ
    瞳あり
    独り居
    独り言
    日がまはる
    日が当る
    日が暮れた
    日が暮れる
    日ぐれ鳥
    日ざしかな
    日となりぬ
    日に長し
    日のさかり
    日のひかり
    日の光り
    日の暮れて
    日の戻る
    日はそそぐ
    日は満てり
    日は落ちぬ
    日を迎ふ
    日を反へす
    日を抱けり
    日を溜めて
    日永かな
    日向ぼこ
    日差し入り
    日当りぬ
    日暮れけり
    日溜りに
    否定形
    彼岸花
    碑面に
    秘密きち
    秘密基地
    微動する
    美術館
    美術館
    膝がしら
    膝ついて
    膝立てし
    百貨店
    百人一首
    百姓家
    漂流す
    平社員
    羊たち
    陽がこぼれ
    陽ざし断つ
    陽のにおい
    陽の構図
    冷々と

    俳句 フ
    <上・ふ>
    ファーブルが
    ファスナーを
    ブーメラン
    ふくよかに
    ふじの花
    ぶしふしに
    ふつつかな
    ふつふつと
    ふで箱の
    ぶどうがり
    ブドウ糖
    ふところに
    ふと立ちて
    ふまれても
    ふゆのかぜ
    ふらついて
    ブランコの
    フランスパン
    ふるさとの
    ふるさとは
    ふるさとを
    ブロッコリー
    ふわふわと
    ふわふわの
    河豚喰うて
    古きもの
    古団扇
    古地図の
    古日記
    古本の
    故郷と
    故郷の
    故郷は
    更くる夜や
    更け更けて
    降りまけし
    降り出して
    降り出でて
    降り立ちし
    舟に寝て
    振り向いて
    振り向けば
    振袖も
    深々と
    深々と
    吹かれ来し
    吹き降れる
    吹き暮れて
    吹く風の
    吹晴れて
    船に打つ
    船を漕ぎ
    冬うらら
    冬ごもり
    冬だけど
    冬にしか
    冬のふろ
    冬の海
    冬の空
    冬の月
    冬の山
    冬の星
    冬の草
    冬の朝
    冬の田に
    冬の風
    冬の木は
    冬の夜
    冬の夜の
    冬休み
    冬競歩
    冬銀河
    冬空に
    冬空の
    冬桜
    冬将軍
    冬晴や
    冬晴れや
    冬蜘蛛や
    冬服の
    冬満月
    冬木の芽
    踏みきりの
    踏みくぼむ
    踏み出せば
    踏切に
    二つ三つ
    二人きり
    二人には
    筆もちて
    不景気か
    不景気を
    不合格
    不揃いな
    不等式
    富士山が
    布団干し
    武家屋敷
    葡萄の実
    封筒に
    封筒の
    風船の
    風知草
    風鈴と
    風呂の漏り
    風呂敷を
    福袋
    沸々と
    仏壇の
    仏壇を
    仏燈の
    分校に
    分校の
    分数は
    噴煙や
    噴水が
    文鳥の
    無事とだけ
    麓なる
    麓まで
    冬空の
    <中・ふ>
    ふうふうないて
    プールで泳ぐ
    プールの水が
    ふかき櫛目や
    ぷかぷかうかんで
    ぶたいのそでが
    ふたたび渡る
    ふたたび到る
    ふたつの時計
    ふたつ抜け来し
    ぶつかり合ひぬ
    ぶつかり合へる
    ふところ海や
    ふとポケットの
    ふとまぶしくて
    ふと音もなき
    ふはりふはりと
    ふぶきの中の
    ふみこたへたる
    ふみつけられて
    ふみてゆききや
    ぶら下りたる
    ふりして逃す
    フルートの音
    フルートの音色
    ふるへうつれる
    ふる回転の
    ふれば水恋う
    ふんぞり返る
    縁にひろげぬ
    縁を追はれし
    懐寂し
    降りかくしたる
    降りてやみけり
    降り来る音や
    舟のし上げて
    触れ行く岩の
    深きに沈む
    深くかぶって
    深く入りたる
    深く眠つて
    吹きただよへる
    吹きとばさるる
    吹きぬけてゆく
    吹きぬけ僕は
    吹き崩されぬ
    吹飛んで来る
    船より揚ぐる
    船行くあとの
    太った金魚と
    袋につめる
    袋の中から
    袋の中の
    冬が来たなと
    冬のある日の
    冬の太陽
    冬をけとばし
    踏みこたへたる
    踏み踏み行くや
    踏み分けてある
    踏めば崩るる
    二つに割れぬ
    二つに裂けて
    二つ寄り添う
    二人で向かう
    二人に然したる
    筆とめ眠る
    不安とともに
    不動明王
    付箋だらけの
    夫婦のシャツが
    夫婦二人で
    富士と名づけて
    風雨にとざす
    風船ガムで
    風鈴にきて
    福がこないで
    福の軽さよ
    福は自分で
    福を感じる
    仏壇に陽の
    噴水の横
    文人農夫
    麓に近き
    麓の樹海
    <下・ふ>
    プール開き
    ふえた傷
    フォルテッシモ
    ふきそうじ
    ふきとばす
    ふきのとう
    ふくらはぎ
    ふくらむよ
    ふくらめる
    ふくれたる
    ふってくる
    ふとかまへ
    ふと願い
    ふと思う
    ふはふはと
    ぶらさがる
    フラミンゴ
    フランス語
    プロポーズ
    ぶんしん中
    ふんでゆく
    古き糸
    古き道
    古びたる
    古位牌
    降りてくる
    降り積もる
    降り暮るる
    舟きたる
    舟と牛
    舟ゆかず
    拭かで立つ
    触れてみる
    振り返る
    深く掘る
    深みどり
    深々と
    吹かれゆく
    吹かれ去る
    吹きかへす
    吹きぬける
    吹き溜めて
    吹き溜る
    掃き急ぐ
    増えにけり
    増えました
    増える笑み
    袋町
    脹脛
    笛何処
    冬が来た
    冬だけか
    冬に入る
    冬の家
    冬の空
    冬の香
    冬の坂
    冬の枝
    冬の朝
    冬の鳥
    冬の猫
    冬の畑
    冬の風
    冬の夜
    冬の薔薇
    冬を知り
    冬茜
    冬休み
    冬銀河
    冬景色
    冬紅葉
    冬座敷
    冬始め
    冬支度
    冬椿
    冬帽子
    冬満月
    冬木立
    冬来たる
    冬炬燵
    冬薔薇
    踏み入るる
    踏み歩く
    踏もうかな
    踏んづけた
    踏んでいる
    踏んで秋
    二た流れ
    二人きり
    二人だけ
    二人づれ
    二人組
    筆遺し
    不意の雨
    不通です
    富士が好き
    富士に伸ぶ
    富士の山
    父兄かな
    父祖の国
    父祖の墓
    武士ゴッコ
    風雨かな
    蕗の薹
    服を着て
    服を買う
    服白き
    福の神
    福をよぶ
    福詣
    福寿草
    福笑ひ
    淵の上
    淵の色
    淵の面
    淵をなす
    分譲地
    文庫本
    盆の月
    盆の風
    幽きより
    訃報きく

