一番短い俳句は大橋裸木(おおはしらぼく1890~1933)の
陽へ病む(ひへやむ)
だと言われています。わずか4音。裸木は「層雲」という自由律の結社に属し、主宰の荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)から「俳句の鬼」と呼ばれたと伝えられています。
プロフィール
蜂谷一人
1954年岡山市生まれ。俳人、画人、TVプロデューサー。「いつき組」「街」「玉藻」所属。第三十一回俳壇賞受賞。句集に「プラネタリウムの夜」「青でなくブルー」
公式サイト:http://miruhaiku.com/top.html