    俳句 ヘ
    <上・へ>
    へうへうと
    ベートーベンの
    べたべたと
    べつたりと
    へなへなと
    へなへなの
    ベランダの
    ベル押せば
    ペンギンの
    隔りし
    塀の外の
    塀ばかり
    平成の
    便便と
    勉学に
    勉強中
    弁当に
    北京の地
    <中・へ>
    べきべき鳴つて
    ベビーカー押す
    ベル鳴りやにて
    へろへろゆらぐ
    ベンチの上の
    紅のひとひら
    塀から上の
    塀の内なる
    塀越しに降る
    平和について
    別世界への
    変化に気づく
    編集できたら
    返済多くて
    返事をのせて
    <下・へ>
    へそまがり
    へだてゆく
    ペダル踏む
    ヘリコプター
    ペンギン座
    ペン重く
    紅椿
    糸瓜かな
    部屋の中
    兵の墓
    兵舎建つ
    塀の空
    平行に
    平和かな
    閉会式
    別ばらだ
    別世界
    別天地
    遍路行く
    便所の戸

    俳句 ホ
    <上・ほ>
    ほうけたる
    ほうほうと
    ぼうぼうと
    ボウリング
    ほおずきに
    ホームより
    ボーリング
    ほお張れば
    ぽかぽかと
    ぼくのかみ
    ぼくの家
    ぼくは見た
    ぽくぽくと
    ほこほこと
    ほたるさん
    ぼたん雪
    ぽつかりと
    ぽっくりと
    ほっぺたを
    ぼつぼつと
    ほどき食ふ
    ほのかなる
    ほのぼのと
    ほろにがき
    ほろほろと
    ぼろぼろに
    ボロ市の
    ほろ酔の
    ほんとはね
    ほんのりと
    干されたる
    干し柿に
    干し野菜
    細き瞳の
    細々と
    星空が
    星空は
    星空へ
    星空を
    星降る夜
    星畑
    微笑んだ
    塀の上
    歩道橋
    歩々たのし
    奉納の
    放課後の
    方言で
    方言の
    法要に
    法隆寺
    亡国の
    某日の
    棒立てて
    頬被
    僕のかげ
    僕の町
    僕の目に
    僕弾む
    本当に
    本日は
    <中・ほ>
    ほうばっている
    ホームの隅の
    ボールのあなが
    ぽかりぽかりと
    ぼくがいるよと
    ぼくが見たのは
    ぼくのえんぴつ
    ぼくの横顔
    ぼくの願いも
    ぼくは単なる
    ぼくも春から
    ぼくより若い
    ぼくより早く
    ぼくらの国の
    ポケットに入れて
    ほしたふとんに
    ポストにくる春
    ボタン代わりに
    ポッケにしまう
    ほっこり語る
    ほつほつたてり
    ぽつぽつ雨の
    ほとんど学費へ
    ポニーテールが
    ほのぼのとして
    ボランティアしてて
    ほんとうのことを
    干し柿夕日
    蛍放つを
    骨を抜かれし
    細める目の先
    細々として
    星に気づいて
    星を流して
    微笑みさえも
    舗道のひびの
    歩幅を君と
    暮色の如く
    宝石つるす
    放送室は
    方程式解く
    褒め合っている
    亡父もしていた
    帽子かぶって
    帽子は誰が
    望遠鏡に
    頬をくすぐる
    頬染め告げる
    僕たちだけで
    僕にのこした
    僕に弟
    僕のホッペは
    僕の体は
    僕の両手の
    僕はジャックの
    本のにおいは
    本の匂いの
    本気になってる
    本堂までの
    星際の空
    星空の下で
    星縫ふ空は
    ほんとの空が
    <下・ほ>
    ホイッスル
    ボールペン
    ぼくたちが
    ぼくと母
    ぼくのこと
    ぼくの負け
    ぼくは鬼
    ぼくみたい
    ほしくなる
    ぼすの香
    ぽっかぽっか
    ほっとした
    ほっとする
    ほとけのざ
    ほとばしる
    ほの赤き
    ほほゑまし
    ほほ笑みぬ
    ほろ苦き
    牡丹かな
    乾してあり
    干されゆく
    干している
    干し大根
    干支の菓子
    蛍狩
    細り面
    星が降る
    星になる
    星の底
    星の粒
    葬り唄
    帆を上げる
    微笑んだ
    仏の灯
    仏めく
    歩となりぬ
    歩をとむる
    暮色かな
    暮色濃し
    報告中
    帽子のへこみ
    棒グラフ
    防具負ひ
    防波堤
    北極星
    僕のもの
    僕の駅
    僕の夏
    僕の距離
    僕の夢
    釦穴
    没し去り
    本のなか
    欲しい夏

    俳句 マ
    <上・ま>
    まあだだよ
    マカロニの
    まきずしを
    まざまざと
    まじまじと
    マスクして
    またおいで
    またたきを
    またたける
    また一年
    まだ飲むの
    まだ覚めぬ
    まだ見ぬ子
    まだ醒めぬ
    まだ青き
    まだ白紙
    まだ眠い
    まだ来ない
    まちわびし
    まつたけが
    マッチ棒
    まっ白な
    まなうらに
    マニキュアで
    マネージャー
    マネキンの
    まのあたり
    まばたけば
    マフラーの
    マフラーを
    ままごとの
    ままごとや
    マラソンで
    まゐらする
    マンションの
    まんまるい
    ま向ひに
    街すぎて
    街に住み
    街に来て
    街の灯に
    街角に
    街角の
    街中に
    街中の
    巻貝の
    丸木船
    真盛りの
    真中に
    真昼時
    真夜中と
    真夜中や
    窓の上に
    窓の灯の
    窓の日や
    窓下の
    窓開けて
    窓枠が
    孫抱いて
    待ちわびた
    町かどの
    町じまん
    町に入る
    町の端の
    町を出て
    町遠く
    町外れ
    町筋の
    町中に
    町裏や
    豆まいて
    豆まきや
    眉細き
    負け試合
    枕辺に
    万太郎
    万歩計
    満開の
    満月が
    満月の
    満月を
    満天の
    漫才で
    無くなりし
    迷ひなき
    俎板の
    眩しさは
    町空の
    都会の空
    満天の
    <中・ま>
    まいごの消しゴム
    まがり立ちをり
    まぎれて飛べる
    まぎれながらに
    またたき見えて
    またねの声が
    まだらに更けぬ
    まだ乾かない
    まだ降る雨や
    また咲くからねと
    まだ散るわけには
    まだ明けきらぬ
    また明日ねと
    まつくらがりの
    まっさかさまに
    マナーモードの
    まなこ疲れて
    マネキン微かに
    まひるの市の
    まひるの潮の
    まぶしき里の
    まぶしけれども
    まぶしすぎるよ
    まぶたとづれば
    まぶたに浮かぶ
    マフラーふわり
    マフラーまいて
    マフラーを巻き
    ママの星座は
    ママの説教
    マリリンモンローに
    まるでゴリラの
    まるでさびしい
    まるよりきれいな
    まろび落ち来る
    マンガ家気分で
    まんざいバカウケ
    ま昼の如き
    回る音聴く
    廻りそめたる
    巻いても巻いても
    間違えられる
    丸い瞳で
    幻に恋う
    祭りの後は
    招く夕焼け
    松にささやく
    真っすぐ上がった
    真っすぐ進む
    真っ赤にそまって
    真ん中にいる
    真ん中に立ち
    真似る我が子と
    真昼の街は
    前で息子に
    前にぽとりと
    前歯の抜けた
    前髪そよぐ
    全き色の
    窓から抜けて
    窓から隣家に
    窓に出て居り
    窓のむこうに
    窓の結露の
    窓の真下や
    窓の灯こぼれ
    窓ひとわくが
    窓よりつづく
    窓を叩いて
    窓を落ち来る
    窓一ぱいの
    窓親しさや
    窓全開で
    窓辺をよぎる
    孫に背負われ
    待ってる様子は
    町となりたる
    町の中なる
    町の匂いを
    町はカンバス
    豆に詳しい
    眉こそばゆき
    眉の中なる
    負けじとさけぶ
    負けじと走った
    負けない速さ
    負けない力の
    魔法のとける
    魔法の時間の
    枚数足りん
    毎日掃いて
    又帰るべき
    又遅れたる
    抹茶に添えた
    満員電車の
    迷子になった
    迷子の枯葉
    眩しき空を
    睫毛にメイク
    瞼の上を
    まだ赤き空
    <下・ま>
    まがり角
    まがるなり
    まぎれつつ
    マスクかな
    またさびし
    またたきつ
    またたけば
    まだわかい
    まだ暗し
    また一緒
    まだ慣れず
    まだ固い
    まだ昭和
    まだ付かない
    まだ暮るる
    まだ未定
    また明日
    まだ遙か
    まっている
    まで冒す
    まどろめる
    まのあたり
    まのあたり
    まぶしいな
    まぶしくて
    ママにした
    ママの子ね
    まめやかに
    まるをかく
    まる聞こえ
    マンホール
    委せおり
    回ってる
    廻し讀み
    廻りけり
    街に出づ
    街に買ふ
    街に来た
    街照らす
    街灯り
    学んだ春
    巻きつけし
    間違われ
    丸うしぬ
    丸かじり
    丸噛り
    交へたり
    交り来し
    混ぜごはん
    祭りかな
    撒く男
    守るんだ
    招かれる
    松の幹
    松の中
    松飾り
    真つ盛り
    真一文字
    真夏の日
    真黒し
    真似したい
    真倉なり
    真平ら
    正岡子規
    前に立ち
    前を去る
    前髪に
    窓げしき
    窓ごしに
    窓ちかみ
    窓に見ゆ
    待たずして
    待ち合わせ
    待つことに
    待つ地蔵
    町の陰
    町の中
    町はづれ
    町住ひ
    豆が好き
    豆の木だ
    豆をまく
    豆を喰う
    負けずぎらい
    舞い上がる
    紛れたり
    魔のこたつ
    枕上
    又一つ
    又聞ゆ
    抹茶かな
    満足です
    迷い込む
    睫毛かげ

    俳句 ミ
    <上・み>
    みささぎの
    みじろがぬ
    みずくさが
    みずすまし
    みたらしの
    みちのくの
    みつけたよ
    ミツバチは
    みどり子の
    みな昼寝
    みな留守の
    右肩に
    右耳に
    見えて居て
    見つかりし
    見て見てと
    見も知らぬ
    見る人も
    見失なう
    見上げれば
    見返れば
    湖に
    溝川に
    耳うとき
    耳の中
    耳遠い
    耳鳴の
    実りの秋
    身の果も
    身ひとつを
    身籠りて
    水たまり
    水にうつる
    水にひびく
    水に映ゆる
    水の音
    水の上に
    水の面に
    水の面へ
    水音が
    水汲みに
    水汲んで
    水玉の
    水際に
    水周り
    水張りし
    水鳥の
    水底を
    水鉄砲
    店先に
    店先の
    道の辺の
    道ばたに
    道はたの
    道遠き
    道果てて
    道草や
    道草を
    道々の
    道問われ
    峰つづき
    満ちたりし
    未整地の
    岬迄
    民宿の
    水絵空
    水の空
    <中・み>
    みかんの皮だけ
    みたいな家族に
    みなに買ひたる
    みな水の面へ
    みのむしにする
    みるみるかはる
    みんなそろって
    みんなにさわられ
    みんなのアイドル
    みんなのべろは
    みんな地球に
    みんな仲よく
    みんな忘れて
    みんな黙して
    みんみん蝉を
    右に左に
    右手だけでも
    海月の母船
    皆に笑はれ
    皆向ひ来る
    皆濡れている
    皆反つてゐる
    皆歩み居る
    見えてきさうな
    見えてて遠い
    見えて感じる
    見えて来りし
    見えない自分
    見えなくなるや
    見える巨木で
    見える電車は
    見え初める灯や
    見つけては踏む
    見ていたはずが
    見ている私が
    見てるだろうか
    見てゐる街の
    見ゆる駅まで
    見わたすかぎりの
    見上げて広がる
    見方変えれば
    御あかしあげて
    港の船も
    三つ数えて
    三つ又大根
    耳にのこれる
    耳遠くなり
    身ごもる妻に
    身にあつめたる
    身をひそめてや
    身丈に余る
    水あさくなる
    水いつぱいに
    水が濁りを
    水こぼしつつ
    水さわぎ来ぬ
    水と暮れゆく
    水にゆらるる
    水に影さす
    水に音して
    水に出てゐる
    水に洗へば
    水に落ちたる
    水に落ち込む
    水のつたへる
    水のはげしさ
    水のほとりの
    水の光りし
    水の走れる
    水の中より
    水の白さや
    水は流れて
    水ひたひたや
    水も動くや
    水ゆるやかに
    水をおくれと
    水をはなるる
    水を呑みたる
    水音だけが
    水音細く
    水汲む音や
    水光りつつ
    水菜大根
    水際までの
    水縦横や
    水濁るなり
    水底に居る
    水底浅し
    水明りかへす
    水明りする
    水鳴る闇や
    水面に浮ぶ
    水面見え来し
    道あらはるる
    道ながながと
    道の真ん中
    道の遙かや
    道草を喰う
    磨いて春を
    味噌蔵香る
    味方につけて
    未来がふあんだ
    未来へのドア
    未来をみつけ
    未来を託す
    民家の飾り
    乱れんとして
    乱れ光りて
    緑の中に
    路を這ひゆく
    巫女さんみんな
    巫女の仕草に
    <下・み>
    みえてくる
    みかん色
    みけんじわ
    みごとなる
    ミステリー
    みぞれかな
    みたいだね
    みだれなく
    みだれ髪
    みちのべに
    みぢろがず
    みつけたよ
    みつたべる
    みづみづし
    みづみづと
    みなうごく
    みな壊す
    みな歩く
    みな恋し
    みやりつつ
    ミルクティー
    みんないい
    みんなみへ
    右左
    皆が向く
    皆はやく
    皆一つ
    皆似たり
    皆青し
    幹のかげ
    宮仕へ
    宮大工
    見えざりき
    見えてきし
    見えてきた
    見えますか
    見えるみたい
    見せくれぬ
    見せてない
    見ただろう
    見つけたよ
    見つつすぐ
    見つめてる
    見つめゐし
    見ていたり
    見ているよ
    見てみたい
    見にゆきぬ
    見ゆるなり
    見る桜
    見慣れつつ
    見失ふ
    見送られ
    見送りぬ
    見届ける
    御堂あり
    港あり
    港の灯
    港口
    港町
    耳で聴く
    耳の穴
    耳赤し
    実をこぼす
    実を垂れぬ
    身にしみつ
    身に染みる
    身のほとり
    身をかくす
    身をひたす
    身を悔ひて
    水けぶり
    水すまし
    水に沿ひ
    水の音
    水の上
    水の面
    水の湧く
    水を飲む
    水枯れる
    汀石
    店まわり
    道しるべ
    道すがら
    道つける
    道となる
    道に出づ
    道に踏む
    道ふさぐ
    道を聞く
    道を来る
    岬あり
    緑こめ
    嶺くらし
    路しげき
    路を行く
    路を又

    俳句 ム
    <上・む>
    むしくいの
    むつつりと
    胸にさす
    胸に湧く
    胸も濃き
    群れて行く
    群れて咲く
    群れて来て
    向きかわる
    向き向きに
    紫の
    村々の
    村百戸
    虫のよう
    虫の穴
    虫めがね
    棟上の
    椋鳥の
    婿のきて
    娘言う
    <中・む>
    むかえるいとこの
    むかって投げる
    むくろとなりぬ
    むらさきうすき
    胸のふくらみ
    胸打ちたたく
    胸踊らせる
    群がるよりも
    結ぶと今日が
    向うの岸の
    向かいの家族
    向かって来るよ
    向きかはりゐる
    向こうで君が
    向こうはトンボ
    向こうは雪だと
    向つて吹ける
    紫うつる
    紫ひくや
    昔のことよ
    昔のことを
    昔の人の
    昔の夢に
    昔偲びて
    昔城下や
    息子はいつも
    村に今年も
    村のみんなで
    村の希望や
    村人役に
    虫歯にひびく
    夢中になって
    無言の駅に
    無言の冬木
    無人の廊下
    無人駅から
    無賃乗車の
    娘の肩に
    娘の彼氏が
    無限の空の
    むなしき空に
    無限の天を
    無象の天を
    <下・む>
    むさぼりぬ
    むらさきに
    胸を張る
    迎えうつ
    結ばれて
    結びては
    向ふむく
    村となる
    村の墓地
    村を過ぐ
    虫歯かな
    麦わら帽
    麦藁帽
    無一文
    無重力
    無人駅
    莚敷く

    俳句 メ
    <上・め>
    めいめいに
    メールより
    めかれたる
    めぐまれし
    めぐり来る
    めじろ来て
    めづらしき
    メラメラと
    めらめらと
    メリークリスマス
    めりめりと
    メンタムを
    眼に触るる
    眼覚めゐて
    飯くうて
    明滅す
    目も口も
    目を入れて
    目を伏せて
    目鼻なき
    <中・め>
    メールはいつも
    めぐりめぐりて
    めくるとそこに
    メダカの気分を
    メニュー読む夫
    めらめら燃ゆる
    メロディ笑顔が
    めんこい子供に
    眼に遠山の
    眼に何うつる
    眼の鋭さや
    眼の中の
    眼鏡のレンズ
    眼鏡を外す
    飯もおさいも
    迷路抜けたら
    目だけで送る
    目覚ましよりも
    目覚めてありぬ
    <下・め>
    目路のはて
    目鼻だち
    目出度さよ
    目刺焼く
    目覚め時
    目覚めをり
    目覚めよし
    目印だ
    目をとづる
    目をそらす
    目をうばふ
    目に立ちぬ
    目に高し
    目にたぐる
    目ざめゐる
    目が合った
    明治の書
    飯食へり
    飯を食ふ
    飯の膳
    巡る駅
    眼を囚ふ
    眼をあつめ
    めじろ押
    めしまづし
    めぐりたる
    メールする

    俳句 モ
    <上・も>
    もうすぐ梅雨
    もえさして
    もぎたての
    もくせいの
    もぐもぐと
    もちつきの
    もち丸め
    もてなしや
    もどりても
    モナリザの
    ものいはぬ
    ものうとき
    ものくふて
    ものたらぬ
    もののふの
    もの言はぬ
    もみじ狩り
    もらわれて
    もろもろの
    森の中
    森の風
    盛り分ける
    桃色を
    燃える日に
    物しらぬ
    物干の
    物言えぬ
    物書て
    物買うて
    物縫へる
    目標は
    餅伸びて
    餅搗きは
    戻り来し
    門に出て
    門深く
    門前の
    門灯の
    沐浴の
    <中・も>
    もういいかいの
    もうすぐみんな
    もうすぐ我が家に
    もじゃもじゃ頭が
    もたれ心や
    もち替ゆる手を
    もったいなくて
    もてあましけり
    もぬけのからの
    ものの生命や
    ものを燃しつ
    もの思ひ居つ
    もの燃え来り
    もまれて落ちぬ
    もらったこねこ
    もり上りたる
    モンシロチョウも
    元の所に
    元はとったと
    紅葉に映る
    催す頃の
    持たせしままに
    持たぬ私は
    森の息吹を
    森の中なる
    森の中行く
    森をはなれて
    潜れば夢の
    喪に服したる
    桃太郎てふ
    燃えて明るき
    燃え上りたる
    物足らぬ日の
    文字がかすんで
    文字もブルブル
    模様が描く
    猛暑の中の
    目標サイズの
    戻ってこない
    貰ひしままの
    紋白蝶と
    紋白蝶は
    門の中より
    門をめぐりて
    門を出てくる
    門を離れて
    もとの虚空に
    <下・も>
    もういない
    もうひと寝
    もう一人
    もう十年
    もう春だ
    もえちゃうね
    もがいてる
    もっている
    もつれつつ
    もてあます
    もとめつつ
    もどりくる
    ものが降る
    もののあり
    ものの影
    もらいけり
    もらいたい
    もらったよ
    もろの手に
    もん黄蝶
    紅葉かな
    最上川
    持ちてゆく
    持ってくる
    守る人ら
    森の中
    申しでる
    喪に服す
    燃えてゐる
    燃やしおり
    燃ゆること
    百舌と見る
    物干場
    物語
    文字をかく
    萌える山
    盲導犬
    勿体なや
    戻したい
    戻ってきた
    戻って来い
    門くぐる
    門の内
    凭れいる
    濛々と

    俳句 ヤ
    <上・や>
    やうやうに
    やうやくに
    やがて来る
    ヤギさんに
    やしの木に
    やすやすと
    やってやる
    やどかりは
    やまびこさん
    やりくりを
    やわらかに
    安売りの
    闇の中
    闇の夜に
    闇迫る
    屋根の上に
    屋根越に
    屋根裏に
    休み日の
    山の上
    山の端の
    山の端や
    山びこの
    山雨きて
    山猿と
    山下りて
    山国に
    山宿や
    山裾に
    山盛りの
    山畠や
    山彦の
    山鳴りの
    山鳴りも
    宿とれば
    宿のうら
    宿下駄の
    焼きいもで
    焼き芋と
    焼き芋を
    焼け跡の
    八重桜
    病む人の
    病める子の
    夜光虫
    野球部の
    野球帽
    薮中に
    <中・や>
    やうに出遅れ
    やさしい人も
    やさしい冬が
    やさしく見てる
    やや濃くなりし
    やると意外に
    闇にゆれゐる
    闇に険しき
    闇のどこかに
    闇を流るる
    屋根から雪が
    屋根ではっしゃを
    屋根に流るる
    屋根の合間に
    屋根より高き
    山がよんでる
    山に雲飛ぶ
    山のいのちの
    山のやうなる
    山の子ひとり
    山の上なる
    山の畑の
    山の遙に
    山を洗ひて
    山影つくる
    山々近き
    山彦かすか
    宿り宿りの
    夜潮満ち来し
    野球バットの
    野球見ていた
    野球小僧の
    野性の匂いを
    優しいウソが
    優しいくじらと
    優しい方に
    優しき母に
    <下・や>
    やがてひま
    やがて消ゆ
    やさしさよ
    やせがまん
    やってきた
    やってくる
    やって来る
    やはらかき
    やはらかに
    やりとげる
    やんちゃな子
    闇がある
    闇に浮く
    屋根伝う
    山がなる
    山と積む
    山の影
    山の窪
    山の樹々
    山の宿
    山の茶屋
    山は晴
    山は昼
    山びこに
    山めぐる
    山をなす
    山遠さ
    山家妻
    山近き
    山仕事
    山住ひ
    山裾を
    山男
    山刀
    山童
    山眠る
    病みあがり
    病みおもる
    夜気せまる
    夜勤かな
    野菜ぬく
    和らかく

    俳句 ユ
    <上・ゆ>
    UFOは
    UFOも
    ゆうやけに
    ゆきだるま
    ゆく水の
    ゆさゆさと
    ゆずたちは
    ゆず風呂で
    ゆたゆたと
    ゆっくりと
    ゆつくりと
    ゆらゆらと
    ゆるやかに
    ゆるゆると
    ゆれている
    温泉に浸り
    温泉の宿に
    温泉の宿や
    温泉の底に
    弓なりに
    結ひたての
    行がけに
    行きくれて
    行きずりに
    行き馴れし
    行く秋や
    行く春の
    指人形
    床下の
    譲らない
    雪うさぎ
    雪ウサギ
    雪がふる
    雪が降り
    雪が降る
    雪だるま
    雪とける
    雪の音
    雪の森
    雪の朝
    雪の日は
    雪の峰
    雪ぼうし
    雪下ろし
    雪解け水
    雪景色
    雪降るや
    雪降る夜
    雪降れば
    雪合戦
    雪催い
    雪祭り
    湯あがりの
    湯けぶりの
    湯けむりの
    湯タンポが
    湯壷より
    湯豆腐の
    湯豆腐や
    夢を追う
    悠然と
    遊園地
    夕ぐれは
    夕づきて
    夕映に
    夕映ゆる
    夕顔に
    夕空を
    夕焼けが
    夕焼けと
    夕焼けに
    夕焼けの
    夕晴れの
    夕川や
    夕日さす
    夕暮れに
    夕方の
    夕立は
    夕立を
    夕浪に
    揺れ光る
    <中・ゆ>
    ゆうべ天使が
    ゆかしき京の
    ゆき交ふ人に
    ゆくてさへぎる
    ゆっくりしててよ
    ゆっくり道を
    ゆっくり来てね
    ゆるむともなし
    ゆれてうつれる
    ゆれる遊具と
    結ひたての髪
    行きかうような
    行きて戻れる
    行くうれしさや
    行く外はなき
    行く手の野路の
    行く友の背に
    指で漢字を
    指に輪を描き
    床にこぼして
    雪と私と
    雪にうもれて
    雪にかくして
    雪ふる夜と
    雪をみている
    雪降る音を
    雪降る街の
    雪降る町の
    雪降る町を
    雪合戦は
    湯気も上手に
    湯気を分ちて
    湯泉宿へ帰る
    豊かに落つる
    夢「鳥」と書いて
    夢いっぱいの
    夢という名の
    夢と一緒に
    夢の中でも
    夢をのせ行く
    夢を語って
    夢語るけど
    誘惑されて
    夕べの空の
    夕べは躍る
    夕日が照らす
    夕日しずむと
    夕日に映ゆる
    夕日のロマン
    夕日の残る
    夕日の前に
    夕日の中へ
    夕日まるごと
    夕飯遅き
    夕風うつる
    夕立雨も
    揺ぎ咲いたり
    揺り起さるる
    揺れて大きな
    揺れる心と
    揺れる風鈴
    茹で上りたる
    ゆふべの空に
    <下・ゆ>
    ゆかしむる
    ゆがみたる
    ゆがんでる
    ゆきあかり
    ゆきだるま
    ゆきなやむ
    ゆきもどり
    ゆくならひ
    ゆくばかり
    ゆく下に
    ゆさぶって
    ゆずになる
    ゆたかなる
    ゆめうつつ
    ゆめの中
    ゆらめける
    ゆりかごだ
    ゆりかもめ
    ゆり落す
    ゆるやかに
    ゆれている
    ゆれる春
    ゆれる冬
    云う女
    弓張月
    行き合へる
    行く一人
    指一本
    指立てる
    床に入る
    床暖房
    譲り合ふ
    雪うさぎ
    雪がふる
    雪が降る
    雪だるま
    雪になり
    雪のあと
    雪のよう
    雪の駅
    雪の音
    雪の国
    雪の朝
    雪の粒
    雪を喰む
    雪景色
    雪降る夜
    雪女
    雪兎
    百合鴎
    夢がある
    夢かとも
    夢さむる
    夢に来し
    夢の中
    夢ばかり
    夢ひらく
    愉悦かな
    油垢しむ
    柚子ひとつ
    郵便屋
    夕ぐれに
    夕ばえて
    夕ふかし
    夕まぐれ
    夕映に
    夕刊来ぬ
    夕食に
    夕心
    夕日かな
    夕日見る
    夕庇
    夕立かな
    揺ぎかな
    揺するなり
    揺れる春
    揺れ止まず

    俳句 ヨ
    <上・よ>
    ようこそと
    よき道の
    よく笑ふ
    よせかけて
    よっこらしょ
    よはよはと
    よろよろと
    横さまに
    横町へ
    嫁荷来る
    嫁行くな
    嫁入の
    喜びを
    寄らで来し
    寄り添うて
    寄り添わす
    寄れば樹の
    四つ辻に
    粧ひの
    酔ひ帰り
    酔ふて泣く
    読みさしの
    夜になり
    夜に入りて
    夜の雲に
    夜の蟻
    夜の空
    夜をこめて
    夜を鳴らす
    夜座はてて
    夜桜に
    夜半に着く
    夜目に浮く
    余生まだ
    幼稚園
    用件を
    用足しに
    用足りて
    欲出すな
    夜の空
    <中・よ>
    4泊5日で
    ような顔した
    よぎる思ひの
    よぎる日筋や
    よき空のある
    よき声もてり
    よき旅をして
    よく肥りたる
    よごれし足を
    よっぽど器用な
    よばれて照れる
    よもすがらなる
    よりかかってく
    横顔見せて
    横丁に住む
    横目にたどる
    黄泉路の旅や
    喜びとべり
    喜び事の
    寄せては返す
    寄せる匂ひや
    寄って来てゐる
    寄ればたかぶる
    呼ばれ続けた
    四つ並べて
    四時半過ぎの
    四次元世界の
    四十とべた
    四等身を
    粧ふを待つ
    酔はありけり
    蘇りたる
    読み居て淋し
    八日きりりと
    夜に小さな
    夜のペンキ屋
    夜の鏡を
    夜の豪雨に
    夜の祭は
    夜の早や来たり
    夜は明るさよ
    夜をいつくしみ
    夜を眠りたる
    予約をおえて
    余生に小さき
    余白のなかへ
    良いとこだけを
    良くも悪くも
    齢めでたし
    夜空の泣けり
    夜空はあかき
    <下・よ>
    ような味
    ような恋
    ようにおく
    ように眠る
    よかったね
    よくすべる
    よくまはる
    よく見える
    よく光る
    よく似てる
    よく喋べる
    よごれなし
    よっつ越え
    よみがえる
    よみがへり
    よもすがら
    よりも濃く
    よろこべり
    よろめきぬ
    汚れかな
    横ころげ
    横たはる
    横隣
    嫁の声
    寄りそった
    寄り掛かり
    寄り添えり
    呼びかくる
    呼びさます
    呼び戻す
    四次元だ
    四方の山
    宵のほど
    宵の雪
    宵景色
    酔っ払い
    世に遠し
    世に疎し
    世は移る
    澱みゐて
    読み聞かす
    読み返す
    読む書あり
    読めるかな
    蓬餅
    夜に入りし
    夜の雲
    夜の河原
    夜の蟻
    夜の人
    夜の町
    夜の道
    夜の門
    夜の立木
    夜はたのし
    夜は更けぬ
    夜は静か
    夜をかさね
    夜を守れる
    夜空だな
    夜長かな
    夜半さびし
    夜々うるむ
    予想する
    余寒かな
    用心棒
    良いお腹
    良かったな

    俳句 ラ
    <上・ら>
    ラジオより
    ラムネの栓
    ランドセル
    ランドセルに
    ランナーを
    落書も
    落日の
    落陽に
    欄干に
    <中・ら>
    ラが恋をして
    ラケットで打つ
    ラジオのボリューム
    ラジオ体操
    ラムネの泡の
    ランプみたいに
    螺鈿の青の
    <下・ら>
    ラムネ味
    ランドセル
    来世かな
    落花かな
    落書きす

    俳句 リ
    <上・り>
    りんりんと
    立春の
    立春や
    両の手に
    両親の
    両隣
    六花とは
    <中・り>
    リズムたのしく
    リズムに合わせて
    リュックサックを
    リュックに詰めて
    リュックのにおい
    りんと残して
    理由は多分
    立春の文字
    竜の息吹く
    龍馬が背負う
    両手に提げて
    林檎剥く手に
    凛々として
    リボンを空に
    <下・り>
    リサイクル
    りりしさは
    りんりんと
    理数系
    陸上部
    立夏かな
    旅行する
    旅行中
    林檎色
    凜となる
    竜宮城
    理髪店
    漁師町

    俳句 ル
    <上・る>
    るすばんも
    留守に来て
    <中・る>
    留守預りし
    <下・る>
    流人の碑

    俳句 レ
    <上・れ>
    冷凍庫
    霊場の
    恋愛の
    蓮華草
    <中・れ>
    レシピそのまま
    レモンに夜を
    冷蔵庫掃除機
    歴史が語る
    歴史の匂う
    列の後ろに
    列の中なる
    列を作って
    <下・れ>
    レストラン
    レノンの忌
    れんしゅうだ
    連鎖する

    俳句 ロ
    <上・ろ>
    路地にきて
    廊下ゆく
    老ふたり
    老眼鏡
    老母乗せ
    <中・ろ>
    路次のぬかるみ
    路地をふさぎぬ
    楼門仰ぐ
    六年の字が
    六年生が
    <下・ろ>
    楼の色
    老移民
    老詩人
    老夫婦
    六地蔵
    六年を

    俳句 ワ
    <上・わ>
    わがうちの
    わかるんだ
    わっと来て
    わやわやと
    わらじはく
    我かげの
    我ために
    我れ乗れば
    我庭や
    吾が獲りし
    吾妻を
    吾夫を
    私たち
    私の恋
    私より
    若菜摘む
    笑いジワ
    笑いたい
    笑い泣き
    笑い声
    渡す柚子
    忘れもの
    忘れ咲く
    忘れ鉢
    忘れ物
    訳もなく
    湧く雲を
    脇向いて
    脇差の
    脇役に
    佗助が
    侘助や
    <中・わ>
    わが悔恨に
    わが指太く
    わが足音を
    わたがし買った
    わたしと地球と
    わたしにけんかを
    わたしに似てる
    わたしのとなりに
    わたしの希望が
    わたしの口に
    わたしの小指と
    わたしの部屋の
    わたしの母の
    わたしも一緒に
    わたしをすくって
    わづかに磨く
    われて落るや
    我がうしろより
    我が家を守る
    我が子の声や
    我が子以外は
    我と金魚と
    我に悔あり
    我に向ふや
    我より孫へ
    我よ我よと
    我をつつめる
    我家へつづく
    割って押し入る
    私がいると
    私が通る
    私が眠るまで
    私たちは
    私と空との
    私にくれる?
    私のセーター
    私の解凍
    私の間に
    私の近くに
    私の心
    私の成長
    私の前を
    私の大きな
    私の中で
    私の仲間
    私の得意な
    私の歩幅を
    私も殻に
    私も泣いて
    私見ながら
    若さのかけら
    笑いが絶えない
    笑いも喧嘩も
    笑い飛ばせる
    笑えぬギャグに
    笑える程の
    笑った顔の
    笑ひこけたる
    笑ひ答へや
    笑ふが如き
    渡す赤子や
    渡りしよりの
    分かちて春の
    別れた友に
    別れの思ひ
    別れをつげた
    別れを告げる
    忘るる旅の
    忘れてしまう
    綿毛のような
    湧きたつ泡や
    輪になり心
    輪切りにすれば
    湾もりあがり
    <下・わ>
    わかれみち
    わけでない
    わたしでしょう
    わたしの手
    われは生く
    われもして
    われ歩く
    ワンピース
    我がお腹
    我がクラス
    我が家かな
    我が家にも
    我が姉よ…
    我が子かな
    我が息子
    我が独り
    我が畑
    我が来し道
    我を呼ぶ
    割りにけり
    吾が歩む
    吾のもの
    吾の在る
    吾を離る
    若夫婦
    若葉かな
    若葉風
    笑いけり
    笑いじわ
    笑いたい
    笑った目
    笑ってる
    笑はれて
    笑ひあふ
    笑ひをり
    渡そうか
    渡り合ふ
    童うた
    分ち合ひ
    別れけり
    忘れけり
    忘れもの
    忘れられ
    訳がある
    輪が出来て
    輪に入れて
    話題なし

    俳句 ヲ
    <上・を>
    をちかたに
    をりをりの
  • 季語という用語は、1908年に、大須賀乙字によって初めて使用されたといいます。 特定の季節を表すとあらかじめ解っている数多のキーワードを季語といいます。 俳諧の連歌や俳句においてよく用いられ、特に俳句では原則的に使用されることが決まっているほど、重要視されます。 なぜかというと、連歌などは、読み手が転々とするにも拘(かか)わらず、前の句などからテーマを絞って、次々と皆で発想して読み継いでいかなくてはいけない形式だったので、連想の範囲を定める必要等があったのです。 鎌倉時代頃に本格的に隆盛した連歌ですが、最初の575にあたる発句は、折々の季節にあった詞が入るようにといった工夫がされていました。 そのため、『連理秘抄』(著者・二条良基)や『連歌至宝抄』(著者・里村紹巴)など季語を集めた書物も誕生しました。 近現代では歳時記に多く集められ、生活を題材にした季語も沢山載っているので、俳句作りに役立つこと請け合いです。

    春の季語

    初春
    二月
    睦月
    旧正月
    寒明け
    立春
    早春
    春浅し
    春日和
    春の空

    夏の季語

    初春
    立夏
    夏浅し
    夏めく
    夏の月
    夏の星
    夏の日
    夏の雨
    夏の風
    炎天

    秋の季語

    初秋
    残暑
    秋めく
    秋色
    秋晴
    秋の声
    秋の空
    天高し
    秋の雲
    鰯雲

    冬の季語

    年の瀬
    大晦日
    年越しく
    節分
    除夜
    師走
    神無月
    山眠る
    こたつ
    ストーブ